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2009年10月26日 (月)

アキアカネ

1016akiakane110月16日の昼過ぎ。あたたかい午後。

線路の柵にアキアカネがとまっていました。
ちょいと、「秘密の技」を発揮。
1016akiakane2
捕虫網も使わず、素手で捕まえました。
といっても、マンガ見たいに、トンボの目の前で指を回して、トンボの目を回させて・・・というのではありません。
こういう穏やかな日に日向ぼっこをしているアカトンボは、脅かしさえしなければ、ものすごく近寄ることができます。
で、ちょっっぴりふわっと浮き上がっては、またてっぺんに戻る、ということを繰り返します。これを利用するのです。
とまっている杭のすぐそばにそっと手を近づけて、人さし指と親指をそばに出すんですね。
で、アカトンボが浮き上がっておりてくるときに杭ではなく、どちらかの指にとまらせてしまうんです。
そうしたら、親指と人さし指をそうっと近づけていって、最後、ぱっと、指先を閉じてトンボの脚をつまんでしまうのです。

秘技「トンボつまみ」!?

こうやって捕まえたのが、上の写真です。
さて、もし、トンボを捕まえたらぜひやってみていただきたいことがあります。
1016akiakane3
こうやって、水面に腹部の先端をちょんちょんとつけてやるのです。
卵を産みきっていなければ先端が水に触れるたびに産卵してくれます。

インスタントコーヒーの空き瓶などがいいですね。
産卵後しばらくすると卵は底に粘着します。

シオカラトンボは産卵から1週間くらいで孵化します。1mmあるかないかという小さなヤゴが泳ぐ姿はかわいいですよ~。まるでガラス細工のように透明なんです。
餌といっても用意できるようなものではないので、水槽に適当に水草などをはやしておいて、瓶ごと沈めてやればいいでしょう。大きくなったらメダカでも食べます。

アカトンボの場合は、卵で冬を越して、3月末か4月初め頃、孵化します。
瓶ごと水槽に沈めておけば、やがて泳ぎだしてきます。

上のトンボさんには、演技のお礼を申し上げて、大空へ放してやりました。

秋です。

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