おさんぽかかし:都立高校脇にて
お恥ずかしいことです。ガーベラか?などと書いたあの花です。
花そのものの名前は分かりません。キク科の花としておきます。
さて、この花、実はその姿を見て「?」と思ったとのですね。
これは近所の都立高校のフェンスからはみ出してきたものです。
一見、「ん?蔓性のキク?」となってしまったのですよ。
葉は蔓と紛れているし、上の方から垂れているし。
なんだなんだ、とモンパルを減速して近づいて行ったのでした。
花だけをクローズアップしていてはダメで、植物全体の「姿」を見なければいけない、ということはわかってはいるんですが、植物に比較的弱い私としては「ここをみればわかる」というポイントがつかめていないんです。昆虫の場合だと、可能な限りのアングルで、このあたりの特徴さえつかんでいれば検索できるよな、というポイントがほぼ分かるんですけれどね。
さて、花に近づいていけば虫がいる(ことが多い)。
今回は、ルリマルノミハムシがいました。
小さいんです。4mmくらいかな。
で、「ルリ」といいますが、正直「クロ」です。
「ハムシ」ですが、こうやって花の花粉を食べているのではないでしょうか。
授粉の媒介者になってくれます。
花にいる真っ黒に輝く小さな昆虫で、体の脇に後脚がちょこっとはみ出している、というのがパッと見の判定基準。慣れればすぐわかります。
どうしても、クローズアップに傾きがちな私でした。
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