ルリタテハ
11月16日(月)車で外出して、用事を済ませて帰宅したところ、門柱にルリタテハがとまっていました。
翅を開いて。
嬉しくって、先ずはとりあえず車の窓からコンパクトデジカメで2枚ほど撮ってから、そっと回って家の中から一眼レフを取ってきて、まだいるかな?と見れば、います。
ただ、翅を閉じてしまっていました。う~む。翅を開いて見せてくれないかなぁ。
と気長に待つことにしました。晴天とはいえ、もう気温も低くなって、そうそう元気に飛び回れるときではないので、一切干渉せずに待ちました。
そうしたら、開いてくれたんですね。上の写真。
きれいでしょ。
翅はほぼ無傷。美しいルリ色の模様を見せてくれました。
美しい鱗粉の並びまで見せてくれました。
内と外の落差が大きいですね。
今年は10月に2回、ルリタテハの羽化に成功しました。
なんだかなぁ、あの2匹のルリタテハのうちの1匹が挨拶に来てくれたような気がしてしまって。なんとなく、胸が熱くなってしまって。
個体としての存在をそろそろ終わりにして、生命の流れに回帰していく前に、ちょっと顔を見せに来てくれたような気がして。
帰宅した妻と写真をゆっくり眺めました。妻もそんな感情にとらわれたようでした。
二人して、心の奥に温かいぬくもりを灯してもらって、嬉しいね、嬉しいね、と。
あの個体とは限らないんですけれどね。ただ、チョウを飼育して、羽化に立ち会うと、こういうことにも出会うんです。どの蝶を見ても、親しい気持がして、心が温まるのです。
ほんと。ひとこと。
うれしかった。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-ea8a.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-19aa.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-4ea4.html
このあたりに、羽化の時の記事があります。参考まで。
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