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2009年10月 3日 (土)

2009.9.28付 朝日歌壇より
教室に蜂飛び込んで生徒らは急にがやがや蜂と戯る:(水戸市)松下亨

都会の学校では「戯る」では済みません。ハエ1匹でも教室中大騒ぎですよ。昆虫に対する恐怖感はひどいものです。
でも一方で、授業においてこういうハプニングはつきもの。ハチがくれば、「電気消しな」「窓を開けて」と指示を出して、外へ出ていってもらう。ついでに昆虫の習性について5分、10分ウンチクを語る。
雪が降れば、雪のウンチクを、雷が鳴れば雷のウンチクを、・・・
授業計画はしっかり練るものです、しかし、その計画は授業開始とともに放棄!
ありとあらゆる状況に対応して、機に臨んで変に応ず、でたとこまかせ。
授業はライブステージなんです。教師が予定通りに、毎年同じに勝手にできるものではないんです。生徒と教師の合作なんです。探り合いに始まって、乗り、終演へ向かって疾走するものなんです。授業は生き物なんです。遅刻は授業を殺すんです。ライブステージを見にいって、遅刻して堂々と邪魔しますか?

31年教師やりましたが、同じ授業なんて一度もやったことないですよ。

蜂だって授業の共演者なんです。

2009.9.14付 朝日歌壇より
通勤の車内に迷える蜂飛びて窓辺につくる無口なウェーブ:(東京都)木塚 葉

駅に停車中に窓を開けたりドアへ誘導すれば何とかなるでしょうに、ね。

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