ムラサキシジミ(続編)
翅のすき間から、青い色がわずかに見えています。
なかなか翅の模様を見せてはくれません。
そのうち、こんな行動をとりました
これ、産卵行動ですね。
そうなのか、メスなんだ、とこの時点で認識したわけです。
ここはボウガシの葉の上なんです。
前の記事でご紹介したサイトによれば、ムラサキシジミの幼虫の食草は「カシ類」だそうです。
いいわけか、ボウガシでも。
何回か産卵行動をしてから、飛び去って行きました。
一か所だけ、ココ、と記憶しておいたので、その葉を見ると
小さな卵。肉眼ではただの丸い卵だったのですが、こうやって接写してみると、何やら表面に細かい構造があります。
このくらいが限度なんですが。
信じられないような美しい微細構造があります。
どうやってこんな微細な構造を作るんでしょう?
不思議ですねぇ。感動的ですね。
孵化が見たいと葉っぱごととり込んだのですが、残念ながら失敗。
温度の変化が少ない、明暗の変化がはっきりしない、そういった影響があったのかなぁ。孵化しませんでした。自然界でも全てが孵化するわけではないでしょうけれど、やっぱり残念です。
卵の大きさを知っていただくために、物差しと一緒に写した写真です。
1目盛が0.4mmです。
ですから、約0.8mm程度の大きさの卵であることがお分かりいただけるでしょう。
とり込まなかった卵が何個かあのあたりにあるはずです。
幼虫に出会えるといいのですが、まだお目にかかれません。
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント