ドウガネブイブイ
フチベニベンケイの葉に止まっていました。
ドウガネブイブイです。
実はこの時は葉を食っているとは気づいていませんでした。ただとまっている、としか認識していませんでした。(フチベニベンケイの葉って食べられることが少ないし。)
一枚写真を撮って、ここはダメ、別のところに行きな、と引きはがそうとしたのですが、かなり強い力でしがみついていました。
なんとか引きはがして手のひらに乗せて記念撮影。
コフキコガネの眼がかわいい、つぶらだ、とひとしきり騒ぎましたから、ドウガネウブイブイの顔も撮ってあげました。
いかがでしょう?
かわいいですよね。
さて、どこかへ飛んでけぇ、と投げようとしたら今度は手にしっかりしがみついてしまって離れようとしません。コラコラ、だめでしょ、とかいってはがそうとしたら・・・
やられました。
あ~あ、これは「うんがついた」というべきだよなぁ。
むにゅむにゅと。
苦笑いしながら、引き離し、ぽんと投げ上げると、翅を開いて家の裏の方へ飛び去って行きました。
ついてます。こんな写真が撮れるなんて。
これ、ドウガネブイブイがついていた葉です。
かじりとられてますね。
かじりとられて消滅した部分が、ドウガネブイブイの体内を通過して私の手に移動してきたわけです。
肉食性の動物の糞と違って、匂いもない。
妙なものを、観察しました。
ところで、以前から気になっていることなのですが、ドウガネブイブイって、どういう名前なんでしょう?
「どうがね」は「銅鉦」でしょう。これはまず確かです。
「ぶいぶい」がねぇ。「カナブン」の「ぶん」と同じなんだろうな、と広辞苑を引いてみると
かな‐ぶん【金○】コガネムシ科の甲虫。体はやや扁平、青銅色で光沢に富み、体長約2.5センチメートル。クヌギなどの樹液に集まる。また、俗にコガネムシ類をいう。かなぶんぶん。<季語:夏>[広辞苑第五版]
「○」のところは「文」の下に「虫」です。「虫」の横に「文」、なら「蚊」ですよね。同じ字でしょう。「蚊」の音読みは「ぶん」ですか。
「ぶんぶんと音を立てて飛ぶ、あかがねの鉦のような色をした虫」ということでしょうか。
これ、想像です。正しい説ではないので信じないでください。よろしく。
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コメント
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おもしろい名前ですね。何をぶいぶい言わせているのかしら(笑)。名前のわりには可愛いですね。おまけにキレイな緑のウンチ、そんな体験はなかゝ出来ないですよ。うらやましい(笑)。
投稿: 桔梗 | 2009年8月14日 (金) 06時28分
「うんのつき」というのもあります。
セミのオシッコ、というのはセミ捕りをしたことのある少年ならたいてい経験してますが。ドウガネブイブイの「うん」は珍しい。
チョウの幼虫の場合は、ウンチを見ていて、ベチョ・ウンチをしたら蛹になるぞ~というサインですから、やはりウンチは大事なものです。
投稿: かかし | 2009年8月14日 (金) 13時35分