アオスジアゲハ(2)
すばらしいアオスジアゲハの舞いに酔いしれた後、さて、散歩だ、と脚を踏み出そうとしたら。
今度は、二匹でやってきました。
またまた、うわあ、です。
また、大声で妻を呼びました。なによ、という顔で出てきた妻も、茫然です。
多分オスがメスに交尾を迫っているのでしょう。
でも、交尾には至りません。
交尾拒否ならメスが直線的に飛び去ってもよさそうなものなのに、違うんだなぁ。
ゆったりと二匹で舞いまわるんです。
翅は激しくはばたいているのですが、体の動きはゆったりなのです。ホバリングで空中停止、というのとも雰囲気が違う。
激しい動作でゆったりと舞う、という感じ。
二匹で、からむように舞います。
しかも、空間は広いのに、玄関先からガレージのあたりの、限定された範囲内を、あちらへふわり、こちらへひらり、二匹で舞いまわるのです。
自分たちが一体何を見ているのか、わからなくなるような、幻想的な雰囲気。
しかも、アオスジアゲハの青い色が日光を反射して宝石のようにきらめくんですよ。
なんとも豪華な、きらびやかな舞でした。
わざわざ、見せに来てくれたのかなぁ、いったい今のは何だったんだ?と妻と二人で、深く息をつきました。
いや、ほんとうに、すごいものを見ました。たまたま、妻と二人で見て、この経験を共有できたこと、これ以上の「仕合せ」はありません。
緊張がほぐれた時、軽いめまいのような、疲労感のようなものを覚えました。
この出来事のほんの一部分しかお伝えできませんが、ご紹介しました。
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