イチモンジセセリ
ちょっと、なんだか、すごい写真が撮れました。
ボウガシの葉の上。ちょうど眼の高さのところにイチモンジセセリがとまっていました。何度もブログに載せていますから、あまり真剣な気分ではなく、やぁ、こんにちは、という気分でシャッターを切ったんです。フラッシュたいて。
なんと、こんな姿が写ってしまった。
アシナガキンバエは、フラッシュに反応して飛んでしまうので、なかなかうまく撮れないという話は何度もしました。
でも、イチモンジセセリもこんなことができるなんて知らなかった。
フラッシュに反応して葉から飛び上がった瞬間なんです。
で、そのまま飛び去るのかというとそうではなくて、すぐ近くの葉に戻るんです。
これも飛び上がった瞬間。
羽が動いて、背景と重なり、まるで翅が透けてしまったみたい。
どういう「心理状況」だったのでしょう?何か興奮していたのか。でも、嫌って飛び去るわけじゃないしなぁ。不思議なんです。
この写真よく見てください。
上2枚とはチョウの体の向きが違うんですよ。
上2枚は、飛び上がった地点に対して腹を向けている。ですから、「とびすさった」という状況ですね。
3枚目は違うんです。飛び上がった地点に対して背を向けている。つまり、飛び上がっただけではなく、体を180度回転させてしまったんですね。
脚が見えますでしょ、口も見えますでしょ。
なんという顔をしているのやら、いやぁ~、びっくりした。
あんまり、飛び上がらせてはかわいそうなので、これで終わりにしましたけれど。
イチモンジセセリって、結構接写を許してくれるのんびりムードのチョウなんですけれどねぇ、ふだんは。
飛べば直線的に猛スピードで飛べるんですけれどね。
フラッシュ光に反応してこんな姿を見せてくれたのは、初めてのことでした。
すごい姿・能力を見せてくれてありがとうね。
それにしても、かわいい顔ですねぇ。
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