ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハの幼虫が前蛹になりました。
9月29日。
この状態から脱皮すると蛹になります。
頭をぐっとまげ、肢をそろえていますね。けなげな姿です。
糸で体を支えているのも見えます。
9月30日。
蛹になっていました。
脱皮の時の脱け殻が引っかかっていますが大事には至らないと思います。
二本の太い角があるような形です。
明らかにアゲハとは違いますね。
翅になる部分が見えています。
頭の部分、角のような部分の付け根あたりを拡大した画像ですが、「眼」のような丸いものがあります。なんだろう。
幼虫時代の脱け殻の「顎」が写っています。
今、蛹の体内では、大改造が行われています。
「歩く消化管」のような状態でしたが、その時に用意しておいた成虫になった時の器官の「芽」が成長するのです。幼虫時代の不要なものは細胞が自ら死んで栄養となり、成虫の体を作ります。神経系だって作りなおしなんですよ。
なにせ、空を自在に飛ぶようになるのですから。とてつもない大仕事が静かに進行中です。
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