ツユムシ
ツユムシの幼虫ではないでしょうか。
かなり腹部のボリューム感があるので、セスジツユムシではないと思うのですが。間違っていたらご指摘ください。
白山神社で、梅の葉にとまっていました。まだ翅が芽の状態。終齢くらいでしょうか。
白山神社は「剪定」をしたばかり。
植木屋さんが手仕事で丹念に刈り込んだという感じではないんです。
エンジンカッターをブンブンうならせて、手当たりしだい、当たるをさいわい切り落とす、といった感じの剪定で、すっかり木々は裸にされてしまいました。
いくらなんでも、こんな刈り方ありか?・・・という感じで、私たち夫婦としては、少々ムッとしていたところです。
そこへ、梅の木の葉っぱにツユムシときた。
おまえ、ホントは草の葉っぱの方が好きだよなぁ、と二人して同情。
連れて帰ろう、と衆議一決(二人ですけどね)。
我が家には単子葉の草もいっぱいあります。配偶者は見つからないかもしれないのですが、この、(植物的に)荒れ果てた神社の境内で暮らすよりはいいと思うよ、というわけです。
買い物袋に入れて、連れ帰りました。
我が家に帰って、袋をのぞくと、アラひとウンチ、と妻が笑っています。
袋から飛び出して、ヒメクチナシの葉にとまったところを記念撮影。
すぐに、木の下へ下りてゆきました。
心行くまで「草」を食べてください。
公園も、神社や寺も、みんな下草を徹底的に刈ってしまうんだものなぁ。あれじゃ虫たちは生きにくい。でもって、鳥はかわいいというのは、変な話。アンバランスなことです。
愛鳥家の皆さん、ぜひ、虫もかわいがってあげてくださいね、でないと、鳥も生きられないんですから。
神や仏のおわします神社やお寺さん、虫も命なんですよ。命を平等に愛でてくださいね。
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