おらは死んじまっただ
「つぶらな瞳」のコフキコガネです。
クルミの葉についていました。
写真を撮るために葉を左手でよけて、一枚。
手を放したら大きく揺れたのですね。そうしたら
ポトリ
「おらは死んじまっただ」と主張しています。
脚を縮め、触覚も倒し、まったく動きません。
「擬死(thanatosis)」といいます。
捕食者は通常、動かないものを凝視し続けることはないので、有効な目くらまし効果があります。
あんまり擬死状態が長いと付き合いきれないが、しばらく見ていようと、手のひらに乗せていたら
そろそろいいかな?
と慎重に擬死状態が解除され始めました。
前脚が動き始めたところです。
計ったわけではありませんが、5分は経っていないでしょう。
ニヤッと笑いながら草むらへ放してやりました。
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コメント
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クモも死んだふりが得意ですよね。部屋のカーテンにたぶんクサグモだと思うのですが、たかっていたのでティッシュでそっと包んだらあっという間に死んだふり。ミョウガの葉に乗せておいたのですが次の日には立派なクモの巣が張ってありました。虫の死んだふりには思わず笑ってしまいますね^^;
♪おらは死んじまっただ、おらは死んじまっただ、天国へ行っただ~ こんな歌だったかしら?「帰って来たヨッパライ」懐かしいです。
投稿: 桔梗 | 2009年8月 6日 (木) 23時18分
私個人の経験なので一般化できませんが、ゴキブリを見つけたら、手元にあるもので、とにかく、ゴキブリのそばを強く叩きます。すると、強い風を感じたためか、振動のためか、ゴキブリがほんの何秒か動けなくなります。その間に、こちらの体勢を立て直して狙い澄ましてたたくとうまく叩けます。
擬死ほどではないでしょうが、衝撃で虫が動けなくなることもあるようですよ。
帰って来たヨッパライは、衝撃的でしたが、最後にエリーゼのためにが重ねられた、あのむちゃくちゃな感覚が好きでした。
投稿: かかし | 2009年8月 7日 (金) 11時08分