« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009年8月

2009年8月31日 (月)

カマキリの眼

0825kamatan1カマキリを離す前の記念撮影のとき、思いっきり近づいて撮った写真が何枚かあります。

これを見てください。
複眼の中に黒い点がありますね。
「偽瞳孔」といいます。複眼をつくる個眼のうち、こちらを向いている個眼には、入って行った光が戻ってきませんから黒く見えるのです。カマキリの偽瞳孔はとてもくっきり目立ちます。まるで、こちらを見つめているような感じにさせられます。どちらから見ても、みている人の方向に黒い点が見えるということになります。
さて、触覚の付け根のところに単眼が三つ見えますね。
今回、この単眼を眺めていて、アレッと思いました。
顔の表面からドーム状に盛り上がっていて、特に方向性のない単眼が多いと感じていましたが、カマキリの単眼は違うようですね。
明らかに、顔の前方、右方向、左方向と三方を向いていますね。
0825kamatan2
このカマキリでも同じです。
光の向き、あるいは影の向きがわかって、餌を捕獲する行動に資するのではないでしょうか。
そんな気がしました。

0825kamatan3 ハラビロカマキリはどうなんだ?とみたら、やはり同じです。

確実に方向性のある単眼ですね。
この写真では複眼を作る個眼の配列も少し反射光で見えています。

複眼では両眼視差を利用した立体視ができるし、単眼には方向性があるし、狩人としてのカマキリの能力はすごいですね。(ベタボレ)

いっぱいお目にかけました。カマキリが苦手な方には申し訳ないことでした。ご容赦を。

さようならカマキリさんたち(4)

0825harabiro11ハラビロカマキリです。

体長が少し短くて、幅が広いです。「首」も「翅」も。
翅に紋があるのが特徴。
腹部が少し翅からはみ出しています。立派なメスですね。
0825harabiro12
ハラビロカマキリはオオカマキリよりも少し気性が荒い、よく動く。
で、蓋から私の手に移ってきてしまいました。
私たち夫婦は慣れていますから、くすぐったいだけで、のんびり構えて遊んでいられますが、これ、慣れない人だと焦るでしょうね。捕まえようとしてカマで挟まれるかもしれません。(それもそう痛いほどでもないのですけれどね・・・)
0825harabiro13
脱け殻でみても腹部が太いですね。

さぁ、これで全員庭へ出て行きました。
無事でな、元気でな。

何となく気が抜けたような気分です。
しばらくはチョウの飼育の方に気力を移すことにします。

さようならカマキリさんたち(3)

0825ookama313匹目。オオカマキリ。

ふたの裏側に逆さまになっていたのを、蓋をあけてこの姿勢にされたわけですが、あわてる様子もない。
この大きさのオオカマキリだと、セミを捕まえて食べることもあります。
激しい能力を秘めて悠然と構えているのがいい。
(もうカマキリベタホメ)
0825ookama32 終齢幼虫のときの翅の芽が美しい。
こんな短い芽の中に、成虫の長い翅がたたみこまれているのですから不思議です。

さようならカマキリさんたち(2)

0825ookama21オオカマキリ、2匹目。
外へ放すためにケースの蓋をあけるわけですが、カマキリという昆虫は、悠然としています。写真を撮るのにそうあわてなくていい。
何か用かな?という顔でこちらを見上げます。
0825ookama22
体をつかむ必要もなくて、こっちへどうぞ、と誘導すれば泰然と去っていきます。
それがまた、なんとなく感傷を呼ぶんですよねぇ。

さようならカマキリさんたち(1)

0825ookama11夏休みの時期も終わり、カマキリさんたちを庭のあちこちに放すことにしました。
毎日ハエを何匹かずつ与えていました。まだまだ、ハエがいなくなる時期ではないのですが、さすがに手間をかけているゆとりがなくなってきました。
庭で生き延びて、交尾の相手を探して、ぜひ産卵して欲しいと思っています。
オオカマキリが3匹、ハラビロカマキリが1匹です。
同じような写真が続いてもあまり面白くないかもしれませんが、スミマセン、ここは私の感傷につきあってください。
まず1匹目のオオカマキリ。
0825ookama12
これが最後の脱皮の脱け殻です。
触覚の抜けたあとが、顔の前についていますね。この形、卵が孵化したときの姿に似ています。脱皮のところをお目にかけられませんでしたが、美しいものです。

アサガオ

0827asagao1不思議な光景をお目にかけます。

これ、どうなっているのでしょう?

0827asagao2 こうなっているのです。

葉に虫食い穴があって、そこに蕾が頭を突っ込んじゃったのですねぇ。
撮ったときは覚えていたつもりなのですが、翌日、あれどこだっけ?
貧弱なアタマですねぇ。

うまく咲くことができたのかどうか、確認できませんでした。
写真の状態から想像すると、ちょっと開ききれなかったのではないかなぁ。

ルコウソウ

0826rukousou8月26日。
今年最初のルコウソウ、一輪。
鮮烈ですね。

この後、続く花は今のところなくて、緑の壁、状態です。
これから長く楽しませてくれる花です。

アオマツムシ

0825aomatumusi黄ばんだクルミの葉の上に緑の虫。私の頭よりも高いところでした。

アオマツムシではないか、と思いました。
実は、恥ずかしながら、アオマツムシの実物を見たことがないのです。
比較的高いところにいる、と聞いているものですから、何だかあまり積極的に探したこともないし。

で、上の写真。多分アオマツムシで間違っていないと思います。
もっと、頭の方が見たい、横からも見たい、と欲張って、葉っぱを引っ張ったら枯葉の悲しさ、ちぎれて大きく揺れ、虫は飛び去ってしまいました。ザンネン。
以来、みかけません。

もう一回、じっくり写真撮りたいなぁ。

アキアカネ(でしょう)

0825akiakane8月25日。
この日、今年初めての「トンボの集会」。
あまりとまってはくれませんでした。
たくさんのアカトンボが、家の前あたりをブンブン飛び回っていました。

とてもじゃないけれど、きちっと写ってはくれません。
こんな流れた写真しかお目にかけられませんが、秋の予告編です。
この日は、久しぶりに東京の最高気温は30℃に届かず、27.7℃でした。
快晴なのに、真夏のあの、身の危険を感じるような猛烈な「日差しパワー」がありませんでした。
秋はもうそこまで来ています。

ヤモリ

0823yamori1おそらく卵から孵化して、そう時間の経っていない仔ヤモリです。

我が家では、親愛の情をこめて「ヤモちゃん」と呼びます。
頭でっかちでね、いかにも赤ん坊ですね。
興奮させないように、そっとケースに入ってもらって撮影会。
透明なプラスチックケースですので、こういう写真が撮れます。
0823yamori2
足の裏。
これがすぐれものでしてね、昔は「吸盤」といっていましたが、最近の研究ではそうではないことが分かっています。
ほそい、ほそい毛が密生していまして、その毛の先端部の分子と、壁の表面の分子とのあいだの「分子間力」が、このヤモリの足の吸着力の源なのです。マクロには電気的に中性な原子も、ミクロには原子内での電子の偏りが瞬間瞬間に生じています。この電気的な偏り同士の引き合いが「分子間力」、とりわけファンデルワールス力といいます。弱い力なのですが、電気的に中性でも働くので非常に重要な力です。
http://livacomi.jp/item_1570.html
ここから引用します。
■ヤモリの足の裏

(前略)
ヤモリの足の裏には、小さなトゲのような毛がびっしりと生えています。
じゃあ、この毛で「ひっかけて」くっついているんだ!と思ったかもしれません。
しかし、「ひっかけて」いるわけではありません。
この毛は、さらにその先が数百にも枝分かれしていて、太さ0.2 µmのへら状になっています。
0.2 µm、といわれてもピンときませんよね。
人間の髪の毛の太さがおよそ100 µm。
つまり、このへらはその500分の1というとても細いへらなのです。
このへらと壁との間に、「ミクロな世界の力」=「ファンデルワールス力」と呼ばれる力が働いていることが分かったのです。
(後略)

写真でその毛の先端などもちろん見えませんが、この特徴的な足の裏にはそんな秘密があるんですね。ガラス窓にくっついて、平気で虫を追って走っていますでしょ。あれが、ファンデルワールス力の「現れ」なんですよ~。
0823yamori3
しっぽがくるん。
かわいいですねぇ。
ヘビの場合とは少し違うんですが、でも、この写真を見れば、どこまでが「腹」で、どこからが「尾」かわかりますね。
0823yamori4
この白亜紀の恐竜を思わせるような顔を見てあげてください。
瞳が縦長なんですね。

興奮させてしまうと、この小さな口を「クワッ」と開けて威嚇します。
時々、チロっと舌を出すので、その瞬間の写真が撮りたいな、と何回かシャッターを切ったのですがダメでしたので、逃がしてやりました。

何処へ?ですか
内緒。
です。

かわいさのあまり、誘拐されたりしたら大変だ。

2009年8月28日 (金)

アリの仕事

0823ariアリがガレージの床タイルの上で、大きな荷物を運んでいました。

腹部が長い、平均棍がある、ということから、この運ばれているのはアブの死骸ですね、おそらく。
アメリカミズアブかなぁ。アリから取り上げて背面を見るということはしたくないので、この状態をしばらく見ただけです。
力を合わせているようで、なんだか互いに逆にひっぱているようでもあり、でも、結局のところ少しずつ一方向へ進んでいましたから、「協力」ではあるのでしょう。
このまんまでは巣穴に入りませんから、まだ解体するという仕事もあるのだと思います。

アリの力ってすごいですね。

求愛

0823ageha1この写真、なんでしょう?

拡大していただくと、左下に赤い矢印が入っています。
矢印が指すところに、2つの黒い点があります。

何だと思いますか?
ずいぶん高いところなんです。
0823ageha2
我が家の2階の屋根をはるかに超えていますから、マンションの3~4階の高さでしょう。
鳥でしょうか?
ちがうんですねぇ。
アゲハです。
形からしてアオスジアゲハではありません。逆光ですので、模様は見えないのですが、おそらく普通のアゲハだと思います。
あんな高いところでオスがメスに対して求愛行動をとっているのです。
さっすが、大型のチョウのやることはものすごい。
びっくりしてコンパクトデジカメを上に向け、ズームアップしたら入らないかもしれないので、広角側で、ひたすらシャッターボタンを押し続けたのです。何かに焦点が合わないとシャッターが落ちないですから、もどかしいこともどかしいこと。一眼レフの追随性がこれほど頼もしく思ったことはないです。焦点が合おうと何だろうと、ユーザーのシャッターを切る、という意志に反応してくれることが大事なんです、こういう、わけのわからない写真をとるときは。
0823ageha3
たくさん撮って、見られるのは、このくらい。

いやあ、すごかったです。
アゲハの飛翔力ってすごいんですねぇ。
感動しました。

クサカゲロウの幼虫

0822kusakagerouヤツデの葉の裏です。

くっついている平べったいのが何なのか、春にも騒いだやつですが、クサカゲロウの幼虫がそれに向かって攻撃しているようなんです。

やっぱり、植物の液を吸って、何らかの甘い分泌物を出しているのではないでしょうか。アリが夢中になってたかっていることもあります。

クサカゲロウとしてはアブラムシと同じとみて、食べよう(体液を吸おう)としているのでしょうね。
その後どうなったかまでは観察しませんでした。

クサギカメムシの幼虫

0822kusagikamemusi翅の芽のようなものが見えませんから、終齢ではないのでしょう。

ずいぶんいっぱい、カメムシを撮っていますが、一度も興奮させたことはありません。
臭いんじゃないかって、怖がらずに、穏やかに手の上でも歩かせてみてください。それなりにかわいいものですよ。

カノコガ

0822kanokoga1これ、カノコガでしょう。

0822kanokoga2 つっつけば飛び出してくるでしょうけれど、そこまですることもないだろうと、この2枚だけ。

本当は腹部の模様とか、翅の上面もみたいのですが、たぶん間違いないと思います。

2009年8月27日 (木)

イチモンジセセリ(のんびり)

0822itimonjiseseri0前の記事の写真をとったのと同じ日の朝です。

外出しようと玄関を出たときサトイモの葉にとまっていました。
コンパクト・デジカメですので、すこし画像が甘いかな。
穏やかにじっと止まっていました。
0822itimonjiseseri4
同じ日の昼。
ハマナデシコの花の蜜を吸いにきていました。

口を伸ばしていますね。
丸顔で、かわいいですね。

こんなふうに、ふだんはゆっくり写真をとらせてくれるんですよ。
あの、フラッシュ光に反応した時は、いったいどういう状況だったのかなぁ。
不思議さは募るばかりです。

イチモンジセセリ

ちょっと、なんだか、すごい写真が撮れました。
0822itimonjiseseri1
ボウガシの葉の上。ちょうど眼の高さのところにイチモンジセセリがとまっていました。何度もブログに載せていますから、あまり真剣な気分ではなく、やぁ、こんにちは、という気分でシャッターを切ったんです。フラッシュたいて。

なんと、こんな姿が写ってしまった。
アシナガキンバエは、フラッシュに反応して飛んでしまうので、なかなかうまく撮れないという話は何度もしました。
でも、イチモンジセセリもこんなことができるなんて知らなかった。
フラッシュに反応して葉から飛び上がった瞬間なんです。
で、そのまま飛び去るのかというとそうではなくて、すぐ近くの葉に戻るんです。
0822itimonjiseseri2
これも飛び上がった瞬間。
羽が動いて、背景と重なり、まるで翅が透けてしまったみたい。

どういう「心理状況」だったのでしょう?何か興奮していたのか。でも、嫌って飛び去るわけじゃないしなぁ。不思議なんです。
0822itimonjiseseri3
この写真よく見てください。
上2枚とはチョウの体の向きが違うんですよ。
上2枚は、飛び上がった地点に対して腹を向けている。ですから、「とびすさった」という状況ですね。
3枚目は違うんです。飛び上がった地点に対して背を向けている。つまり、飛び上がっただけではなく、体を180度回転させてしまったんですね。
脚が見えますでしょ、口も見えますでしょ。
なんという顔をしているのやら、いやぁ~、びっくりした。

あんまり、飛び上がらせてはかわいそうなので、これで終わりにしましたけれど。

イチモンジセセリって、結構接写を許してくれるのんびりムードのチョウなんですけれどねぇ、ふだんは。
飛べば直線的に猛スピードで飛べるんですけれどね。
フラッシュ光に反応してこんな姿を見せてくれたのは、初めてのことでした。

すごい姿・能力を見せてくれてありがとうね。
それにしても、かわいい顔ですねぇ。

倒れて

2009.8.24付 朝日俳壇より
夏ばてや猫と倒れて夕を待つ:(フランス)平川美穂

猫が体をなが~くして、トテ~っと伸びてるんですね。
飼い主も、一緒にトテ~っと伸びてるんですね。

夏です。

プライド

2009.8.24付 朝日歌壇より
蛇に鼻を嚙まれし犬の傷つくは心なるべしそっとしておく:(鎌ヶ谷市)正治伸子

犬にも猫にもプライドってぇものがあります。
何か失敗すると、しらっとして、なにかあった?というような顔をします。
あんまり、はやしたてちゃあ、かわいそうだ。

ね。

アオダイショウかなにかにちょっかいだしたんでしょうね。

瑠璃糸蜻蛉

2009.8.24付 朝日歌壇より
雄と雌ハートを描く糸蜻蛉瑠璃いろ光る瑠璃糸蜻蛉:(熊谷市)内野修

http://toritori-feh.blog.ocn.ne.jp/photos/uncategorized/2008/07/30/ruriitotonbo_9528.jpg
ここを見に行ってください。歌の通りの姿のルリイトトンボが見られます。
もちろん無断複写・転載は禁止です。

写真とあわせて歌を鑑賞して下さい。
なお、上の写真のもとはここです↓
http://toritori-feh.blog.ocn.ne.jp/mikke/cat1995140/index.html

うんちは黄色

2009.8.24付 朝日歌壇より
白いものしか摂ってない乳飲み子のうんちは黄色ちいさな宇宙:(ひたちなか市)沢口なぎさ

不思議ですよね。白いものしか食べていないのに、ウンチは黄色。多分おしっこも少し黄色。
実は、あの色、赤血球の赤い色素に由来しているのです。
「からだの構造と機能」A.シェフラー、S.シュミット 著、西村書店 という本から引用します。

胆汁の組成:胆汁は水や電解質以外に、ビリルビン、胆汁酸、コレステロール(コレステリン)、レシチン、そのほかの脂溶性の排泄物(医薬物も含む)を含んでいる。また胆汁によって中間代謝物質、最終産物、若干のホルモンなども排泄される。

このビリルビンというのがウンチに色をつけます。ビリルビンについては次に引用しますが、ここでもう一つ大切な記述があります。胆汁をよく消化液のようにいますが、ほとんど消化には関係ないですね。腸管内というのは、口から肛門にいたる管の中ですから、実は「体外」なのです。肝臓がいろいろなものを分解・解毒したときにできる産物を腸管という「体外」へ捨てているのですね。腸の中は「体の外」という認識を大切にして下さい。生物は「体内」へ軽々しく異物をとりこんだりはしません。コラーゲンだとか、酵素だとか、核酸だとか、みんなばらして、小さな分子にして取り込むのです。ごく基本的なことですが、いい加減な商品が出回っていますのでご注意ください。

赤血球の分解:骨髄で作られて熟成した赤血球は、血液中を焼く20日間循環する。通常は、脾臓で血液の浄化が行われる。古くなったり機能が果たせなくなった赤血球はここで血液から除去され、分解される。・・・遊離したヘモグロビンはヘムとグロビンに分解される。そしてヘム分子の鉄はさらに遊離し、直ちに再び鉄の輸送蛋白に捕捉される。・・・
 鉄を失ったヘム分子の残部はいくつかの過程をへてビリルビンに変化し、肝細胞と胆道をへて排泄されたり、一部はさらに水溶性のウロビリノーゲンに変化して尿中に排泄される。肝疾患やビリルビンの過剰生産などでビリルビンの排泄が障害されると、黄疸が起こる。

寿命のきた赤血球を壊し、ヘモグロビンも分解して鉄は回収します。
ヘムという分子は、植物の葉緑素と似た分子でして、真ん中に鉄イオンがあるとヘム、マグネシウムイオンがあるとクロロフィルというような感じです。もちろん細かいところでいろいろ違いますが、おおざっぱな話、よく似ています。
で、ヘムの分解されたビリルビンが腸管に排出されると便に色をつけ、尿中に排出されると尿に色をつけるわけです。

というわけで、最初に掲げた歌で、赤ちゃんが白いものしか摂取していないのに黄色いウンチをするというのは、こんな体の活動を反映しているのですね。

余談:赤ちゃんが白いものしか摂取していないうちは、ウンチは黄色いけれど、特別臭くはない。ところが、離乳食を始めると、とたんに大人と同じ「におい」のウンチに変わっていきますね。あれ、観察していて実に面白かったです。
若い親でしたが、理系夫婦でもあるもので、いろいろ観察してしまいましたっけ。
ミカンの皮をむいて、中の袋も皮をむいて、つぶつぶはそのままに食べさせたら、消化できずにつぶつぶがそのまんまでてきて、焦りました。こんな薄いものもまだ消化できないんだなぁ、とビックリ。すぐ、ミカンはつぶまで、ちゃんとつぶして食べさせるようにしましたっけ。

ヨツボシヒョウタンナガカメムシ

0822yotubosihyoutannagakamemusi1これもエノコログサ(ネコジャラシ)の穂の上。

ヨツボシヒョウタンナガカメムシの幼虫です。
0822yotubosihyoutannagakamemusi3
こちらは、可能な限り頭の方から撮ってみました。

成虫ももう一度お目にかけましょう。
0822yotubosihyoutannagakamemusi2
前胸部が、ふくらんで特徴があります。
たぶんこれが「ヒョウタン」という名前に反映しているのでしょう。
「ヨツボシ」というのが具体的にどれをさしているのか、判然としません。
0822yotubosihyoutannagakamemusi4
前の方から撮ってみましたが、やはり、「ヨツボシ」がよくわかりません。

ネコジャラシを見ていて、小さな虫がついていたら、このヨツボシヒョウタンナガカメムシかヒゲナガカメムシでしょう。
ネコジャラシなんていくらでもあると思います。ぜひ、穂のところを注意して見てください。

ヒゲナガカメムシの幼虫

0822higenagakamemusi18月17日付で、ヒゲナガカメムシの成虫をご紹介しました。
「ポパイっ」というやつです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-7886.html

そのヒゲナガカメムシの幼虫を見つけましたのでご紹介します。
幼虫も成虫ほどではないけれど、ポパイ風ですね。
タキシードを着ているというか、二つボタンが目立つ、というか、そんな気もします。
0822higenagakamemusi2

くっついているのはもちろんネコジャラシ(エノコログサ)です。
上の写真では触覚はちゃんと伸びていますが、2枚目の写真では、途中で折れ曲がっています。うっかりすると、脚みたいに見えますが、違います。
何か探っているのでしょうね。
触覚には、「触れる」という機械的な感覚のほかに、味、匂いのような化学物質に対する感覚もあります。
液を吸うことのできる場所を探しているのでしょうか。

アオスジアゲハ孵化

0825aosuji1前の記事でお目にかけた卵は、8月22日の撮影です。

待つこと、しばし。
8月25日。
12時20分過ぎに気づいたのがコレ。
もう孵化していました。卵の殻を食べていました。
0825aosuji2
色が淡いですね。
こんな色だったっけねぇ、と思いながら撮影。

なんだか派手派手しく「トゲトゲ」風ですが、見かけだけなんですよ、こわがらないでください。何せ、体長3mm弱なんですから。

ちょっと、一回り家の外を散歩して戻ってきたのが13時10分頃。
0825aosuji3
あら、色が濃くなってきました。

体の前方の大きな突起の下に、頭が見えています。

さらに時間が経過して、15時20分頃。
0825aosuji4
黒くなりましたねぇ。
これが、通常、アオスジアゲハの一齢幼虫として認識される姿です。生まれたては白いんですね。ウム、かわいい。
0825aosuji5
横方向からシルエット。
頭をくいっと下に向けているのが見えます。

こうやってみると、まあ、ほんと、トゲトゲっぽいですねぇ。
すごいや。
マクロレンズで撮っていても、幼虫の体にピントが合わなくてトゲがはっきり写ったり、トゲはピンボケになってしまったり、と結構撮影の難しい被写体です。

これから脱皮までの間、ひたすら食べて「膨らみます」。
アオスジアゲハの幼虫の場合、食べる場所と、休息場所を変えるようです。
休息中は、葉の真ん中に鎮座しています。
さて、これからうまく成長してくれるでしょうか。

アオスジアゲハの卵

0822aosuji_tamagoクスノキの葉の上にまん丸い卵が一個。
アオスジアゲハの卵です。

クスノキを見ながら、この木は害虫がつきにくい木だ、などと、ふと思って。
いやいや、クスノキを育てている人にはアオスジアゲハが害虫になるんだな、と苦笑いしたりして。
我が家ではアオスジアゲハを育てたいからクスノキを植えたのでした。順序が逆なんですよね。
それにしても、このクスノキの葉には「樟脳」成分が含まれているわけですから、防虫剤入りの食事をするというのは不思議です。代謝能力を獲得して、それまで他の昆虫が食草として利用できなかった「生態的な空き空間」に入りこんだのがアオスジアゲハだ、ということなのでしょうね。
ジャコウアゲハなんかは、毒草のウマノスズクサを食べて、その毒を体内に蓄積し、成虫になっても毒を保持して、身を守る、という戦略を使っています。ウマノスズクサという「生態的な空き地」に入りこんだのですね。
すごいことです。

さて、もうすぐ8月も終わります。妻は学校関係の仕事をしているので、夏休み中は手のかかるカマキリの飼育をしてきましたが、もうそちらはやめにして、カマキリさんたちは庭の周辺で生きてもらうとして、これからしばらくは、そう手間のかからないチョウの飼育に戻ろうかと思います。

で、上の卵、さっそく枝ごと切って取り込み、小さなガラス瓶にさして、観察開始です。

◆ひとこと(しったかぶり):柑橘類につくアゲハの仲間には、寄生ハチがつきます。ハチの親が幼虫に産卵するんですね。ですから、外で発見した幼虫は、齢を重ねたものほど寄生されている可能性が大きくなります。

一方、アオスジアゲハの場合は、寄生者はハエです。クスノキの葉にハエの成虫が産卵し、アオスジアゲハの幼虫が葉と一緒に食べて飲みこまれることによって寄生が成立します。ハエの方も低い確率にかけた生き方ですね。
アオスジアゲハを卵で屋内に取り込んだ場合、寄生されていることはまずありません。
与える葉を拭ってやるといいそうですが、そこまではなかなかできませんね。

卵の孵化率も100%というわけではありませんから、必ず孵化します、とは言えませんが、クスノキで卵を見かけたら、飼育にチャレンジしてみませんか。楽しいですよ。
半透明の緑色の幼虫は、宝石のようです。
ぜひどうぞ。

2009年8月26日 (水)

アサガオ

0824asagaoせっかくなじみの花を載せるのですから、少しオォッというような構図がいいなぁ、と思いましたが、いかがでしょうか。
(素人の限界ですね)

ところで、今日は七夕です。
今年は、旧暦の5月と6月の間に「閏月」が入って、今日、新暦の8月26日が旧暦の7月7日になっています。新暦の7月7日のころは、東京は梅雨の最中。まず天の川を見ることはありません。今頃、さえぎる物のない海岸にひっくり返って夜空を眺めると、本当に白いミルクを流したような天の川が楽しめます。

七夕に朝顔、いい取り合わせですね。

0822hirugao
こちらはヒルガオ。

下のサイトにヨルガオがあります。
http://www.hana300.com/yoruga.html
朝顔、昼顔、夜顔はみんな「ヒリガオ科」

ユウガオはウリ科。ひょうたんと仲間ですね。
ユウガオの実を細長くむいて「干瓢」をつくるのでしたよね。

ハナモモ&ハナミズキ

0822hanamomo六郷用水跡の水路です。

少し前に「桃がなっている」という写真を載せました。
どうなったかな、と寄って見たら、少し色づいてはいましたが大差なし。
数が減ってしまいました。落ちてしまったのでしょう。
0822hanamizuki
こちらはハナミズキの実。

こういう形のものが2つ3つしか残っていませんでした。
もっと赤く熟するはずだと思うんですが、なくなってしまった。
どうなったのかな?
熟しきったところまでを見ることはできないようですね。

メスジロハエトリ

0821mesujirohaetori1メスジロハエトリのまだ幼体です。

頭胸部のところだけトリミングして縮小なしでお目にかけます。

0821mesujirohaetori3 写真の中に、単眼の名前を書き込んでおきました。

読みにくいかもしれません。
前から、前中眼、前側眼、後中眼、後側眼の4対、8個です。

この夏、最高の読書を楽しんでおります。「動物の多様な生き方」というシリーズです。5巻シリーズですが、現在4巻まで出ています。
小説は、「人間の頭の中の出来事」ですが、動物の仕組みは「人間の頭の中」などには絶対に収まりきらないものすごい世界・出来事・仕組みがいっぱい。まさに「想像を絶する」世界に遊んでおります。楽しいですよぉ。

さて、このシリーズの5巻「さまざまな神経系をもつ動物たち」の8章に「クモの視覚」という章があります。そこから、少し引用します。

 ・・・一般的に徘徊性のクモの眼は造網性のクモの眼に比べ発達しているが、そのなかでもとりわけ優れた眼をもつのがハエトリグモである。
 ・・・前側眼は約60°、また、後側眼は約120°の視野をもち、これら4個の側眼でクモの周りのほぼ360°をおおっている。この視野内で小さな物体が動くと、クモは動いた物体が自分の正面にくるように体を瞬間的に回転させる定位行動を示す。・・・ひきつづき、ハエトリグモは向かい合った相手の違いにより主眼ともよばれる前中眼を通して捕食行動や配偶行動に移る。前中眼は細長く水平方向の視野は5°と狭いが、高い解像力をもち形態の識別や色彩の弁別などの高等な機能をもっている。また、後中眼はきわめて小さく「退化した眼であり実質的なはたらきはない」と考えられていたが、紫外線受容に関与していることが明らかになってきている。・・・
 ・・・
 前中眼は6群の動眼筋のはたらきにより、固定したレンズに対して網膜を振り子のように動かすことができ、さらに視軸を中心にねじることもできる。・・・視野の中心でとらえた物体を、網膜をねじりながら左右へ細かく動かし走査することにより識別している。
 ・・・
 ハエトリグモが紫外線を含まない可視光線のもとで、青から赤までの広い範囲の色を識別している・・・
 ハエトリグモは紫外から赤の領域まで広い範囲の色を識別している・・・

こんな話なんですね。すごいでしょ。
クモの眼は体に固定しているので、網膜を動かして精度を上げるなんて、考えもしなかった。
私たちは眼球を動かせますからね。じっと、凝視を続けると、視界がぼやけますから、絶え間なく眼球を動かして像を鮮明に見続けているのです。それが、逆とはねぇ。相対的なことだからなぁ、そうだけどぉ。網膜を動かすなんて。スゴイ。

0821mesujirohaetori2
私の動きを察知しましたね。
なにさ、とこっちを向いた瞬間です。

この大きな二つの眼が、ヒトの認識パターンに対して、「顔」というイメージを強く喚起するんですね。で、ほかのクモより、なんとなく親しみがわきやすいのではないでしょうか。

ところで、このメスジロハエトリのそばを、小さなアリが歩いたのです。すると、パッと体の向きを変えて、アリの方を向き、パッと飛びつく、という動作を2,3回しました。でも、そのたびに、後ろへ飛び退りました。
きっと、アリって美味しくないんですよ。蟻酸なんか出すから。このサイズの世界では、蟻酸はかなり強い毒なんでしょう。
哺乳類などは体が大きいから、アリクイやサルなど、アリを平気で食べますけどね。(ピリっとしてうまいや、なんて思ってたりしてね・・・)。

ハエトリグモを見かけたら、ここで書いたことなど思い出して、にらめっこしてみてください、かわいいですよ。

セミの脱け殻

0821tukutukuhousi白山神社で拾ったセミの脱け殻。

ツクツクホウシだと思います。
色が淡い。腹部が細い。
というところが、アブラゼミやミンミンゼミと違っています。

8月も初めのころは、夜が白んでくるとミンミンゼミが鳴きはじめました。4時過ぎの頃です。
ミンミンゼミは早起きさんです。アブラゼミの方が寝坊すけ。
今は、日の出が5時を過ぎました。ミンミンゼミの朝の出勤も大分遅くなってきたようです。

代わって、ツクツクホウシの声が目立つ(?){耳立つ?}ようになりましたね。

ツクツクホウシの歌は、いろいろ手のこんだ歌ですね。

まず、鳴き始め。「ジ~~~~ッ」と長く持続的な声。
ついで、おもむろに「お~~しぃ~~つくつく」と始まって、だんだんテンポが速くなっていく。
最後は、(私の耳には)「つくつくつく し~ぃおす、つくし~いおす・・・つくつくつく・・・」と終わる。

ミンミンゼミの大声に比べると、メロディアスですね。

とはいえ、今が3種のセミの声が一緒に聴ける最後のころです。次はまた来年の夏。
多少やかましくても、思いっきり堪能しましょう。

ミツバチ

0821mitubati1白山神社で見かけた光景。

ニホンミツバチだと思うんですが、アジサイの葉にとまっていました。

なんだか、動きが変なのです。
腹部の先端を葉にこすりつけるような動作を繰り返していて、少しずつ前へ進む。
写真を撮ろうと近づいても無警戒。
脚や腹部についていた花粉が少し葉にこすりつけられていますね。この動作に夢中になってしまっている。
ちょっと、変というか、異様な感じもしました。
0821mitubati2
腹部からわずかに粘り気のある液体を出しているのでしょうか。
葉の上に、光った跡が少し見えます。

どうしたんだろうなぁ。病原菌にでも支配されて、不本意な動作をしているのか、それとも、これが、なにかこのハチにとって意味のある動作なのか。

わかりません。なんとなく、中途半端な気分でこの場を離れました。
ハチの行動に詳しい方はいらっしゃいませんか?
ぜひ、教えてください。

キバナコスモス

0821kibanacosmos1キバナコスモスの花の後、です。

拡大してみると
0821kibanacosmos2
こんなふうになるんですね。

キク科ではありますが、タンポポなんかとは全然違うんですね。

0821kibanacosmos3 もっと成熟すると、こうなります。

トゲで引っかかってばらまいてもらう戦略のようですね。

いろいろあるんだなぁ。

タカラダニ

0820takaradani妻が、葉っぱにこんな真っ赤なのがいたけど、何だろう?とケースに入れて連れてきました。

ものすごい速さで走りまわっています。ということは、おそらくタカラダニでしょう。
タカラダニ、というと、五月ごろからの2,3カ月間、熱く焼けたコンクリートの上をせわしなくすごい速さで走っている真っ赤なダニという実感です。
 8月に入ると、ほとんど見かけなくなります。いまどき、葉の上にいた、ということで、ハダニかなぁ、とも思いましたが、走る速さのものすごさに、タカラダニと判断しました。
で、上の写真です。ボケてしまって、うまく撮れません。鮮烈な赤い色だけはお伝えできるかと。

つぶすと赤い色がつくので、つぶしたくはありませんが、別に悪さをするわけでもなさそうだし。ただ、またこのダニの季節か、と眺めるだけの、顔見知りのダニです。
(ハダニは駆除したほうがよさそうですね。植物に実害があるみたいです。)

オニグモ

0820onigumo1玄関前。
アブラゼミの死骸が落ちていました。

これは、オニグモの食事後でしょう。

0820onigumo2 網を見ると、やはり大きく破損しています。

アブラゼミが暴れたのですね。

0820onigumo3 クモ本体は、相変わらずベランダの張りだしの裏面にくっついています。

これが8月20日だったのですが、それから約1週間、大物を捕まえた様子はありません。
昼間は同じようにじっとしています。

こんなに長く同じ場所に居続けるのを見るのは初めてです。
玄関灯前、という網の位置がおそらく、非常に良い条件だったのでしょうね。

イトカメムシ

0820itokamemusi大分おなじみになりました。イトカメムシです。
ホトトギスの葉の上にいました。

この華奢な体で、肉食性らしいですね。
小さな昆虫を捕まえて体液を吸う、というのですが、脚が細くて大丈夫でしょうか。
そういうシーンを実際に見たことはまだありません。
この葉のあたりでは、アブラムシなどもあまりいないのですが、標的はどんな昆虫なのでしょうね。

2009年8月25日 (火)

アサガオ

0820asagaoアサガオの実りの季節が始まりました。

8月22日付の朝日新聞に「朝顔」の話が載っていました。著者は高橋睦郎さんです。話はこう始まります。

朝顔市(七月六~八日、東京・入谷鬼子母神)は夏の季語なのに、朝顔が秋の季語なのはなぜか。その背景には朝顔という言葉の長い歴史がある。
 朝顔は朝の容花(かおはな)の謂いで、美しい女性の寝起きの顔のような花という比喩的な表現。最初これにあてられたのは桔梗だったらしい。・・・
 ところが、その後に木槿(むくげ)が輸入され、桔梗より美しいというので朝顔の名を当てられ、さらのそののち牽牛子(けにごし)(現在のアサガオ)が舶来し、木槿より美しいというので朝顔の名がそちらに移り定着した。比喩的な名のゆえの移動と考えればよかろう。・・・
 牽牛子じたい牽牛・織女から来ていて七夕(旧暦七月七日、すなわち初秋)の花との認識は、桔梗・木槿と共通。俳諧の朝顔はもちろん現在のアサガオに同じ。・・・
 入谷の朝顔市は七夕が新暦で行われはじめた明治の中期より。

そうなんですよねぇ。アサガオは短日性の花ですから、普通に東京あたりでほっぽらかしにして育てると、8月半ばから9月の花なんですよね。
朝顔市の時に咲かせるには、短日処理でもするんでしょう、きっと。
夏休みの宿題か何かでアサガオを育てて、夏休みの終わりごろになって花が咲いて悩まないようにね。
街灯がそばにあったりすると、季節が狂いますよ。

今年の伝統的な七夕は明日、8月26日。我が家のアサガオは七夕の季節に咲いています。

生け花???

0819kamakiriranこれ、拡大してみてください。

何だかわかりますか?

黄色い数字で1~5までの番号が振ってあるのは、各種「カマキリの卵」なんです。
オオカマキリとハラビロカマキリが混じっています。
今年孵化した卵を、ついていた枝とともに、生け花風にアレンジしたものです。
右上には、木の細工物のトンボがいたりして。
虫づくし、です。

実は、妻は未生流の「看板」持ってるんですよ。
ですから、私に言わせれば「未生流ムシ派」ということになりましょうか。

妻自身、かなりこれが気に入っていて、玄関先にあるんですよね。苦手な人は逃げ出すだろうなぁ。

かかし家らしいや。

ゴマダラチョウ(屋外編)

0819gomadaratyou4ランタナの花につかまらせました。

真横からのショット。

0819gomadaratyou5
真上からのショット。

0819gomadaratyou6 しばらく休んでから、飛び去りました。

増えるといいなぁ。
期待しましょう。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/gomadaratyou.html
ここに、幼虫や蛹や成虫の写真があります。ご覧ください。

ゴマダラチョウ(室内編)

0819gomadaratyou1こんなチョウがいたわよ、と妻が透明ケースに入れて連れてきました。

妻には特技がありまして、チョウをひょいと手を伸ばして指先で簡単に捕まえます。シジミチョウでも、イチモンジセセリでも、そうやって捕まえることができます。
これも指先でつまんで捕まえたのだそうです。
これは、ゴマダラチョウ。
タテハチョウ科です。オオムラサキなどと親戚になりますね。
食草はエノキです。
我が家の周辺にエノキはあったっけ?自覚はしていません、あるんでしょうねぇ。
0819gomadaratyou2
ずいぶん腹部が太い。
メスですね。

ゼンマイ状の口も幅が広いというか、太いですねぇ。

0819gomadaratyou3
ケースから出して、カーテンにつかまらせました。
興奮させなければ、パタパタしたりはしません。
白黒なので派手さはありませんが、オオムラサキなどと雰囲気は似ていますね。

美しい姿を撮影出来ましたので、もう一度ケースに入ってもらって、外へ放しに行きました。

ギンメッキゴミグモ

0819ginmekkigomigumo年によって、庭で見かけるクモの種類に変化があるようですね。

去年はギンメッキゴミグモの当たり年でしたが、今年はジョロウグモを多く見かけます。

この網の美しさ。
右斜め上方向と、右斜め下方向に大きな欠落がありますが、おそらく獲物がかかった場所でしょう。まだ、未補修ということだと思います。
網の素材は体から出すたんぱく質ですから、いくらでも張れるというわけではありません。
餌の量と網を張ることの、コストのバランスによって補修のタイミングも変わるのだと思います。

ジョロウグモの糸

0820jorougumo3先回、ジョロウグモの巣の枠糸の付け根部分を載せました。

これも、葉っぱについた枠糸ですが、この先をお目にかけます。

0820jorougumo4 付け根のところで、何本もより合わせてあるのは見たわけですが、先へ行って、そのより合わせた糸を、何度も分岐させています。
0820jorougumo5 巣を張る上での必要に応じて、糸を分岐させていろいろ使っているようです。
すごいものですねぇ。

下のサイトに、ジョロウグモの網の張り方が詳しく記述されています。
http://homepage3.nifty.com/~hispider/spiderwebbook/shinkaia/nephilaweaverbehaviour.htm

関心がおありでしたら、是非お読みください。びっくりしますよ~。

ジョロウグモ

0818jorougumoきれいですね。

ちょうど目の前の高さに網を張ってくれたので、じっくり撮れました。

しばらくこの位置に住んでいましたが、餌が豊富ではなかったのかな、移動していきましたが、それまでの間、毎日楽しませてくれました。

別の日
0820jorougumo2
こんなアングルも。

「糸疣」が見えます。前疣、中疣、後疣とあるのですが、この写真では全部は判別できませんね。
http://www.technex.co.jp/tinycafe/discovery29.html
ここに、走査型電子顕微鏡(SEM)画像があります。関心がおありでしたら見に行ってください。

2009年8月24日 (月)

アブラゼミ

0820aburazemi電柱のアース線にとまって鳴いているアブラゼミ。

翅を少し開き気味にして、腹に力を入れて、今、目の前で鳴いているところです。

翅が少し傷んでいますね。寿命がもうそろそろ、尽きかかっているのかもしれません。
でも、生きる力のある限りは、鳴く力のある限りは、鳴きます。

私もね、、そんなことを思うんですよ。我が身に生きる力があるかぎりにおいて、生きよう、と。
そして、その力が尽きる時、執着することなく、去ろう、と。
生きることに執着すれば、それが苦悩を生みますが、死に執着しても苦悩が生まれます。
あるがままに、おのが命のあるがままに、あればそれでいいのだと思っています。

ミンミンゼミ

0818minminzemi1死んで間もないミンミンゼミが落ちていた、と妻が拾ってきました。

まだ体も柔らかく、色もあせていません。

茶色のニイニイゼミやアブラゼミが主流派だった子ども時代、この青緑色があこがれでした。
0818minminzemi2
また、このずんぐりと短くて太い腹、これが迫力たっぷりで、ドキドキ、ワクワクしたものです。
この個体はオスです。産卵管がないですからね。また、鳴き声を増幅する腹部の大きな板があります。
0818minminzemi3
最後に顔のアップ。
金粉をまぶしたような輝きがあります。
複眼と単眼、典型的です。

◆セミの季節からコオロギなどの季節へ。季節の変わり目にさしかかっています。
昨日が「処暑」でした。春分の時を角度の起点として、150度進みました。もう30度進むと、春分の反対側である「秋分」になります。
「処暑」という字面、意味はなるべく希薄にして、太陽が位置が進んでいく角度として理解して下さい。そうすれば、地球が受けるエネルギーのことなどがイメージしやすくなります。
「暦の上では」というと、なんだか太陰暦っぽくなってしまいますが、太陽の位置を示す指標として季節の移ろいとともに把握しましょう。

謎の幼虫:(多分)マエキオエダシャク です(9月2日 追記)

0817youtyu1イヌツゲの葉にいた幼虫です。

ガの幼虫でしょうね。

0817youtyu2 頭の方が膨らんでいて、ヘビに擬態しているのでしょうか。

もう少し頭部を見たいと葉をつまんで位置を変えようとしたら、振動させてしまったのかな、自分から体を縮めて、コロンと落ちてしまって、以来お目にかかれません。

クワゴに似ている気もするんですけれど、居た場所が全然関係ないしなぁ。

ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示ください。お願いします。

--------------------------------------------

9月2日 追記

マエキオエダシャクの幼虫と思われます。参考にしたのは下のサイトです。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/maekioedashaku.html
http://www.jpmoth.org/Geometridae/Ennominae/Plesiomorpha_flaviceps.html

食草として「クロガネモチ(黒鉄黐),マサキ(柾),イヌツゲ(犬柘植),コナラ(小楢),ケヤキ(欅)」などが挙げられていました。該当しますね。

2009年8月21日 (金)

モンシロチョウ

0819monsirotyouオシロイバナにモンシロチョウがとまって翅を狭く開いてじっとしていました。

この日は午前中日がささず、少し気温が低かったので、多分、体温を上げていたのではないでしょうか。

白い翅をV字型に開いて太陽の方向に向けると、太陽光線が翅で反射して奥へと集光され、体に集中して当たります。効率よく体温を上げることができるのですね。

多分、そういう姿だと思います。翅を開いたり閉じたりするのではなく、V字型に固定してじっとしていましたから。

哺乳類は恒温動物だ、すぐれた運動能力を持つ、などとうぬぼれてはいけません。
アイドリングストップのきかない、エネルギーを無駄に大量消費する動物なんです。
生きてるだけでエネルギーを大量に使ってしまうのですからね。

変温動物は、必要に応じて体温を上げて活動し、休息中は体温を下げてエネルギー消費を少なくしてしまいます。アイドリングストップのできる動物なんですね。

今、車のアイドリングストップが言われますが、ヒトの作った文明はアイドリングストップのきかない文明なのかもしれませんね。

ツバメシジミ

0819tubamesijimi1ヤマトシジミは当面、もういいやぁ、なにか面白い行動でも見たら撮ろう、と思っていました。

足元のマツバギクに「シジミチョウ」がいました。
かわいいから、一応スナップしておこう、と撮ったのです。
パソコン画面で見たら、ヤマトシジミではありませんでした。

これ、ツバメシジミだ。

0819tubamesijimi2 後翅の裏面に赤い模様があります。
また、後翅にちっちゃな、「突起」というのかな、が出ています。
この突起が「ツバメ」という名の由来らしいです。

何気なく撮ったので分かったのですが、きっと、この調子で、いろいろ見逃してしまっている虫たちがいっぱいいるんでしょうねぇ。
申し訳けないことです。
もっとちゃんと見てあげなくっちゃな。

ヤマトシジミ(蝶)

0817yamatosijimiフウセンカズラの花の蜜を吸っているヤマトシジミ。

ストロー状の口が伸びています。

ゴクゴク。
0817yamatosijimi2
ヤマトシジミはカタバミが食草です。

足元にはカタバミはいっぱい生えていますので、ちゃんと注意深く見ていれば産卵行動が見られるはずなんですが・・・。
で、幼虫もみられるのではないかと思うんですが・・・。
まだ、成功したことはありません。

しゃがむ、という行動が苦手だしなぁ、ワタシ。
ガンバルべきだろうか・・・う~む。

ゴーヤ

0817goya1ご近所でゴーヤを栽培していらっしゃる家があります。

きれいな花も楽しめます。実もなっています。
最近は、天然の日除けにもなるというので、話題ですね。
0817goya2
アリが花の中に入って行ったので、追いかけて一枚。

ところで、この花の中、何だか変ですね。

0817goya3 拡大してみると、こうです。

メシベ・オシベはどういう風になっているのでしょう?
変だ。

「ゴーヤの花」というキーワードでグーグル検索をかけたら、納得です。
ゴーヤの花は、雌花と雄花があるんですって。

上の写真3枚はゴーヤの雄花の写真です。

0821goya1
こちらがゴーヤの雌花の写真です。

もうミニ・ウリがあるんですね。
0821goya2
これがメシベですね。

こうやって見ると、見間違うはずもなさそうですが、知らなかった。

知らないことの多かりき。です。

ササグモ(の幼体だと思います)

0817sasagumo1体長2~3mmの小さなクモ。
肉眼でかろうじて模様があることは見えますが、なんだかさっぱりわかりゃしない。
写真にしてパソコンで眺めてみたら、こんな風です。
お腹がぷくっとふくらんで、かわいいったらありゃしない。
0817sasagumo2
何というクモだろう?と考えますに・・・
トゲ、ですね。

小さいくせにやたらとりっぱなトゲがいっぱい生えてます。(葉の表面の毛の方が長いです。混同しないでくださいね。)

これはササグモでしょう。
腹部背面の模様は成体とは違いますが、眼の雰囲気、トゲ、これらを合わせて判断しました。
いや、赤ちゃんは、かわいい。

クサカゲロウ幼虫

0817kusakagerouフウセンカズラの花というのは面白い花で、小さいわりにはいろんな種類の昆虫たちが立ち寄って、蜜を吸っていきます。
ですから、毎日の散歩で、フウセンカズラの花のそばにはかなり長くたたずんで、虫たちの往来を楽しんでいます。

ふと気付くと、あ、君はクサカゲロウでしょ、という姿。
アブラムシを探して歩き回っている様子。自分では蜜を吸うというわけではないと思います。
奥まったところの花だったので、指で引き出して撮影。
右上の方に、脚などが見えています。
弾き飛ばさないようにそっと元の位置に戻してサヨウナラ。
いっぱいアブラムシを食べてください。よろしく。

キンケハラナガツチバチ

0817kinkeharanagatutibati1去年初めて名前を知ったキンケハラナガツチバチ。

今年1回目の出会い。

ブルーサルビアの花に来て、蜜を吸っています。
「キンケ」というだけあって、ふさふさの毛がステキ。
0817kinkeharanagatutibati2
蜜を吸うのにこんなに腹を曲げる必要もなさそうに思うんですが、体が長いからバランスをとるのにこうなってしまうのかなぁ。

姿は結構迫力ありますが、ちょっかいさえ出さなければ攻撃してくるわけではありませんから、静かに眺めてください。近寄っても大丈夫です。

2009年8月20日 (木)

キバナコスモス

0817kibanakcosmos
線路際に植えておいたキバナコスモスが咲きました。

これから増えるんだろうな。
0819kibanacosmos

繁り始めてきたルコウソウの細い葉ごしに撮ってみました。

こういう撮り方はマニュアルフォーカスの強みですね。
オートフォーカスだとまずこういうようなピントの合い方はしません。

素人の楽しみとしてはこんなところですね。プロの写真家なら、絶対別な写り方を見せてくれますね。

コガタスズメバチ

0816kogatasuzumebati1妻が、こんなのが死んでた、と拾ってきました。

多分、コガタスズメバチだろうと思います。
ヒメスズメバチの可能性もあるのかな、とは思いますが、死んだあとでの体色の変化とかがわからず、確定しきれません。

0816kogatasuzumebati2 単眼が3つ写っています。
すごい顎ですね。
迫力があります。

0816kogatasuzumebati3
複眼もきれいに撮れました。
オオスズメバチよりは攻撃性は穏やかですから、テリトリーを荒らさなければ、そう危険はないはずです。

今のところ、生きた成虫が飛びまわる姿を全く見ていませんので、まあ、大丈夫でしょう。
我が家の前の袋小路は、保育園児が散歩に来る場所ですので、少し気をつけて見ていることにします。
無用に怖がらせたくないし、刺されたりもさせたくないですからね。

デュランタ

0816duranta素敵な花が咲くはずだ、妻が育てていた植物。
名前も実はよくわからなかったのです。
で、なかなか、花を咲かせてくれないのです。
今年やっと、つぼみがつきました。これが8月16日。
0818duranta1
18日。咲きました。
咲くと検索できるようになります。
「季節な花300」というサイトで眺めて行ったらありました。

デュランタです。クマツヅラ科。Duranta。
0818duranta2
中心部。
オシベやメシベはあまりはっきり外には出ていません。

0819duranta
8月19日。
毎日1輪くらいずつ咲き進んでいます。

この部分にしかつぼみがなくて。
もっといっぱい咲いてほしいですね。
気長につきあいましょう。

オオスカシバの幼虫

0815oosukasiba1オオスカシバの幼虫です。
ヒメクチナシを食べています。
成虫は、透明な翅で飛び、ホバリング飛行もするので、ハチと間違われることがありますが、慣れれば一瞬で見分けられます。
この写真で頭は右にあります。
すると、腹端上部にぴょんと飛びだしたものがありますね。
これ、柔らかい突起です。固い針ではありません。刺さったりしませんから安心して下さい。
スズメガの仲間の幼虫たちの共通の特徴です。
0815oosukasiba2
頭部を接写しました。
ちょっと不鮮明で恥ずかしいのですが、側単眼が写っています。
で、面白いことに気づきました。
0620kuroageha
これはクロアゲハの幼虫の頭です。側単眼が写っています。
クロアゲハの側単眼は、一個の単眼全体が黒い丸になっていますよね。

オオスカシバの幼虫の側単眼をもう一度見てください。
一個の単眼は、丸い透明な盛り上がりになっていて、その中に黒い点があります。
こういう場合、「黒い」ということは、光がそこから眼の中に入って行ってかえってこないということです。
オオスカシバの側単眼では、単眼の中に「絞り or 瞳孔」のようなものがあって、そこから眼の中に光が入っているのでしょう。
クロアゲハでは、側単眼の円全体が光の入口になっている。

写真を撮ったときの時間、明るさ環境、なども影響していると思います。
クロアゲハはこう、オオスカシバはこう、と決めつけてしまうことはできませんが、同じ側単眼でも、状態というのか働き方というのかが異なることがあるのだな、と考えられます。

0815ookamakiriオオカマキリの一匹が成虫になりました。8月15日です。
飼育ケースの反射が写り込んでいますがご容赦を。


◆かつて、カマキリの継代飼育をしていた頃、交尾も管理していました。
大型の水槽に足場として木の枝を入れ、蓋は木の板。
オスを先に入れて落ち着かせておきます。そこへ、メスを入れます。
メスは移動させられたので興奮気味で、状況の把握にしばらく時間がかかります。
その間に、オスは、入ってきたのが餌ではなくメスであることを認知します。すると、自分の動きを抑えて、メスがどこにどう落ち着くかをじっと観察しています。
メスが落ち着くと、オスはできればメスの背後から近寄って、メスの背中に飛び乗り、交尾行動に入ります。メスの「肩」をオスがうまくカマで軽く抑え込めれば交尾は安定します。

さて、状況によってメスの背後から近付けない場合もあります。
オスがメスの真正面から近付いて行くという状況を1,2回見たことがあります。
メスの目の前にオスがまっすぐな形で接近します。そして、翅の下で腹部を3,4回左右に振ります。その直後、正面からオスはメスに飛び乗って交尾態勢に入ります。メスはオスを攻撃しません。

観察される事実は以上のようなものです。
これはどういうことなのか?

当時の解釈は、オスが腹を左右に振るという行動が、カマキリ同士のサインになっていて、その行動によってメスの捕獲行動が抑制され、その間にオスがメスに飛び乗って交尾に入る、というものでした。

今年、「動物の生き残り術」という本を読んで、別の可能性を考えています。

カマキリは実際のサイズに関係なく、ある一定の見かけの大きさの物体に捕獲行動を示す。しかし、捕獲行動はカマの届く範囲に物体があるときに限られる。つまり、距離を限定することでサイズも限定される。これにより、実際にはカマで挟めないような大きい物体を捕獲しようとする事態は避けられる。

カマキリも両眼視差を手がかりに距離を測ることが明らかになっている。

カマキリにとって、カマの届く範囲というのは、25mm~30mmというところでしょう。

さて、今年、考えていることはこうです。
カマキリのオスが体を縦の状態にしてメスに接近し、腹部を左右に振った場合、オスの動く腹部を、メスは認識するけれども、カマキリの体長からして、自分のカマの届く範囲にはいないと判断するのではないでしょうか。ですから、メスは、動かされたオスの腹部に対して捕獲行動を起こさない。その間に、オスはメスに正面から飛び乗ってしまうことが可能になるのではないか?
こういうことです。

観察例が少ないので、確かなことは全く言えません。そんな可能性もありうるのかな、という素人考えです。

もし、カマキリの交尾行動を観察するチャンスがありましたら、観察例を増やして、この推測が正しいかどうか検証して下さい。

◆もうひとつ、カマキリに関する誤解をといておきたいのです。
カマキリのメスが交尾中にオスを食べてしまう、という誤解です。

管理下での観察ですから自然でも同じかどうか、必ずしも強くは言えませんが、そう大差はないと考えています。

カマキリの交尾が終了すると、オスはメスの背中からパッと飛びおります。
大型とはいえ限られた空間である水槽の中で交尾をさせていた場合は、ただちに蓋をあけて水槽の底に降りたオスをつまんで本来の彼のケースへ戻してやります。

ですから、いつ交尾が終わるのか、何時間もかかることもあり、1時間くらいで終わることもあり、気の抜けない状態を保ちますので、かなり大変なことです。

自然界では、「底」がないので、飛び降りたオスはそのままでメスから1mやそこらは一挙に遠ざかれますので食べられてしまうことはありません。
私たちの飼育下で交尾中にメスに食べられたオスは6年間で1匹もいませんでした。

自然界で何かの拍子に、交尾中のメスの捕獲行動が引き起こされるとか、季節がもう10月とかに入っていてオスの行動力がもう落ちているとか、そういう条件がない限り、そうそうオスがメスに食べられてしまうわけではありません。オスだって複数回、交尾をしたいのだし、そう食べられてはいられないのです。

誤解が広く広まっていますので、ぜひ解いておきたいと思います。

・もうひとつの誤解(伝説)として、産み付けられたカマキリの卵の高さがその年の冬の積雪を予測している、というものがありますね。

これははっきりいってウソです。自然の神秘とか、虫の超能力とかいう話が好きな人たちが広めたのでしょうが、それは無理。
相関関係はありません。

2009年8月19日 (水)

フタモンアシナガバチ

0815hutamonasinagabati1フウセンカズラの小さな花には虫たちがよく立ち寄っています。
小さいけれど、きっと蜜がおいしいのでしょう。

この時はフタモンアシナガバチが顔を突っ込んでいました。
自分の活動のための栄養には蜜がいいのでしょうね。
肉団子は幼虫のためにつくります。
0815hutamonasinagabati2
よっ、飲みっぷりがいいねぇ。
花の盃をぐいぐい傾けて飲んでいるようですね。

黒田節を思い出してしまいましたよ。
大きな杯と槍を抱えて歌い踊る、あれ。
0815hutamonasinagabati3
フウセンカズラの、つぼみ・花・小さな実をハチ抜きでお目にかけます。ハチの苦手な方は、こちらを鑑賞して下さい。

◆ウィキペディアで黒田節を検索したら「赤坂小梅」さんの十八番だったそうです。私、幼いころに小梅さんの写真を見たことがあるのですが、どこが「小」梅なのかなぁ「大」梅だなぁ、と呟いて、たしなめられたという思い出があります。

アリの巣

0815ari
線路際。
ふと下を見ると、この状態。

アブラゼミの翅を一生懸命運んできたんでしょうね。
ところが、巣穴に入らなかったのですね。
アリたちも困ったことでしょう。同情するとともに、なんとなくおかしみを覚えてしまいました。

その後どうなったのかは知りません。
翌日見に行ったら、この状態は解消されていました。
翅を細かくかみちぎって巣の中に運び込んだか、結局運び込めなくて運び出して飛ばされていったか。
わかりません。

ワルナスビ

0814warunasubi1ワルナスビが咲いていました。

ワルナスビだとわかるには、特徴があります。
0814warunasubi2 コレ。

かなり痛いですよ。うっかり手を出さない方がいい。
バラのトゲより扱いにくいですね。

このトゲや、繁殖力が強くて始末が悪い、というのが名前の由来のようです。
草も実も有毒です。
英語では "Apple of Sodom"とか、"Devil's tomato" と呼ばれるそうです。嫌われてますね、かわいそうに。

タマスダレ

0814tamasudareタマスダレの花のあと。

実が成熟するでしょうか?

これ1個なので、どうなることやら。
忘れなければ、見続けます。

ミツバチ

0814mitubati1
キバナコスモスにミツバチが来て仕事をしていました。

0814mitubati2
これ、ニホンミツバチですよね。ちがうかなぁ。

腹部が黒いのでそう思うのですが。
セイヨウミツバチはもっと腹も黄色っぽかったですよね。

0814mitubati3 じっくり見てください。

違っていたら、ご連絡ください。

こんなショットも撮れましたよ。
0814mitubati4

コシアキトンボ

0814kosiakitonbo1コシアキトンボのメスです。

見かけた時、胸のがっしり感はヤンマのようだし、コシアキトンボ(オスを知っていたのですが)は、白くくっきり抜けているはずなのに、黄色っぽく、黒交じりの抜け方で、悩んでしまいました。
検索して調べたら、メスであることがわかりました。
かなり迫力がありますよ。
0814kosiakitonbo2
こんなアングルを撮らせてくれました。

後翅の付け根が黒いですね。これも特徴の一つのようです。
おみごと。
ところで、シャッター音に反応して別の棒に移ったときに、回り込んで撮ったショットを一枚お目にかけます。
0814kosiakitonbo3
ばあ。

コブシの実

0814kobusi白山神社の前の環八の街路樹。
先週見たあの実はどうなっているかな?と行ってみました。

これ自体には変化はありません。

ところが、写真を撮ろうと位置を変えていたら足に何かがぶつかった。

0814kobusi2
これです。
これ、上の写真の青い実が熟したものですよね。

成熟の度合いの異なる実があったのでしょう。
それが落ちていたのです。
そうなのか、こんな風になるのか。と、拾ってきました。
播いてみますかね。芽吹くかどうかわかりませんが。

キマダラセセリ

0814kimadaraseseri2ホトトギスの葉の上に
あれ?黄色いセセリチョウだ!

調べてみたらキマダラセセリでした。

ふだん見かけるもっと濃い茶色のセセリチョウはイチモンジセセリです。
ダイミョウセセリというのも見たことがありますが、キマダラセセリは初めてでした。
0814kimadaraseseri3
落ち着いていて、ゆっくり被写体になってくれました。

イチモンジセセリもそうですが、顔がなんとなくかわいい、愛嬌があります。

0814kimadaraseseri4
三角翼の戦闘機みたいな姿で、シャープな飛び方をします。

0814kimadaraseseri5 翅がイチモンジセセリよりも丸みを帯びています。

入れ替わり立ち替わり、いろいろな虫さんたちが遊びに来てくれることです。

昼食後に、狭い庭と家の周りをのんびりと小1時間もかけての「散歩」。この時間に、たまたま、ここに、来ていたという出会いの繰り返し。

不思議な御縁です。

カメムシ

0814kamemusi1カメムシ目に属する2種がいるんですが、お判りでしょうか。

右の大きな方が
カメムシ目 > ヘリカメムシ科 > ハリカメムシ
左の葉の左の縁にいるのが
カメムシ目 > グンバイムシ科 > アワダチソウグンバイ

というわけで、親戚同士です。
ワンショットで2種、というのは結構珍しいことでして、おめにかけます。

ジョロウグモ

0814jorougumo1白山神社で見かけたジョロウグモです。

このジョロウグモの巣の枠糸がそばのポールから張られていました。

その付け根をご覧ください。
0814jorougumo2
10か所以上、20か所近いでしょうか、糸の足場というかアンカーというか付着点があって、そこから引かれた糸が一本にまとめられています。
さらにその付着点の部分をよく見ると
0814jorougumo3 もっと細かく分かれているようですね。

これだけの本数をまとめて一本の糸のように枠糸をつくっていたのですね。

弱いバネを並べて使うと、強いバネとしてつかえます。
クモの糸も複数をより合わせることで、非常に強くなるのでしょう。
こんな状況を見たのは初めてでした。

http://homepage3.nifty.com/~hispider/spiderwebbook/shinkaia/orbweaverbehaviour.htm
ここに、新海 明さんの「円網の張り方」という詳しい話があります。そこから少し引用しますと

 こしき部に戻って来たクモはここで最後に完成の署名をします。例外はありますが、多くの場合にこしき部の糸をかみ切り、ここに穴をあけるのです(図27)。
 この行為によって、張ったばかりの円網のタテ糸とヨコ糸が織り成す微妙にずれた張力を補正しているようです。かみ切った穴はそのままにされることもあり、また荒く糸を不規則に張りなおすこともあります(図28)。
 そして、あるものでは更にその後でジグザグの隠れ帯が取り付けられる場合もあります。
 やがて、クモは中央に陣取り、頭を下方に向けると、糸をつかんでいる8本の足すべてを使ってギュッと引き締めます。そして、ゆっくりとその糸を緩めると、あとは獲物がこの罠にかかるのをじっと待ち続けるのです。

巣の完成時には全体としてのひずみが糸の中にたくわえられているのですね。それを、最後にこしき部を開いて、張力のアンバランスを解消する、なんとすごい技でしょう!
感動してしまいました。

余分な話:化学科出身ですから、ちょこっとしたガラス器具は自分で細工することを仕込まれました。いろいろガラスを伸ばしたり引っ張ったり、くっつけたりして道具をつくります。そうすると、形は一応できるのですが、そのままだと、ガラスの内部に歪がたまっていて、非常に壊れやすいのです。
どうやって、歪みをとるのか?
黄色く光る不完全燃焼の温度の低い炎をつくり、その炎で、つくったガラスの細工物をあぶって、「やきなます」のですね。そうすると、内部のひずみが解消されて、丈夫な細工物になります。
そんなことを、ふと、思い出しました。

アブラゼミの交尾

0814aburazemi門を出たら、あれれ?

アブラゼミなのですが、形が変だ?と思いきや、
交尾でした。
路上で交尾するんですかね。普通、木の上とかじゃないのかなぁ。交尾中に落ちてきたのかな?
わかりません。
虫との付き合いの長い私ですが、アブラゼミの交尾を見るのは実は初めてです。
背側しか見えませんので、どちらがオスか、メスか、判定できません。

写真家・海野和男さんのサイトを見たら、樹上で、斜めに重なって交尾するアブラゼミの写真がありました。
見に行ってください。
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200208/1028452585.html
この方がやはり自然な姿に見えますね。

我が家のアブラゼミは、どうしちゃったのでしょうか?

2009年8月18日 (火)

ヤゴ

0813yago1水槽を片づけていた妻が連れてきました。

やあ兄弟、とでもいう風情ですが、下手すればどちらかが相手を食べてしまいかねない。急いで写真を撮って、池に放しました。
これでまた、水槽が片付かなくなったわ、と妻の嘆き。でも、ヤゴがいてホントは嬉しいんですけどね。
0813yago2 トンボ目には、均翅亜目、不均翅亜目があります。「ムカシトンボ亜目」というのもあるんですが、先ずお目にかかることはありません。
均翅亜目は翅が4枚ともほぼ同じ形で同じ大きさ。といっても分かりにくいでしょう、イトトンボの仲間です。
不均翅亜目はアカトンボや、シオカラトンボ、ヤンマなど、普通にトンボといっているものです。

上の2枚目の写真が、均翅亜目の幼虫です。腹部先端に細長い3枚の尾鰓(びさい)(気管鰓)があります。
最近の我が家の「イトトンボ事情」としてはおそらくモノサシトンボの幼虫だと思いますが、確実ではありません。
0813yago3
この写真のタイプが不均翅亜目の幼虫です。
直腸鰓といって、肛門から水を吸いこみ、直腸の壁から酸素を吸収します。

この水を急速に噴出させてジェット推進で水中を飛んでいくことがあります。

ヤゴは下唇を長く前に伸ばして餌を捕まえますが、この折り畳み式の下唇を伸ばす原動力は筋肉ではなく、体液の内圧だそうです。水圧式なんですね。

ヤゴも両眼視差を使って立体視を行い、下唇の長さと一致する時に下唇を伸ばして餌をとりますが、餌が真正面にあるときに限ります。
また、適切な餌の位置の時に刺激される複眼の領域を別の方法で刺激しても、錯覚を起こして捕獲行動を起こします。

ところが、カマキリでは、餌が正面になくても、立体視とカマの動きの上下左右の調節で餌が捕れます。3次元的に射程距離が測れるのです。
また、上で言った錯覚はカマキリでは起こりません。

同じような捕食者の捕食行動ですが、カマキリの方が何段かすぐれているようです。(カマキリファンとしてはとてもうれしい。)
「動物の生き残り術」から仕入れた知識です。

頭隠して尻隠さず

0813aodouganeアジサイの葉芽が開いているところへ、頭を突っ込んでじっとしているアオドウガネです。

隠れているつもりなんでしょうねぇ。
自分の眼には光が入ってこないものねぇ。

お尻には日が当っているんだよ。

またオニグモ

0814onigumo1前の記事でオニグモがコガネムシを捕まえていたのが8月12日でした。

8月14日の朝、玄関ドアを開けると、足元にセミが散らばっていました。
アブラゼミです。
0814onigumo2
上を見上げれば空中に悠然としてオニグモが浮いています。
まだ朝早いので、隠れていません。この後、日中は網から離れて隠れます。

クモのいる場所は網の中心部「こしき」と呼ばれる部分です。
0814onigumo3 この写真で、右上にクモがいますが、その左下方向に大きな穴が開いています。おそらく、ここにアブラゼミが引っ掛かって、暴れたのでしょう。

実際に網にかかった姿は見ませんでしたが、網の破れと舌に落ちた死骸とから、そう想像されます。

最初の写真で、タイルの上に白い点々が光っていますが、おそらくクモの糞でしょう。と思っています。

参考サイト
http://homepage3.nifty.com/~hispider/spiderwebbook/shinkaia/orbweaverbehaviour.htm
ここに、クモの網の張り方の詳しい解説があります。
ここは、絶版になっている『クモの巣と網の不思議』という本の、WEB版です。信頼できるサイトですので、関心のある方はぜひご覧ください。

オニグモ

0812onigumo1先日、ミンミンゼミを捕まえた、あのオニグモです。
今度は、コガネムシの仲間を捕まえました。

アオドウガネかドウガネブイブイという感じですが、よくわかりません。

この写真の時は、獲物は生きて脚を動かして抵抗していました。
オニグモの方も、餌に逆襲されないよう、体を密着させてはいません。
脚先で餌を回転させながら糸を巻いていきます。
0812onigumo2
糸を巻くためにクモはいろいろ位置を変えます。
たまたま、クモの背面が写せました。
この模様がオニグモの特徴です。

やがて、獲物も力尽きたか、動かなくなりました。
0812onigumo3
クモも獲物を引き寄せて、これから食事にかかるところです。

随分大きな餌がかかります。よい位置を選ぶことができたということですね。

ネコハグモ

0812nekohagumoアサガオの葉の上です。

(老眼の)肉眼ではちょっと赤茶色のゴミがある、位にしか見えません。
写真に写してはじめて、そうか、クモか、と分かります。

この時一緒にいた妻に、見えるかい、と聞いたら、やっぱり見えず、カメラの後面の液晶モニターに拡大画像を表示して見せたら、そうなのかぁ、と感心していました。

ところで、上の写真ではネコハグモ特有の網をまだ張っていません。8月12日です。

翌13日、同じ葉っぱの上
0813nekohagumo
もう大きくなったみたい。すごい成長ですね。
網を張り、そこにかかった獲物の残骸が残っています。

アサガオの葉は柔らかくてネコハグモの生活にはちょっと不安定だったのでしょう、この翌日からはこの場所から消えました。きっとどこかで成長しています。

ハラビロカマキリ

0812harabirokamakiriハラビロカマキリの終齢幼虫がハエを食べているところです。

成虫になるまでの間飼育して、成虫になったら庭に放してやるつもりです。

交尾までは管理しきれませんので。

昔、子らと5~6年もカマキリを継代飼育した時は、カマキリに全部アルファベットで名前をつけ、どのカマキリがいつ交尾したかの記録をとりながら飼育しました。あれは、すごい集中力と持続力を要することでしたが、やりましたっけねぇ。すごかった。

しばらくはいっしょに暮らそうね。

アカトンボの複眼

0812akatonboナツアカネかアキアカネかよくわかっていないのですが、捕まえました。
で、今回は複眼の接写に挑戦。

1万を超える個数の単眼で構成される複眼です。ヤンマでは3万という話もあります。

写真では見事に六角形の個眼が写せました。

◆ところで、最近読んだ「動物の多様な生き方」シリーズの2巻「動物の生き残り術」からちょっと引用します。

 ハンミョウ成虫は地上を徘徊しながら餌を探す。・・・ハンミョウ成虫の追跡行動は走行と休止を繰り返して行われる。走行中には、走行開始直前の餌位置に向かって体を回転させる。・・・そのため、ときどき立ち止まって餌の位置を確認すると考えられている。・・・ハンミョウ成虫の追跡は、その時々で餌の方向へ向きを変えて、とにかく走る、という点でシンプルな戦略である。これをトラッキングという。

 ハンミョウより比較的高度な戦略をとるのがトンボだ。トンボは飛びながらほかの昆虫を追跡してとらえるが、ただやみくもに追いかけるわけではない。餌の飛ぶ方向を考慮に入れ、その予想される飛行経路を途中で横切る形で餌に追いつく。これをインターセプトという。・・・
自分の頭の向きを外界に対してつねに一定に保ち、さらに眼に映る餌の位置を一定に保つことでインターセプトするようだ。・・・

そういうわけです。

ハンミョウ・タイプの追跡をすると追跡曲線という曲線が描けます。

http://www.takayaiwamoto.com/Pursuit_Curves/ja_Pursuit_Curves.html

このHPから「4.直線上で追走する場合」へ入っていただくと、この曲線が見られます。

トンボ・タイプの追跡の一番単純な場合で、餌が直線上を一定の速さで飛んでいるときにトンボはどう飛べばいいかというと、下の図のようになります。
Intercept 黒い点が餌、赤い点がトンボと見てください。
無駄なく餌に接近してゆけるのです。

すぐれてますねぇ。

読書報告を兼ねて。

シャクトリムシ

0811syaku1エニシダにシャクトリムシが「大」発生。
多分これはヨモギエダシャクの幼虫ではないでしょうか。

0811syaku2 台風の雨上がりで、水滴が体についているのもいます。

0811syaku3
白い矢印で示したのが側単眼です。

いわゆるガもチョウも同じなんですよね。

0811syaku4
こちらは足元。
白い矢印で示したのが気門ですね。
ここから体内へ気管が入っていって、それは毛細気管という細い管に分岐して体内に酸素を送り、二酸化炭素を排出します。
昆虫の体のサイズだと、空気の強制的な循環ではなく、拡散という過程で酸素が送られます。
それでも、こうやって静かに暮らすシャクトリムシと、トンボやアブなどの激しい筋肉活動をする昆虫とが同じシステムでやっていけるというのも不思議なものですね。

ところで、エニシダの大きさに対して、シャクトリムシの数が多すぎました。
駆除するしかありません。発見者の妻が12匹、後で私も3匹、駆除しました。
申し訳ないことですが、ちょっと多すぎました。

ミノムシ

0811minomusi1ミノムシを見つけました。
0811minomusi2
偶然3匹もいっぺんに見つけました。
8月11日のことです。

でも、以来また見かけません。

少しは復活してきたのでしょうか。
一時は全く見なかったからなぁ。

もう少し増えて、子どもの昆虫入門を手伝ってくれるくらいになるといいのですが。
裸にして、細かい紙きれを与えるときれいなミノをつくる、なんて、個体数さえ多ければ、遊びとしては構わないのですけどねぇ。

ミドリグンバイウンカ

0811midorigunbaiunkaミドリグンバイウンカです。
0811midorigunbaiunka2
みごとに背景にとけ込んでいます。
体長は5mm弱。
眼が慣れないと見つけにくいでしょう。
この写真で眼の訓練をして下さい。
よく見ると、超ミニ「セミ」みたいな気がしませんか?
カメムシ目 > グンバイウンカ科 > ミドリグンバイウンカ
ですから、セミとは親戚ですね。
こんな小さな体でもしも鳴いたら、きっと、すごい高音になるのでしょうが、残念ながら鳴きません。ふと想像をたくましくしてしまいました。

ヒメコガネ

0811himekogane1ヒメコガネですが
一体どういう格好なんでしょう?

実は、2枚のクルミの葉を、自らが「綴じ紐」というか、ホッチキスというか、になって、重ね合わせ綴じ合わせているのです。

前脚で下の葉を、後ろ脚で上の葉を、それぞれ引っ張っているのですね。
上下の葉にはさまれた、狭い空間をつくって隠れているのでしょう、多分。
そこを、私に見つかってしまった。
私が、なんだ?なにやってんだ?と2枚の葉を開こうとするものだから、焦っているところです。
0811himekogane2
結局、開かれてしまった。(ナンテことするんだいっ!せっかくひっそり隠れていたのに!)

背中で不機嫌を語っています(ホントかなぁ)。

ま、「追放」もせず「放置」しておきました。やさしいかかしさんでしょ。

ヒゲナガカメムシ

0811higenagakamemusiヒゲナガカメムシがネコジャラシ(エノコログサ)の実から栄養を吸っているシーンです。

いろいろ奥行きのある被写体で、たまたま、口吻が実に刺さっていそうなシーンが撮れました。
植物としては大事な実を熟させるために栄養を集中的に送り込んでいるのでしょうから、きっとおいしいと思います。

別件:ヒゲナガカメムシって、「ヒゲの長いカメムシ」という命名でしょうか?
もちろんそれはあるのです。このヒゲ、目立って長いですからね。
ところで、分類的にはこうなります。
カメムシ目 > カメムシ亜目 > ナガカメムシ科 > ヒゲナガカメムシ
ということは、「ヒゲの長いナガカメムシ」なんですね。
マルカメムシなどとは違って、体が長いということもこの仲間の特徴です。


2009年8月17日 (月)

アリグモ

0810arigumo1今年はアリグモの当たり年。

玄関ドアの上を歩いていました。
0810arigumo2
こいつかどうかは分かりませんが、先日は室内に入ってきて、歩いていたので、ここは君の居場所じゃないよ、と外に出してやりましたが、私の「眼」が肥えたせいなのかどうか、随分見かけるようになりました。
ハエトリグモの仲間なので、顔つきは似ています。正面の眼の光り方など全く同じです。
なじんでくれば愛嬌のあるクモです。

ツバメの巣立ち

0809tubame18月9日、日曜日の朝。
ツバメの巣立ちみたいよ、という妻の声に、さっそくカメラに望遠ズームレンズをセットして飛びだしました。
空が背景で、逆光、黒い写真ですみません。喉のあたりが少し赤いのがなんとか分かるかと思います。
これはツバメの幼鳥です。巣から飛び出しては来たんでしょうね。でも、ここに止まって動かなくなってしまいました。
この幼鳥の周囲を2羽の親が声をかけながら飛び回っています。この声が、ふだん聞く鳥の声と違う、というので妻が気づいたわけです。
0809tubame2
電線上、右が幼鳥、左が親です。
親のほうは、尾の先が2本にくっきり分かれているのでわかります。
飛び回っていましたが、一羽が電線のちょっと離れたところに止まって、しきりに、鳴きかけて、飛べ、と促しています。
もう一羽は周囲を鳴きながら飛んでいます。
0809tubame3
こっちが親。
スマートでしょ。
幼鳥は図体はでかいけれど、まだ体が引き締まっていないんですね。

しばらく親に促された後
0809tubame4 これが親の方へと飛び立った幼鳥。
必死なんでしょうね。
やっぱり、飛ぶって、大変なことなんでしょうね。
{思い入れ}「おかあさん!」と叫んでいるみたい。
無事、巣立って独立した大人になれましたでしょうか。
大丈夫だよね。

コフキコガネ交尾

0809kohukikogane1またコフキコガネの登場。
場所もクルミの葉です。

何だ?どうなっているんだ?と近づいたら、コフキコガネが交尾行動をしているところ。0809kohukikogane2
腰をかがめて回り込んだら、ようすがわかりました。
コフキコガネであることも、この位置まで入ってきてやっとわかったのです。

0809kohukikogane3
しきりにオスは交尾に入ろうとするのですが、どうも、2匹のいるポジションがうまくない。

オスが交尾器を伸ばすと、クルミの葉が邪魔になるという位置関係なのです。

ヒトが介入する場合じゃないですから、写真だけ撮って退散しました。あの位置関係ではうまくいかなかったかもしれません。
どうなったかなぁ?

タマサンゴ

0808tamasangoタマサンゴの実です。
いっぱい。
花もまだ咲きます。

この赤くて真ん丸な実がかわいくて、我が家の庭にご招待した木です。
見ていると、なんとなく楽しくて、心和みますよね。
ナス科ですので、たまにニジュウヤホシテントウの姿を見ましたが、あまりひどく食害されることはありませんでした。
この先もずっと寒くなるまで楽しませてくれます。




オニグモ

0808onigumo18月8日、夕方6時頃。
妻が、クモがセミを捕まえている!というのでカメラを持って飛びだしました。

玄関ドアを開けると、オニグモの巣にミンミンゼミがかかったのですね。
オニグモが糸で巻いているところでした。
玄関先の蜘蛛の巣を放置しておくところが「我が家」らしいところで、普通なら嫌って巣を払ってしまうのでしょうね。
0808onigumo2 獲物はミンミンゼミのオスです。オスは移動性が大きい。
玄関灯の前にオニグモは巣を張っているのです。光に引き寄せられてやってくる昆虫を捕まえているのです。
セミはもう、脚を縮めています。多分もう死んでいます。
クモはセミの腹部にくっついています。おそらく消化液を注入して、吸い始めていると思います。
円網のうち、放射状の糸を縦糸(ねばりつきません)といいますが、これは30%~50%ほど引き延ばされると切れますが、破断強度は非常に大きな糸です。
それに対して、丸く張られた横糸(ねばりつきます)は、破断強度は縦糸より一ケタも小さな弱い糸ですが、伸びは約150~190%と、2倍近く引き伸ばされても切れないのです。
 巣の骨格を支える縦糸は丈夫で、横糸はしなやかなのですね。
そのしなやかさで、ミンミンゼミのような大物が飛んできて網に突っ込んだときでも、その運動エネルギーを吸収し、暴れる獲物を疲れさせるのです。
0809onigumo3
翌、9日、朝8時過ぎ。
見に行くと、獲物だったミンミンゼミは網から切り離されて落ちていました。
大声を出すための共鳴板が見えます。
クモが栄養を吸収した残りでも、アリにとってはごちそうなのでしょう、アリがいっぱいたかっています。
0809onigumo4
巣に空いた穴!
これがミンミンゼミとオニグモの格闘の名残です。
0809onigumo5
クモ本体は、というと、少し離れたところに、こうやって体を縮めてじっとしています。日中はこのまま。
夕方になると、網の補修作業を始めます。そうして、夜の獲物を待つわけです。
すごいものを見ました。夫婦して、生と死の濃密な時間を過ごしています。きっと珍しいでしょうね、二人でこういうものを観察しているなんてね。

◆参考書:大﨑茂芳さんという方が、クモの糸について非常に詳しく研究なさっていて、クモの糸に人がぶら下がる実験などもなさっています。この方の著書を3冊ご紹介します。いずれも、まだ入手可能ですので、興味のある方は探してみてください。

「クモの糸のミステリー」中公新書 1549、2000年8月25日発行
「クモはなぜ糸から落ちないのか」PHP新書 292、2004年3月30日発行
「クモの糸の秘密」岩波ジュニア新書 595、2008年5月20日発行

3番目がクモの糸に人がぶら下がる話です。

クモの糸の強度、伸びについての知識は1番目の本を参考にしました。

コフキコガネ

0808kohukikogane何度も登場するコフキコガネです。

今回は、葉っぱを食べている最中、です。
今まで見たことがなかったものですから、ご紹介します。
クルミの葉を丸くかじってますね。
ウンチされないように、捕まえませんでした、ヨ。眺めただけです。

ヒゲナガカメムシ

0808higenagakamemusi1ネコジャラシにヒゲナガカメムシです。

少し前にネコジャラシに「ヨツボシヒョウタンナガカメムシ」というのがついているのをご紹介しました。
あれとは違います。

特徴は「ポパイ」。
前脚の太さですね。
0808higenagakamemusi2
すごい「腕」ですね。

私の個人的な感覚では、こちらのカメムシの方がポピュラーな気がします。
カメムシというと、もうちょっと、幅の広い、クサギカメムシなんかの形を思い浮かべると思いますが、こういう細いカメムシもいろいろいますので探してみてください。

アブラゼミ

0808aburazemi網戸の向こうにアブラゼミのオス。

メスは行動性が低いのか、こういう所ではあまりお目にかかりません。

オスはコンクリートの電柱にくっついていたり、こんな網戸に飛んできたり、いろいろ動きまわっているようですね。

クサカゲロウの幼虫

0807kusakagerouまったく見事なカムフラージュです。
知らなければ絶対見逃します。
白っぽいゴミがついているようにしか見えません。

これ、クサカゲロウの幼虫です。
自分が食べたアブラムシの残骸をくっつけて歩いているのです。
1枚しか撮れなかった写真ですが、下に頭が見えているのです。
彎曲した顎が見えると思います。
オミゴト!です。

2009年8月14日 (金)

クマゼミの脱け殻

0807kumazemi18月の4日にここ、東京大田区の南端で、クマゼミの声を聞きました。シュワシュワシュワ・・・という独特の声です。聞き間違えはないと思います。
夫婦してびっくり、感動。目視したかったのですが、見つかりませんでした。
5日にも鳴きました。その後は聞いていません。

さて、所用があって、6日、妻が奈良県の実家へ行ってきました。

出かける当日だったか前日だったかに、NHKの朝の番組の中で、セミの脱け殻の見分け方についてのレポートがありました。
アブラゼミとミンミンゼミはほとんど見分けがつかなくて、触覚の節の長さで見分けます。それは知ってはいますが、まだちゃんと見分けられるようにはなっていません。
クマゼミの脱け殻は「でべそ」がある、と番組で言っていて、映像で見ました。
そうなんだ「でべそ」なんだ、と納得してしまいました。

で、帰宅後、ニコニコとバッグから出したのが上の写真の脱け殻。
さすが、我が妻、見るべきものは見ていますね。
これ、クマゼミの脱け殻よ、と。奈良から連れ帰ってきた脱け殻です!

形はアブラゼミなんかと変わりません。成虫の腹の太さなど思うと、こんなに同じでいいのかな、と思うほどです。
0807kumazemi2
アブラゼミやミンミンゼミの脱け殻には土が全然ついていなくて磨かれたようになっていますが、この脱け殻は少し土っぽい。
土の粉が乾燥したものが付着しています。

さあて、勘所。
0807kumazemi3
写真の中に矢印を入れておきました。

その矢印の指すところをご覧ください。

これが、クマゼミの「でべそ」!
中脚と後脚の間のところです。

なるほど出っ張っている!

正面から撮って見ましょう。
0807kumazemi4
右が頭で、左が腹端です。

ちゃんとでべそが見えますね~。
これは見分けやすい。

東京でもクマゼミが聞かれるようになってきています。
ぜひ、脱け殻を拾ってみてください。
私の家の周りでは、主流はアブラゼミとミンミンゼミ。
ニイニイゼミは見かけなくなりました。ニイニイゼミの脱け殻は小型で泥まみれですのですぐわかります。
ツクツクホウシも鳴きます。脱け殻は腹部が細くて、色が淡いです。

ぜひ、脱け殻の観察をして下さい。面白いですよ。

キバナコスモス

0807kibanakosumosu前の記事で実がなっていた樹木の足元。

キバナコスモスです。
色調の違うのがあるんですね。
0812kibanacosmos
このあたりから一株頂いてきて、線路際に植えました。
つぼみが膨らんできました。

さて、どっちの色の花が咲くのかな?
期待して、見ていましょう。

コブシの実(?)

0807kobusi街路樹です。
8月7日の撮影。

春にこの木で花が咲いていたのは覚えていますが、コブシだったかハクモクレンだったか。私、木や葉の姿で木の名前がわかるたちではないもので・・・。不明。

でもなぁ、これコブシの実じゃないかな、と思っています。
http://www.hana300.com/kobusi1.html
ここにちゃんとした写真があります。比較してみてください。

花から実まで、随分時間がかかるのですね。

アメリカミズアブ

0807americamizuabu1アメリカミズアブです。

妻に、これはアメリカミズアブだ、と教えたら、え、ベンジョバチではないのか、と聞き返されました。

そうなんですよ、すっごく似ている。

見分けのポイントはぁ
脚に白い模様がある
触覚の動きが面白くて、縦に交互・上下に振るのが、妙にかわいい
複眼に、不思議な波模様のようなものがある
と教えました。
これで、妻もアメリカミズアブを認識しました。

0807americamizuabu2 複眼を見てください。
模様がありますでしょ。

ちょっと見かけただけではここまでは見えないでしょうから、脚の白い模様を手掛かりにして観察して下さい。

下のサイトにコウカアブの写真があります。比べてみてください。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-abu_mizu_kouka.htm

◆実は私もベンジョバチ(=コウカアブ)とアメリカミズアブの違いをちゃんと認識したのは最近のことです。
生ごみのコンポストのあたりにいる、こんな姿の昆虫はベンジョバチだと思っていました。
コウカアブは漢字で書けば「後架虻」ですね。

こう‐か【後架】禅寺で、僧堂の後ろにかけ渡して設けた洗面所。その側に便所があり、転じて便所の意になる。ごか。[広辞苑第五版]

私の子供時代は人力での汲み取り式便所でしたから、コンポストなどというスマートなものはありませんでしたし、トイレ(ット)などというハイカラな言葉もありませんでした。
ハエやアブとは身近で、顔なじみでした。
子どもたちは、ベンジョバチ、といい慣わしていました。私共夫婦は同世代夫婦なので、会話に世代ギャップが全然ない、あるのは育った地域ギャップですね。
ベンジョバチで話は通じます。

アメリカミズアブとコウカアブは、同じミズアブ科ですし、とてもよく似ています。
もし今度「ベンジョバチ」と対面したら、どっちなのか、じっくり観察して下さい。
刺しません、「ハチ」じゃないんだし、キタナイと言っても、人間の汚さに比べればそう大したものではなし。安心して観察していただけます、どうぞ。

◆今思い出したのですが、「禅寺」「便所」というと、「東司」という言い方がありますね。

とう‐す【東司】禅寺で、便所のこと。東浄トウチン。[広辞苑第五版]

何の脈絡もありません、ただ思い出しただけです。

アブラムシ

0807aburamusi私の肉眼は本当に頼りない。

木の枝にアリがたかっていました。
樹液でもにじみ出て、よほどおいしいのだろうな、それにしてもすごいたかり方だな、と撮影したものです。
帰宅して、パソコンで整理していて、えっアブラムシがいたのかぁ、です。
灰色の小さなアブラムシがいるんですね。それを目当てにアリが来ているのでした。
植物から直接汁を吸っているのではなく、アブラムシが腹端から出す液を吸いにきているのでしょう。で、アブラムシを「守って」いることになる。アブラムシの捕食者のテントウムシの幼虫やヒラタアブの幼虫がそばにいても、アリが攻撃的になった姿、というのを見てはいませんが、アリがたかっているところへは他の昆虫は行きづらくなるのでしょうか。

アリ

0807ariこれは電柱を上っていくアリなんです。
かなりのスピードで上がって行きましたので、2枚しか写真がとれず、公開できるのはこれだけです。
なんで、写真を撮ったのかといいますと、サムネイルをクリックして拡大し、触覚の先端を見てください。
よくわからないのですが、触覚の先端部を面にすりつけながら歩いているのです。
触覚を振って、あちこち叩きながら歩く姿をよく見ているように思います。
ここでは、触覚の先端を摺りつけながら歩いている。
歩いている面からの情報を取得しているのでしょうか?
あるいは、まだ歩いていない所への探査歩行中で、帰り道のための道しるべでもすりつけながら歩いているのでしょうか?

スケールを人間に拡大して考えてください。巣からどれだけ離れているのか、未知の領域へ踏み込んでいって帰れるのか。自分に当てはめてみると、ものすごい行動だということが分かります。

タマスダレ

0806tamasudareari庭でタマスダレが一輪咲いていました。
何度も紹介しましたので、もういいかな、と思いつつ、近づくと、アリさんがお仕事中。
ハチやアブなどよりもまめに花を訪れていますね。
花を覗けばアリがいる。

ところで、タマスダレに毒があるという話はそれなりに有名ですが、タマスダレの「実」って見た事ありますか?ヒガンバナ科なんですけれど結実するようですね。知りませんでした。http://www.hana300.com/tamasu1.html
季節の花300というサイトで知りました。
ここに、実の写真があります。ごらんください。
今まで、花のあとを気づかなかったなぁ。忘れないようにしなくっちゃ。

2009年8月13日 (木)

ドウガネブイブイ

0806douganebuibui1フチベニベンケイの葉に止まっていました。
ドウガネブイブイです。

実はこの時は葉を食っているとは気づいていませんでした。ただとまっている、としか認識していませんでした。(フチベニベンケイの葉って食べられることが少ないし。)
0806douganebuibui2
一枚写真を撮って、ここはダメ、別のところに行きな、と引きはがそうとしたのですが、かなり強い力でしがみついていました。

なんとか引きはがして手のひらに乗せて記念撮影。

0806douganebuibui3
コフキコガネの眼がかわいい、つぶらだ、とひとしきり騒ぎましたから、ドウガネウブイブイの顔も撮ってあげました。
いかがでしょう?
かわいいですよね。
さて、どこかへ飛んでけぇ、と投げようとしたら今度は手にしっかりしがみついてしまって離れようとしません。コラコラ、だめでしょ、とかいってはがそうとしたら・・・
0806douganebuibui4
やられました。
あ~あ、これは「うんがついた」というべきだよなぁ。
むにゅむにゅと。
苦笑いしながら、引き離し、ぽんと投げ上げると、翅を開いて家の裏の方へ飛び去って行きました。

ついてます。こんな写真が撮れるなんて。

0806douganebuibui5
これ、ドウガネブイブイがついていた葉です。
かじりとられてますね。
かじりとられて消滅した部分が、ドウガネブイブイの体内を通過して私の手に移動してきたわけです。
肉食性の動物の糞と違って、匂いもない。

妙なものを、観察しました。

ところで、以前から気になっていることなのですが、ドウガネブイブイって、どういう名前なんでしょう?
「どうがね」は「銅鉦」でしょう。これはまず確かです。
「ぶいぶい」がねぇ。「カナブン」の「ぶん」と同じなんだろうな、と広辞苑を引いてみると
かな‐ぶん【金○】コガネムシ科の甲虫。体はやや扁平、青銅色で光沢に富み、体長約2.5センチメートル。クヌギなどの樹液に集まる。また、俗にコガネムシ類をいう。かなぶんぶん。<季語:夏>[広辞苑第五版]
「○」のところは「文」の下に「虫」です。「虫」の横に「文」、なら「蚊」ですよね。同じ字でしょう。「蚊」の音読みは「ぶん」ですか。
「ぶんぶんと音を立てて飛ぶ、あかがねの鉦のような色をした虫」ということでしょうか。

これ、想像です。正しい説ではないので信じないでください。よろしく。

オオシオカラトンボ

0805oosiokaratonboオオシオカラトンボです。

シオカラトンボとどう違うのでしょう?

写真中に2本矢印が入っています。
翅の付け根付近のところを白い矢印がさしています。
ここが黒くなっているのがオオシオカラトンボです。
シオカラトンボでは、翅全体が無色です。

腹部の先端のところを赤い矢印がさしています。
端っこまで黒いのがオオシオカラトンボ。
シオカラトンボでは先っちょが白いです。

印象として、少し「大柄」で、「がっしり」した力感(迫力)のある方がオオシオカラトンボ。
シオカラトンボの方が「きゃしゃ」です。

まぎらわしいですので、「シオカラ」でいいですけどね。違うのがありうるんだということだけ意識していてください。

ムラサキカタバミ

0805murasakikatabamiムラサキカタバミです。
春に咲いていた花より何だか色が濃くって、くっきりと際立った感じがします。
上品な花ですね。

と、書き出したところで、まちがってないよなぁ、と、ふと気になり、検索してみました。
下は群馬大学のサイトです
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Murasakikatabami.html
↑こちらがムラサキカタバミ

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/imokatabami.html
↑こちらがイモカタバミ

似てますよ。見比べてみると、花の中央部が白っぽくなっていますので、ムラサキカタバミで大丈夫だと思います。

同じムラサキカタバミなんですが、一味「濃くなった」感じです。ちょっと足元に気を配って見てください。

モッコクの実

0805mokkoku モッコクの実が大きくなってきました。
花はかなりいっぱい咲いたのですが、ついた実はわずかです。
この実にもアブラムシがくっついているのですが、それをとってしまえ、という気にならないのがいかんのだろうなぁ。でもまあ、頑張ってください。見てますから。


アワダチソウグンバイ

0805awadatisougunbaiアワダチソウグンバイです。

カメムシ目 > グンバイムシ科 > アワダチソウグンバイ
ということで、カメムシの仲間なんですが、北アメリカ原産の帰化種だそうです。
セイタカアワダチソウ,オオアワダチソウ,ナス,キク,ヒマワリ,サツマイモ等の汁を吸います。幼虫も同じです。
線路敷地内にセイタカアワダチソウが生えていますので、そのあたりで増えているのでしょう。幼虫をまだ見たことがありません。
小さすぎて、老眼では気づいていない、あるいは、見えていても認識パターンを持っていないので気づいていない、のだろうと思います。
なんとか、気づいて、観察したいと思います。

2009年8月12日 (水)

アオスジアゲハ(2)

0805aosuji5すばらしいアオスジアゲハの舞いに酔いしれた後、さて、散歩だ、と脚を踏み出そうとしたら。

今度は、二匹でやってきました。
またまた、うわあ、です。
また、大声で妻を呼びました。なによ、という顔で出てきた妻も、茫然です。
0805aosuji6
多分オスがメスに交尾を迫っているのでしょう。
でも、交尾には至りません。
交尾拒否ならメスが直線的に飛び去ってもよさそうなものなのに、違うんだなぁ。
ゆったりと二匹で舞いまわるんです。
翅は激しくはばたいているのですが、体の動きはゆったりなのです。ホバリングで空中停止、というのとも雰囲気が違う。
激しい動作でゆったりと舞う、という感じ。
二匹で、からむように舞います。
0805aosuji7
しかも、空間は広いのに、玄関先からガレージのあたりの、限定された範囲内を、あちらへふわり、こちらへひらり、二匹で舞いまわるのです。

自分たちが一体何を見ているのか、わからなくなるような、幻想的な雰囲気。
0805aosuji8
しかも、アオスジアゲハの青い色が日光を反射して宝石のようにきらめくんですよ。

なんとも豪華な、きらびやかな舞でした。
わざわざ、見せに来てくれたのかなぁ、いったい今のは何だったんだ?と妻と二人で、深く息をつきました。

いや、ほんとうに、すごいものを見ました。たまたま、妻と二人で見て、この経験を共有できたこと、これ以上の「仕合せ」はありません。

緊張がほぐれた時、軽いめまいのような、疲労感のようなものを覚えました。
この出来事のほんの一部分しかお伝えできませんが、ご紹介しました。

アオスジアゲハ(1)

0805aosuji1日課の「昼の散歩」

玄関のドアを開けた瞬間に、私は固まってしまって一歩も歩き出せませんでした。

一匹のアオスジアゲハがまるで体当たりでもするかのように、私の目の前に飛んできたのです。
そうして、目の前で舞う。
ひたすら、レンズを向けて、シャッターを切るだけ。ファインダーをのぞくゆとりはないんです。
上の写真では、翅はぶれて、眼だけがかろうじて写っています。
0805aosuji2
やっと止まってくれて、クリアな写真も撮れました。

大声で妻を呼びました。声にびっくりしないかとも心配したのですが、なんとかいてくれて、駆けつけた妻と二人で観察しました。
0805aosuji3
うわぁ、ですよ。
顔の周囲を飛ぶ。
耳のあたりに、羽ばたきによる風圧を感じましたもの。
なんということでしょう。
0805aosuji4
驚いたなぁ。ドキドキ、ワクワク、興奮してしまいました。
こんなことってそうざらにはないです。
化粧品を使っているわけではないので、私の体から発散するのは汗臭さくらいでしょう。
汗のにおいに反応したのかなぁ。
いやぁ、びっくりです。
しばらくして、ふと、姿を消したので、妻と二人で、なんとなく、ため息。
すごかったねぇ、と。
嬉しいことです。
妻は家の中へ引き上げました。

アブラゼミ

0805aburazemi
題して「アブラゼミの困惑」

電柱のアース線にとまってしまったアブラゼミ。

困ってます。

しばらくしてちゃんと飛び去りましたが。

結構遠くからの撮影で、フラッシュを使っていますが、セミの単眼ってホントにわかりやすいですね。
ルビー色に輝く3つの単眼。光を入射方向へ返しているのでしょうか?
トンボの単眼は見つけづらかった。
セミやハチ、カメムシは比較的見つけやすいですよ。

トカゲ

0804tokage正確にはニホントカゲというべきでしょうね。
まあいいや。

今年もあちこちで見かけるのですが、なかなか撮影できません。先に向こうに気づかれてしまいます。
0805tokage1
これはなんでしょう?

丸まったトカゲです。

ブロック塀の上で見かけたのですが、ご近所の方とあいさつしているうちに、塀と物置のすき間に入り込んでしまったのです。

真ん中に、フラッシュを反射したうろこの虹色の輝きが見えます。

画像をちょっといじって、明るくするとこうなります。
0805tokage2
ね、いました。
厳しいところへ逃げ込まれてしまいました。
これ以上どうにも写真の撮りようはありませんでした。ザンネン。

写真は明るく白くとんでしまった画像よりも、暗く黒ずんだ画像の方がむしろ情報量が多くなんとか画像を取り出せます。

デジカメの面白い性質ですね。

オオカマキリ

0804ookamakiri現在、オオカマキリ3匹と、ハラビロカマキリ1匹が飼育下にあります。
このくらいが限度ですね。

毎日ハエを捕っては入れてやります。ツマグロオオヨコバイの幼虫も。

この写真は、ハエを食べているところですね。

カマキリは人間と同じく、両眼視で立体感がえられます。動くものを見つけると、頭をその方向へ向け、立体視によってカマの射程距離に入ったことをみると、一挙に餌を捕まえます。

もし、餌の動きが止まると、体を左右に動かして、目の位置を変えることによって立体感をえて、餌までの距離を測ります。
この、ゆらゆらと体を左右に振る動作が、カマキリファンとしてはたまらない迫力なんですよねぇ。
もうすぐ最終の脱皮。成虫になると思います。

なんでしょう?

0804asagaoなんとなく、飴玉みたいな感じがしませんか?

アサガオの花がしぼんだところです。

受粉したのでしょうね。
この後は、実を成熟させる仕事。
摘まないでくださいね。

アリグモ

0804arigumo1アリグモがアリと並んで歩いていました。

0804arigumo2
アリに擬態してはいますが、アリに紛れ込んでアリを捕獲しようというのではなさそうです。

ちらっと見ると、小型のアリの間に大きなアリが一緒にいる、という風にしか見えません。

アリに擬態することによって安全になる、というようなメリットがあるんでしょうか。
0804arigumo3
カメラの側へ歩いてきた一瞬のショット。
みごとなクモ顔ですね。

ムラサキシジミ(続編)

0803murasakisijimi

翅のすき間から、青い色がわずかに見えています。

なかなか翅の模様を見せてはくれません。

そのうち、こんな行動をとりました
0803murasakisijimi6_2
これ、産卵行動ですね。
そうなのか、メスなんだ、とこの時点で認識したわけです。

ここはボウガシの葉の上なんです。
前の記事でご紹介したサイトによれば、ムラサキシジミの幼虫の食草は「カシ類」だそうです。
いいわけか、ボウガシでも。
何回か産卵行動をしてから、飛び去って行きました。

一か所だけ、ココ、と記憶しておいたので、その葉を見ると
0803murasakisijimi7
小さな卵。肉眼ではただの丸い卵だったのですが、こうやって接写してみると、何やら表面に細かい構造があります。

0803murasakisijimi8
このくらいが限度なんですが。
信じられないような美しい微細構造があります。

どうやってこんな微細な構造を作るんでしょう?
不思議ですねぇ。感動的ですね。

孵化が見たいと葉っぱごととり込んだのですが、残念ながら失敗。
温度の変化が少ない、明暗の変化がはっきりしない、そういった影響があったのかなぁ。孵化しませんでした。自然界でも全てが孵化するわけではないでしょうけれど、やっぱり残念です。
0804murasakisijimi
卵の大きさを知っていただくために、物差しと一緒に写した写真です。
1目盛が0.4mmです。
ですから、約0.8mm程度の大きさの卵であることがお分かりいただけるでしょう。

とり込まなかった卵が何個かあのあたりにあるはずです。
幼虫に出会えるといいのですが、まだお目にかかれません。

ムラサキシジミ

0803murasakisijimi1地味なシジミチョウです。

あれ、ヤマトシジミとは模様も色も違うし、翅の先っぽがとがっているし、これは確かムラサキシジミとかいうやつだったよなぁ。
と、接近。

0803murasakisijimi2 擬人化しすぎな気もしますが、ひょうきんなやつですね。

人の目の前でこんな恰好をしたりしてます。
0803murasakisijimi3
正面顔。

翅のすき間から中の色などみえないか、と頑張っているのですが、見せてくれません。

とても奇麗な色のはずなんです。

0803murasakisijimi4
飛んだ!

反射的にシャッターを切ったら、ピンボケですが、少し写りました。
青い色がチラリと見えました。
ちゃんとした姿は下のサイトなどで見てください↓
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/murasaki-sijimi.html

0803murasakisijimi5 上の文章では「やつ」などと呼んでしまいましたが、実はこのムラサキシジミ、メスなんです。

美貌をじっくり見てあげてください。
複眼からの反射光が「星形」とでもいいましょうか、面白いですね。

さて、この先はつづきの記事でどうぞ。

メスジロハエトリのオス

0812mesujirohaetorim1前の記事でメスジロハエトリのメスの幼体を載せましたが、今日、8月12日、今度はメスジロハエトリのオスに遭遇しましたので、話が続いて、いい具合ですから、早速載せます。

←これです。ヤツデの葉の上。
メスとは全然違いますね。
0812mesujirohaetorim2
前から。
かわいいと思うか、気持割と感じるか、好みが分れそうですね。

私はもちろん、かわいい顔だと思っています。

さらに、アップしてお目にかけます。
0812mesujirohaetorim3
つぶらな瞳(単眼)と思いますか?
ドクロ顔ですか?

アリが目の前を歩くと反応してそっち向くのですが、食べる気はあまりない様子でした。アリの毒(蟻酸など)は、このサイズの世界では結構強い毒のように思われます。
アリクイとか哺乳類がアリを食うのとはわけが違うでしょうね。

2009年8月11日 (火)

メスジロハエトリ

0803mesujirohaetoriメスジロハエトリなんですが。

メスの幼体ですね。

脚が半透明。
なんとなく、カワイイ感じがしませんか?
幼い、という感じが漂う。
幼いものに「かわいさ」を感じるのはなぜだろう?
哺乳類の仔たちのかわいさはもう、たまりませんが、それほどではないにしても、クモの子やムシの子もなんだかカワイイですよ。
ヘン?かなぁ。

フタモンアシナガバチ

0803hutamonasinagabati1ボウガシの葉の上。
このあたりのボウガシの茎にツマグロオオヨコバイの幼虫がたくさんいて、私たちも捕まえてはカマキリの餌にしています。
ふと見ると、フタモンアシナガバチがツマグロオオヨコバイの幼虫をとらえていました。
0803hutamonasinagabati2
前脚で抱えて、大顎で噛んでいます。
自分で食べるのではなく、幼虫のための肉団子をつくっているのです。
0803hutamonasinagabati3
この写真で背中側が見えて、フタモンアシナガバチであることを確定しました。
複眼の間に単眼も見えています。

フタモンアシナガバチはスズメバチ科ですので、子育てもほぼ似ているのでしょう。

ツマグロオオヨコバイの幼虫の脚も噛み砕いて柔らかくしているようです。

自分でも、ツマグロオオヨコバイの幼虫をカマキリの餌にしているくせに、何だかこういうシーンを見ると、ドキドキしますね。前脚、触覚など動員して、団子のサイズや滑らかさなど調べながら作っている様子です。
0803hutamonasinagabati4
大分でこぼこがなくなってきました。
見つけてから7分後です。

見つけてから10分後。
0803hutamonasinagabati5
ほぼ完全に丸い形になりました。

レンズを向けたまま、飛び立つ瞬間を撮りたいと見ていました。
イメージとしては、団子を抱えたままふわっと浮き上がるように飛んで、飛び去るのではないかと思っていました。
でも、そうではなくて、この位置からストレートに水平にすごい速度で飛び立ったのでシャッターを切ることはできませんでした。
すごかった。ふう、とため息が出ました。
緊張と、興奮の時から抜け出して体の力が抜けました。

ところで、このアシナガバチの翅ですが、すごく細いですよね。
チョウの翅は面積が広い。大型のチョウはソアリングもできる。
でも、このアシナガバチの翅はソアリングの出来る翅ではありませんね。
揚力を得る仕組みが幅広の翅の場合とは少し違うような気がします。
そのあたりを、高速度撮影かなにかで詳しくとらえて研究した論文とかはないのかな。
どうみても、ちがうものなぁ。

ホットリップス

0803hotlips1前回ご紹介した場所なのですが、一度まるっきり花の姿が見えなくなっていました。
もう花の時期は終わったのか、と、車で通りかかるたびに見ていましたら、また花の姿。
どうも、花がしぼむとその辺を刈りこんでしまうようですね。
で、見えなくなってしまうらしい。

0803hotlips2
花全体の姿、色も面白いのですが、立ち上がった部分の先端に出ているものが、また、口を開く鳥のようで面白いですね。

0803hotlips3 これは全体として、神社の巫女さんのような感じがします。

0803hotlips4
この写真の下の花。
なんだか、大きな口を開けて親に餌をせがむヒナ、という感じがしませんか?

楽しい花ですね。

何かの卵なんですが

0803budleja1ブッドレアの葉の上に、何かの卵。

0803budleja2 卵の中には何だか幼虫の姿が透けているような気がするのですが。

0804eggonbuddleja これが大きさ。
結構大きい。

アゲハなどの卵はもっと小さくて完全に球形です。

眺めていたのですが、孵化できませんでした。残念です。
この卵の様子だけから、種が判定できる方はいらっしゃらないでしょうか。
ご存知でしたらぜひ教えてください。

雨上がり

0802aodougane8月2日。

雨上がり。

アオドウガネです。
びしょぬれですね。

0802asagao
時間は1時過ぎ。
ふだんなら、この時間にはしぼんでしまうアサガオです。
雨の間、気温も上がらず、咲いたままだったのでしょう。

0802sugurizoumusi これ、スグリゾウムシだと思うのですが、濡れていて、水滴に包まれたみたいになっていて、つやがあるのです。
乾燥したスグリゾウムシはもっと、粉っぽいのですが、どうかなぁ。
濡れて、艶と深みを増したスグリゾウムシだと思います。

0802onigumo
ベランダの下面に何かいます。
すごく小さいけれど、形自体はコウモリが縮んでいるような形。

肉眼ではよくわからなくて、撮影してみてオニグモと判明。
夜行性ですので、昼間は目立たない場所でじっとしています。夕方から網を補修して、餌の昆虫を捕まえる準備をします。
ちょっと先で、このオニグモがすごい獲物を捕まえたお話をしますが、今日はここまで。

雨上がりのお散歩報告でした。

アカトンボ 追記 2つ

0802akatonbo5もし、お子さんやお孫さんが、(もちろんご自身でも結構ですが)トンボを捕まえたら、左の写真のような実験をしてみてください。
(このポーズを演じてくれているのが、前の記事に登場したトンボさんです。)

・お菓子(プリントか、ゼリーとか)のプラスチック容器、インスタントコーヒーの空き瓶などがいいです。(コップでもいいのですが、捨てるつもりになってください。)

・トンボの翅をつまんで、腹部の先端を水面に少し浸します。
 交尾済みのメスで卵が残っている場合、パラパラと産卵してくれます。
(私は50年以上前に、シオカラトンボでやって、産卵してくれて、孵化して、もう大興奮したことを覚えています。)
 産卵しないようでしたら、放してやってください。一言、元気でね、とか声をかけてあげて。

・産卵直後の卵は白いのですが、底に落ちた卵の表面はしばらくすると粘着性になって、底に張り付きます。色も褐色になります。

・シオカラトンボの場合、1週間程度で孵化します。
 まるでガラス細工のような透明な、小さな小さなヤゴが誕生します。かわいくて、美しくて。もし、学校の実体顕微鏡でも借りられるなら、覗いてみるといいです。肉眼と虫眼鏡でも十分に楽しめますよ。感動します。
 ただ、餌を、意図的に供給するのは、なかなか難しいので、ガラス面に緑の藻がついているような水槽に容器ごと沈めてやれば、餌の量とバランスのとれた数のヤゴが成長できます。

・アキアカネの場合、卵の中で途中まで発生が進んで、冬の間は休眠し、春先、水温が上がってくると、孵化します。
 この間、容器の水をきちっと維持管理するのは大変ですし、室内で水温が上がってしまうのも問題なので、やはり水槽に沈めたまま屋外に置いて、春を待ちましょう。
東京でしたら、3月の終わりから4月の初めころ、目を凝らして水槽を観察するとヤゴが孵化して泳ぐ姿が見られるでしょう。
------------------------------------------
0803tonbo
トンボを捕まえたのが8月2日。

翌、3日。
外へ出てふと空を見上げたら。

トンボの群舞。
肉眼でもカメラでも、空を背景にしていますので、黒いシルエットしかわかりません。昨日捕まえたアカトンボの仲間かどうかもわかりませんが、この時期にこれだけの集団で舞うトンボを見るのは初めてです。どこかで成熟して、秋には帰ってくるのでしょうか。

秋、私が私的に「トンボの集会」と詠んでいる出来事が起こります。
空気の澄んだ気持のよい日、アカトンボたちが、集団で舞うのですね。

今年は、夏への旅立ちが見られましたから、秋の集会も楽しみにしています。

ナツアカネ(かなぁ)

0802akatonbo1妻が捕獲。
(我が家の前では、時々、捕虫網を振りまわしている、60代とおぼしき男女が出没します。知らない人が見たら、変、でしょうねえ。)

アカトンボ、と割り切ってしまえばそれで済ませられないこともないのですが。
なんだか、普通に見かけるアキアカネと感じが違うような気がする。
胸の側面の黒い線などがないので、まだ成熟していないのでしょうか。
0802akatonbo3
顔がね、赤いんですよ。
アキアカネって、こういう顔つきでしたでしょうか?

それで、ナツアカネなのかな?と思った次第です。詳しい方、ぜひ教えてください。
0802akatonbo2_2 じっくり撮影できたので、複眼がこんなにくっきりとらえられました。
また、白い下向き矢印の先の方に、小さく丸い単眼が見えます。
これは、左右に対称にあるはずですね。
そこへ加えて、2枚目の写真にも中央の単眼が写っていますので、計3つの単眼があることがわかります。
トンボの単眼はなかなか気づかずにいることが多いので、こんなところにあるんだな、と知ってください。(セミの単眼は単純明快に3つ分かりますけれどね。)
0802akatonbo4
妻が、「つままれた姿だけではなく、全身像も写してあげてほしい」ということで、カーテンにつかまってもらって、記念撮影。
このあと、もうひとつ「演技」をお願いしてから放してやりました。

2009年8月 7日 (金)

暑中&残暑お見舞い申し上げます

 今年、2009年の立秋は8月7日18:01(太陽黄経:135度)です。
普通、立秋というと、「日」でいいますが、細かく言うと、立秋「点」を、8月7日18:01に通過するのです。
 もうすぐですね、あと1時間くらい。これ、太陽の位置を示すものですから、「太陽暦」なんですよ。月の暦が季節からずれていくのを修正するために、必要なものです。

現「時点」=17時ちょい前、は立秋の手前ですから「暑中お見舞い申し上げます」でしょうか?湿度が高いのが嫌ですね。
立秋という日「以降」は「秋」だ、ということでしたら、「残暑お見舞い申し上げます」ですね。

お好きな方を、かかしさんからのお見舞いとして受け取ってください。

◆さて、立秋といってもまだまだ暑いのですけれど、30年間を平均した平年気温で見ますと、
東京の場合
最高気温は8月2日~9日の間が年間の頂点で、31.2℃
最低気温は7月31日~8月15日の間が頂点で、24.4℃
です。
その期間に立秋を含んでいますね。ですから、実際、立秋を過ぎれば「秋が立つ」のです。
もう日の出は遅くなりつつあり、日の入りは早まりつつあります。夕方が早く来ますでしょ。やがて、空気の透明感が増して、秋の気配が近づいてきます。

Kion
東京の今年の気温の記録です。
2月末のあたりの谷底から、今の頂点まで、一望にできます。
6月の気温上昇が鈍いのは、梅雨で、雲の蓋が覆っているからですね。
Kion2
こちらは平年値を0として、平年値からの高低だけを取り出して、少し均したグラフです。
上下を繰り返しながら推移してきて、7月半ば過ぎから低めに推移していますね。農業にはこれが痛手になりそうです。

このあとどのくらい回復するでしょうか。
また、そのうち、これらのグラフの先の方をご紹介します。

モノサシトンボ

0801monosasitonboイトトンボって、なんとなく水辺でみかける、という気がしてしまうんですが、そうでもないんですね。
これは、玄関脇に置いてある古~い簡易テーブルの机面の下の錆びた鉄棒の上。
たまたま、ちらっと動いてくれたおかげで気づいたんですが、じっとしていたら全く見逃す場所です。池からも離れているし、不思議なところで出会うものだなぁ、という感じ。
今年はモノサシトンボによく会います。来年もきっと羽化してくれることでしょう。楽しみにしています。

ササグモ

0801sasagumo1妻に呼ばれました。

クモがヨコバイの幼虫食べてるわよ、っ。

どれ、と行ってみると、ササグモのメスでしょう。ツマグロオオヨコバイの幼虫を捕まえて食べています。
キョウチクトウの葉裏です。
0801sasagumo2
立派なお腹ですね。
卵には栄養がたくさん必要です。
たくさん食べて、大きな卵を産まなくっちゃね。

この場を離れて、ちょっと移動。
0801sasagumo3
今度はボウガシの葉裏で、同じようにササグモがツマグロオオヨコバイの幼虫を捕まえていました。

腹がほっそりしたクモです。オスかな?
つかまったツマグロオオヨコバイの幼虫の顔がこっちを向いていますので、苦手な人は拡大しない方がいいかもしれません。別に残酷というわけでもないんです。こういう「めぐりあわせ」に立ち会ってしまったのです。生態系のシステムの一部を垣間見ているのです。

そういえば、最初に、妻が最初のシーンを見つけてきたのは、カマキリの餌としてツマグロオオヨコバイの幼虫を探しに行ってのことなのです。
で、食事中を邪魔しちゃ悪いわね、ちうので、それなら、ボウガシの方にもツマグロオオヨコバイの幼虫はいるよ、昨日見た、といって二人で移動した先で、また、食事中に出会ってしまったのでした。
夫婦二人して、カマキリの餌としてのツマグロオオヨコバイを探していたのですから、「残酷」な夫婦でしょ。これも、めぐりあわせ。カマキリの方に大きく感情移入していますのでね。

チャバネアオカメムシの幼虫

0801tyabaneaokamemusi1チャバネアオカメムシの幼虫です。

カネタタキが乗っていた葉の向かい側にいました。

すごくきれいな薄緑色。エメラルドグリーンといいたいような美しさ。
しかも、きれいに丸いんですね、これが。
0801tyabaneaokamemusi2
こんな顔してました。

見とれて、写真を撮っているうちに、向かいのカネタタキには逃げられてしまったのでした。

この緑は葉の緑にとけ込みますね。
保護色なのでしょう。
美しいものを見ると、心が楽しくなります。

チャバネアオカメムシの成虫をご覧になりたければ下のサイトなどいかがでしょう。

http://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_tyabaneao.htm

カネタタキのメス

0801kanetatakif1クルミの葉の上で出会いました。
カネタタキのメスです。
カネタタキに出会うのはずいぶん久しぶりのことです。

チン、チン、というオスの鳴き声は聞きますが、このごろは家の中にあまり入ってきてくれないので姿は見ず、なのです。小さな翅を立てて鳴く姿はかわいいものですが。
0801kanetatakif2
写真でお分かりのように、産卵管があるのですけれど、ずいぶん短いですね。まだ幼虫なのでしょうか。

昔見たイメージだと、もっと毛の少ないテカテカした虫のイメージがありましたが。こうやって写真で接近してみると、いっぱい毛が生えているのですね。
後脚の模様は少しカマドウマに似ているんだなぁ、と思いました。

「カネ」タタキを漢字で書くと「鐘」ではなくて「鉦」です。

かね【鐘・鉦】叩いたり撞ツいたりして鳴らす金属製の器具。
 《鐘》つりがね。また、その音。
 《鉦》小形の、叩いて鳴らす楽器。たたきがね・磬ケイ・鉦鼓シヨウコなど。[広辞苑第五版]

ですから、カネタタキは「鉦叩き」です。

ヒメハラナガツチバチ Part2

0804himeharanagatutibati1線路際。
フウセンカズラが伸びてきて花を咲かせていますので、必ず見に行って、あの小さな花に来る虫たちなど観察します。

ところで、そのフウセンカズラの下、地面から5cmくらいでしょうか、あるいはもっと近いかもしれない、「超低空」をすごい勢いで飛び回る虫がいるのです。
4,5匹が次から次へと現れては消え、消えては現れるのです。肉眼で姿を確認できるようなものではありません。
仕方ないので、地面にピントを合わせてカメラを持ち、レンズの前を通過したか、という感覚のみでシャッターを切ること10枚近く。
何とか写ったのです。
最初の写真、ブレてますが、背面の模様がわかります。
例の「悪漢面」模様ですねぇ。
なんと、この猛烈なスピードで地面近くを飛び交っているのはヒメハラナガツチバチだったのです!
0804himeharanagatutibati2
上からフラッシュを浴びせていますので、影が地面に写っていますね。
本当に地面ギリギリのところを飛んでいることがお分かりいただけると思います。
敏捷なんていう生易しいものじゃないですよ。
忍者マンガみたいなもので、高速過ぎて、見えないという虫なんですから。
0804himeharanagatutibati3
どうして、こういう低空を飛びまわるのでしょうね?

0804himeharanagatutibati4
草の中へ入ったためにスピードが落ちて、何とか少しはましな写真が撮れました。

熱い陽ざしの中、地面近くを猛烈なスピードで飛ぶハチがいたら、きっとこれです。
ぜひ、注意して足元を見てください。

ヒメハラナガツチバチ Part1

0801himeharanagatutibati1ヒメハラナガツチバチのオスです。
胸部背面の黄色い模様がオスの特徴。
私風に言わせれば「悪漢面」模様、でしょうか。

0801himeharanagatutibati2 毛深いです。
複眼の形も独特。

成虫は花の蜜など吸って生きていますが、このハチは「寄生蜂」です。
メスは地中のコガネムシの幼虫を見つけて卵を産みつけるそうです。
土を掘るためでしょうか、メスの大顎はものすごく大きくて頑丈です。

この写真はオスだからでしょうか、葉っぱの上で静かにしているところを撮影できたのですが・・・。

Part2で別の側面をお目にかけます。



2009年8月 6日 (木)

ツマグロオオヨコバイの幼虫

0731tumaguroooyokobai1ツマグロオオヨコバイの幼虫です。

腹の先端から水滴を排泄しています。
半透明の体がきれいですね。

よく見ると、腹部が透けています。

写真を横倒しにして、コントラストを上げてみました。

0731tumaguroooyokobai2 神経でも見えているのかもしれません。
すべてが半透明です。
眼だけは、光を捉えて逃がさないように、ということは、完全に不透明です。

最近、ハラビロカマキリと、オオカマキリの幼虫を飼育しています。
餌は、ツマグロオオヨコバイの幼虫やハエ。
ツマグロオオヨコバイの幼虫は見るからに「みずみずしく」ておいしそうでしょ。
今は、この幼虫を見ると、カメラを脇に置いてさっとつまんでカマキリのケースへ。
今年はオンブバッタの幼虫が少ないので、ツマグロオオヨコバイの幼虫に依存しています。
目つきが悪くなったよなぁ。
えさ、っ、おいしそ、っ、だもんなぁ。

サルスベリ

0731sarusuberi私は剪定というものを知らないので、なんとも言いようがないのですが・・・。

7月も終わりの時期に、サルスベリをこんな姿にしてしまったのですが、いいのですか?

時期が違うような気がするんですけれど。
今年の花はもう咲かないしなぁ。

白山神社は石段に手すりをつけたり、人には優しいんですが、植物や虫にはきつい環境だなぁ。
都会の神社では仕方ないのでしょうけれど、神社の森、なんて望めないのですかね。
虫がいたらもう、非難されてしまう、というようなことでもあるのでしょうか。
「命の密度」が非常に低くなっています。
狭い我が家の庭の方が圧倒的に「命密度」が高いです。

「おみやにいったらむしがいる」(福音館)なんて、昔のことになってしまったのでしょうか。
環境だ何だとかまびすしいわりに、実践は伴っていないのでしょうか。
鎮守の森はすぐれた環境だ、なんて、遠くに離れていうものなのですね。

おらは死んじまっただ

0731kohukikogane1「つぶらな瞳」のコフキコガネです。
クルミの葉についていました。
写真を撮るために葉を左手でよけて、一枚。
手を放したら大きく揺れたのですね。そうしたら
ポトリ
0731kohukikogane2
「おらは死んじまっただ」と主張しています。

脚を縮め、触覚も倒し、まったく動きません。

「擬死(thanatosis)」といいます。
捕食者は通常、動かないものを凝視し続けることはないので、有効な目くらまし効果があります。

あんまり擬死状態が長いと付き合いきれないが、しばらく見ていようと、手のひらに乗せていたら
0731kohukikogane3 そろそろいいかな?
と慎重に擬死状態が解除され始めました。
前脚が動き始めたところです。

計ったわけではありませんが、5分は経っていないでしょう。

ニヤッと笑いながら草むらへ放してやりました。

アオドウガネ

0731aodougane1クルミの葉につかまっていたアオドウガネです。

腹部の先にふさふさとした毛があります。

これの幼虫がいわゆる「根切り虫」でしょうね。園芸好きの方には「かたき」なのでしょう。
写真を撮っていて葉を揺らしてしまったら、自分で落ちました。緊急避難ですね。
0731aodougane2
歩いて行く方向がちょっとまずいので、拾い上げて木や草の多い方へポン。

これが昼のこと。

3時のコーヒーブレイクのあと、ふと外へ出てみたら
0731aodougane3
またまた、クルミの葉に「両手」でつかまっているアオドウガネがいます。

確証はありませんが、昼のアイツのような気がします。
礼を言われるほどのことはありませんが、ちょっとだけ、嬉しくなって記念撮影をしておきました。
このところ、このクルミの葉の上は、いろいろな昆虫との出会いの場になっています。
パーティー状態ですね。

アブラゼミ

0731aburazemi道にアブラゼミが落ちていました。
やくみつるさんも書いていられたと思いますが、アブラゼミは道に落ちていてもたいていまだ生きています。このアブラゼミの場合、ひっくり返りもせずに道にいて、写真を撮って手を伸ばしたら自分で飛び去って行きました。
ひっくり返っている場合でも手に持つとジージー騒いで投げると飛べることが多いですね。

道に落ちたミンミンゼミはまずたいてい死んでいる、と、やくさんはおっしゃっています。確かめてみてください。
舗装道路で拾った昆虫はできたら、土のある場所に置いてやっていただけると、土に還りやすくなります。どうか、心がけてくださいますよう。

メスジロハエトリ

0730mesujirohaetori1妻の目が肥えてきて、いろいろおもしろいものを見つけては連れてきてくれます。
今回は、白いクモがいたわよ、です。

クモについては私の方が少しだけ先んじているので、それはメスジロハエトリというんだよ、と偉そうに講釈。
0730mesujirohaetori2
ケースの壁の反射像とあわせてごらんください。
結構迫力がありますね。
ちょっと、メガネザルのイメージがないわけでもないかな。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-b02b-1.html
ここに、メスジロハエトリの雌雄の写真を載せてあります。
メスは白いのですが、オスは黒地に模様があります。
ところで、「メスジロ」と対をなすように
「オスクロハエトリ」とうのもいるそうです。まだお目にかかってないと思いますが。
この「オスクロ」のメスはというと、緑っぽくい体です。
いろいろややこしい話です。

ヤサアリグモ

0729yasaarigumo1ヤサアリグモだとおもいます。
屋外ではじっくり写真が撮りにくいと、プラスチックケースに入れて連れてきたのですが。それでも撮りにくい被写体でした。
とにかくじっとしてくれないのです。
0729yasaarigumo2
ヤサアリグモだと思うのだけれど、なんだか確定できずに、検索したら

http://mushinavi.com/navi-insect/data-kumo_ari_yasa.htm
虫ナビの写真に「幼体は赤い。」というキャプションがついていて、私が撮った写真とそっくりの写真がありましたので、ほっとしました。
頭胸部の後半と、腹部の前半が赤茶色の写真です。
上顎が大きいので、オスでしょう。
0729yasaarigumo3
顔はクモです。いくら姿をアリに似せてもね。

0729yasaarigumo4 プラスチックケースに入ってもらったメリットはこれですね。
腹面が見られました。
とはいえ、大した写真じゃないなぁ。

アリグモなんてどこか遠くの話だと思っていたのですが、目が慣れてくると結構身近にいるものなのですね。

イチョウ

0729ityou こういうこともあるんですね。ただそれだけなんですが。

幹から直接葉が出ているわけではないと思うんです。
短いけれど枝があって、そこから葉が出ているのだと思います。

植物というのは、すごい生き方ができる生物ですね。

アシナガキンバエ

0729asinagakinbaeおっそろしく反射神経のいいアシナガキンバエです。
フラッシュを光らせると、光はじめに反応して飛びあがり、シャッターが閉じてから下りてきますので、最初の位置からちょっとずれたな、と思っても、写真には写っていないことが多いのです。
太陽光のもとで、光速シャッターを切らないと静止したままの写真は撮りにくい。
この日はそういう条件ではなく、フラッシュを発光させました。
ところが、ところが・・・

アシナガキンバエにも「ぼんやり」とか「うっかり」ということがあるもののようですね。
フラッシュが光ったのに、反応し損ねた。じっと写ってしまった。
しくじった、と思ったかどうか知りませんが、次のショットではフラッシュの発光に反応しました。

なにか物思いにでもふけっていたのでしょうか?

センリョウ

0727senryou我が家のセンリョウは赤い実をつけたことがないのですが、今年は結構ながく実がついたままになっています。これが赤くなるといいなぁ、と思いながら眺めていたら、また花が咲きはじめました。

ウィキペディアで調べてみたらこんな記載がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%82%A6
部分的に引用します。

 花は黄緑色で7~8月頃に咲き、茎の先に穂状花序をつくる。花には花被がなく、雄しべは雌しべの側面から直接出る変わった姿である。果実は液果で10月頃から赤く熟し、翌年2月頃まで見られる。
 被子植物であるにもかかわらず、維管束の木部は導管でなく、裸子植物同様の仮導管から構成されている。花の構造の特殊性と共に、この植物の原始性を表す特徴と考えられる。

そうなのか。

被子植物門 Magnoliophyta > 双子葉植物綱 Magnoliopsida > コショウ目 Piperales
>センリョウ科 Chloranthaceae > センリョウ属 Sarcandra >センリョウ Sarcandra glabra

分類的にはこうなっています。
植物の進化的な系統樹のようなものについて、私はほとんど知らないのです。こりゃまた、勉強しなければならないことが増えたぞ。嬉しいことですね。

おんぶせっけん

0727sekkenこれ「おんぶせっけん」の、おんぶしている側が消える直前の写真です。

小さくなったせっけんは、そのまま使っていると水を吸ってやわらかく、崩れやすくなって、たいてい、ぐちゃぐちゃになってしまいます。
そこで、「長年の経験と技」をもって、小さくなったせっけんをおろしたてのせっけんに貼り付けてしまうのですね。すると、貼りついたせっけんも崩れることなく減っていって、この写真のような状態になるのです。
 この写真の時、ちいさなせっけんは、長い方の長さで10mm強、厚みは分かりませんが、もちろん1mmを切った、薄片になっています。
このあと、2,3回の使用で、消滅というところです。

エコだなぁ!

ぜひ皆さんもおんぶせっけんに挑戦して下さい。完全に使い切ったぞ!という大きな満足感が得られますよ。(おおげさか)

2007年12月29日 (土)付の記事でもおんぶせっけんを載せています。ごらんください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_fbe4.html


ネコハエトリ

0727nekohaetori1ネコハエトリって好きです。なんとなく愛嬌があってあまり人おじしなくって。つい声をかけたくなります。

何やら向こうをむいて動きません。
なにやってんの?と声をかけて接近して行ったら
0727nekohaetori2
これっ。
と見せてくれたのが、翅のあるアブラムシでしょうか、食事中だったんですね。
よく見ると、一枚目の写真でも、うっすらと獲物の翅が見えているのですね。
肉眼じゃぁ全然見えませんでした。
0727nekohaetori3
もうワンショットだけ撮らせてもらって、立ち去りました。
お邪魔して、折角の獲物を放棄させることになったりしたら申し訳ないことですから。

何だか擬人化しやすいクモなのでした。

2009年8月 5日 (水)

ヒメコガネ

0730himekogane1これも美しいコガネムシです。
0730himekogane2
銅板を打ち出し加工して表面に樹脂加工を施したような美しさ、です。(おおげさかな)

緑っぽい色のほかに、赤っぽかったり、紺色っぽかったり、変化は大きいようです。
フチベニベンケイの葉の上で休息していました。
フチベニベンケイの葉を食べるやつはほとんどいません。これも、休憩していただけで、食べに来たわけではなさそうです。

マメコガネ

0727mamekogane1きれいなコガネムシ。
体の縁に白い縞模様に見える毛が生えています。

害虫ということになるのですがまぁ、ここは大目に見てください。

0727mamekogane2 小型で、美しく金属光沢に輝くコガネムシです。

アメリカに移入してしまって害虫として嫌われているそうです。
アメリカでは「Japanese beetle」というそうです。
何でも食べるのがいけないんですよ。大豆やブドウも食べるんで農業害虫になってしまったのですね。
虫としては別に激しく動くわけでもなし、いたってのんびりとしか歩きませんから、簡単に捕まえられます。危険もないし、子どもの虫入門にはいいと思うんだけどな。

ツブラヒトミカワイコガネ

この題名の名前の昆虫、本名は何というでしょう?
先日読んだばかりの本から拝借した名前です。
↓これです。
0727kohukikogane1 コフキコガネです!

「やくみつるの昆虫図鑑」 やくみつる 著
     成美堂出版、2009.8.1付発行、950円

漫画家として有名なやくみつるさんですが、知る人ぞ知る、昆虫学会の理事なんですね。ご本人も新種を発見したりしていて、その筋では有名な方です。
世田谷に住んでおられて、生活の中でお目にかかる昆虫たちを取り上げて解説やエッセイを書かれたのが上の本です。で、正式な名称のほかに、自分がかってに名前をつけるとしたらこうなるよ、という私的な命名がついていて、
コフキコガネにはツブラヒトミカワイコガネという名前が奉られているわけです。

日本かわいい顔選手権優勝「コフキコガネ」
 ・・・(前略)
 極私的な意見ながら、昆虫の中でもっとも愛苦しい顔をしているのが、このコフキコガネではないかとみているのだ。つぶらな複眼(ひとみ)、愛嬌のある触覚、その先端部を開いたときには、マスカラでボリュームアップさせたマツ毛のようにも見えて、いっそう可愛らしさを増す。ここに着目された日には、それこそ奪い合いになると思うのだがなあ。

0727kohukikogane2
はい、これがつぶらな瞳、で~す。

納得していただけたでしょうか?(ナットク、ナットク・・・NHK風に)

アメリカミズアブ

0727americamizuabuガレージの床を歩いていました。7月27日です。

何気なく撮影したのですが、どうも変。
よく見ると、右の翅が縮れています。
これは羽化に失敗したのではないでしょうか。
左の翅はきれいに開きましたが、右は開ききらなかったようです。
そのためにうまく飛べないのでしょう。一生懸命走って去って行きました。
長く生きるのは難しいでしょうね。精一杯生き伸びろよ。

ところで、アメリカミズアブという名前がわかったのは、まず、これは「アブ」だというところからです。翅が1対2枚しかありませんね。前翅です。
後翅は「平均棍」になっています。見事な平均棍が写っていました。
翅が2枚なので「双翅目」というグループになっています。現在は普通は「ハエ目」といいます。
ハエ、アブ、カなどが属するグループです。

アブの仲間を探していったら、アメリカミズアブに出会いました。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-abu_amerika.htm
ここに良い写真と解説があります。
腐敗物を食べて幼虫は育つようですね。我が家にも生ゴミ・コンポストがありますから、生育条件はあります。

上のサイトに「複眼は波状の模様がある」という記述がありました。
0727americamizuabu2 上の写真の頭部だけトリミングしたものです。
複眼に模様がありますね。
これはこの種を見分ける手がかりになります。

7月29日のこと、今度はなじみの姿を写真に撮りました。

0729americamizuabu1
これです。
羽をたたんでいる姿はハチのようで、ハバチのように思っていました。
ところが、複眼をよく見ると
0729americamizuabu2
なんと、独特の模様があるではありませんか!
これは、アメリカミズアブです!

翅をたたんだ姿では翅が何対あるか見えなくて、ハチのように思っていました。
上の羽化に失敗した個体のおかげで、翅が2対ということが分かり、複眼の模様も知ったので、今回、判明したわけです。感謝します。

ところで、私のブログで誤った記事を書いてしまったことに気づきました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-99dc.html
ここで「ハバチ(の仲間だと思います)」という題で書いた記事は間違いでした。
この記事に載せた写真の昆虫の頭部をトリミングしてお目にかけます。
0710america_mizuabu
もうお分かりですね。
複眼に同じ波模様があります。
この記事の訂正は書きこんでおきました。

恥多きブログです。夏ではありますが、冷汗をいっぱいかくことよ、とため息です。

このアメリカミズアブ、前の記事でも書きましたが、触覚の動かし方が面白いんです。
左右を交互に上下に振るのですね。この動作も特徴がありますから、見かけたら確認してください。

生ごみを発酵させるというようなエコな生活をしていますと、こういう虫との付き合いも深まります。毛嫌いせず、生ゴミを土に還す仕事に励む、勤勉な益虫と感謝しましょう。

ムラサキシキブ

0725murasakisikibu1今年も紫式部の花が咲いています。

オシベは4本でしょうかね。葯がついているのがそうです。
メシベの柱頭は目立ちませんね。
0725murasakisikibu2
盛りを過ぎかかっているところで、花びらが落ちて、萼に包まれた子房が見えるのものがひとつふたつ。

0725murasakisikibu3
子房が膨らんで、実の成熟が始まったものもありました。

花の後っておもしろいですね。
http://www.hana300.com/murasi.html
によりますと

紫色の実の清楚な美しさを、平安美女の「紫式部」(西暦1000年頃の人)にたとえた。
また、紫色の実をびっしりつけることから「紫重実、紫敷き実(むらさきしきみ)」と呼ばれていたものが、いつのころからか源氏物語の作者・紫式部を連想させて「紫式部」となっていったとの説がある。 

との話です。

太陽がいっぱい

0725komorebi1表題を見て、アラン・ドロン主演の映画を思い浮かべた方は、私と同年代以上かなぁ。

東海道新幹線が多摩堤通りをまたいでいる場所です。
線路脇の保線用に敷かれた穴あき鉄板からの「木漏れ日」です。
この間、皆既日食の時に、「日食がいっぱい」という観察方法をご紹介しました。あれを引きずって、今回は「太陽がいっぱい」。
道路にうつった丸いものが、一つ一つ、それぞれ、太陽の像なのです。
0725komorebi2
ほら、こんなにいっぱい、太陽が落っこちていました。
これが日食だったら見ものなんですけれどね。

木漏れ日を見たら、思い出してください。

◆現在、家にいる2匹の猫。
上がチビ、下が1年年下のラン太。
この、チビは兄弟姉妹5匹のうちの1匹です。
兄弟に、ものすごくりりしくって、顔立ちの良いサバトラが2匹いました。
妻は、アラン・ドロンにちなんで、アランとドロンと命名しようと提案したのですが、娘はアラン・ドロンを知らなくて、なにそれ、ドロンなんて変だ、ドロンボー、ドロンジョみたいだ、といって反対。ハンサムを割って、ハンとサムにしようということで、2匹はハンとサムになったのでした。
サムはクールなやつで、物静か。ハンは甘えん坊で、大声で鳴き騒ぎ、体を立てた赤ちゃん抱っこが大好きというやつでした。「なきむしハーン」というあだ名までもらいました。
猫にも性格というものがあるんですよね、どういう風にして形成されるものなのか。不思議だ。
ヒトとネコと基本のところでは変わりないなぁ、と痛感します。お互い哺乳類だもんね。

ヒメグモ

0725himegumoヒメグモのメスです。
7月25日撮影。

巣は新しくすっきりきれい。
腹部背面の模様が特徴的。
0727himegumo
7月27日。
同じ巣です。
中央に枯葉を持ってきて、住みかというのか隠れ家にしています。
左下と右上にいる、小型で色の濃いのがオス。
メスの網にやってきて、交尾を求める態勢に入っているのでしょう。
0801himegumo
8月1日。
オスはもういません。
交尾したのか。
オスはどうなったのか。
分からないのですが、メスはこの場所で生活しています。
卵が見られるまでここにいるでしょうか?
毎日、観察しています。


ハガタキコケガ

0725hagatakikokega1ガレージのタイルにとまっていました。

ハガタキコケガだとおもいます。

低い位置でつらかったのですが、何とかカメラをさげてみました

0725hagatakikokega2
翅の真ん中より少し下に、模様がありますね。
多分これを「歯形」に見立てたのではないでしょうか。「波形」ではないと思うのですが。
そこで
「歯形黄苔蛾」でしょう。
ある程度は漢字表記も知りたいですよね。命名者が何をどう見て名付けたのかがわかりますものね。
コケガというのは、幼虫がコケあるいは地衣類を食べるので付いた名前だそうです。

一瞬、チャドクガじゃないよな、と思ったのですが、まず絶対違う、と思いなおして撮影。
すぐネット上で検索して、少なくともドクガの仲間ではないことを確認してから、もう一度見に行ったら、まだいました。少し写真を追加して、離れました。

保育園児も「おさんぽ」にくる袋小路ですから、ドクガは駆除します。これは仕方ない。
ツバキやサザンカがありますので、チャドクガがつくことはあります。
チャドクガは盛夏を挟んで2回発生時期がありますが、今年の1回目の時期は見かけませんでした。次の時期は注意しなくちゃ。

クロアゲハ羽化

0724kuroagehauka
クロアゲハが羽化しました。
このあたりでチョウの飼育は少し休憩に入ります。

カマキリの飼育に目が行きはじめまして、ハエ、オンブバッタ、ツマグロオオヨコバイの幼虫など、に目が向いています。
観察者の目から、採集者の目になってきた。視線が殺気立ってきているかもしれません。

イエユウレイグモ

0724ieyuureigumo1イエユウレイグモが糸で包まれています。

これは脱皮の脱け殻ではありませんね。

浴室内に落ちていました。見上げれば
0724ieyuureigumo2
元気そうなイエユウレイグモ。

共食いでしょうね、きっと。

餌が豊富とはいえない場所ですから。
この先、あてはあるのかなぁ。心配。適当な場所で生き延びてほしいのですが・・・。

2009年8月 4日 (火)

ツユムシ

0724tuyumusi1ツユムシの幼虫ではないでしょうか。
かなり腹部のボリューム感があるので、セスジツユムシではないと思うのですが。間違っていたらご指摘ください。
白山神社で、梅の葉にとまっていました。まだ翅が芽の状態。終齢くらいでしょうか。
白山神社は「剪定」をしたばかり。
植木屋さんが手仕事で丹念に刈り込んだという感じではないんです。
エンジンカッターをブンブンうならせて、手当たりしだい、当たるをさいわい切り落とす、といった感じの剪定で、すっかり木々は裸にされてしまいました。
いくらなんでも、こんな刈り方ありか?・・・という感じで、私たち夫婦としては、少々ムッとしていたところです。
0724tuyumusi2
そこへ、梅の木の葉っぱにツユムシときた。

おまえ、ホントは草の葉っぱの方が好きだよなぁ、と二人して同情。

0724tuyumusi3 こういう顔を見てしまったらもうダメ。

連れて帰ろう、と衆議一決(二人ですけどね)。

我が家には単子葉の草もいっぱいあります。配偶者は見つからないかもしれないのですが、この、(植物的に)荒れ果てた神社の境内で暮らすよりはいいと思うよ、というわけです。
買い物袋に入れて、連れ帰りました。
0724tuyumusi4
我が家に帰って、袋をのぞくと、アラひとウンチ、と妻が笑っています。

袋から飛び出して、ヒメクチナシの葉にとまったところを記念撮影。
すぐに、木の下へ下りてゆきました。

心行くまで「草」を食べてください。

公園も、神社や寺も、みんな下草を徹底的に刈ってしまうんだものなぁ。あれじゃ虫たちは生きにくい。でもって、鳥はかわいいというのは、変な話。アンバランスなことです。
愛鳥家の皆さん、ぜひ、虫もかわいがってあげてくださいね、でないと、鳥も生きられないんですから。

神や仏のおわします神社やお寺さん、虫も命なんですよ。命を平等に愛でてくださいね。

白山神社のカラスウリ

0724karasuuri白山神社のカラスウリです。
今年はあまり盛大に伸びていませんね。これからかなぁ。

で、この写真。左側、弦の先。
弦を伸ばしていって、何かつかまるものに先端が巻きつくと、弦を螺旋に巻いて引き寄せるのですよね。で、弦の付け根と、先端が固定されたのですから、同方向の巻き方だけで全部を巻くことはできないわけで、途中で巻き方を反転させてねじれを解消しなければなりません。その様子がくっきり写っています。
と同時に、この写真では、先端部の巻きついたものが、枯れたものだったんですね。で、ぎゅ~っと螺旋をつくって引き寄せたら、枯れていたのでちぎれちゃった。
なんだか、しっかり「握っている」ように見えます。
植物を擬人化することは少ないんですが、なんだかおかし味を感じたものですから、ご紹介します。
0724kurourihamusi
さて、しばらく見ていると、おや、クロウリハムシ。

カラスウリにクロウリハムシ。

これはぴったりです。

http://www.insects.jp/kon-hamusikurouri.htm
によりますと

頭部と胸部が赤みがかった黄色で、上翅と脚は黒いハムシ。
林縁、草原、畑と、あらゆる環境に生息し、人家周辺でも見られる普通種。
カラスウリ類の葉を好んで食べ、他にダイズ、エノキ、シソなども食べる。幼虫は地中にいて、ウリ類の根を食べて育つ。成虫で越冬する。

だそうです。
クロウリハムシはよく見かけるのですが、「ちゃんと」ウリの葉にいるのを見たのは実は初めてなのでした。

お腹が膨らんでいます。メスでしょうね。

エンジュの花

0724enju1エンジュの花がたくさん落ちていました。環状八号線の街路樹です。

えんじゅ【槐】エンジユ:(ヱニスの転) マメ科の落葉高木。中国原産。幹の高さ約10~15メートル。樹皮は淡黒褐色で割れ目がある。夏に黄白色の蝶形花をつけ、のち連珠状の莢サヤを生ずる。街路樹に植え、材は建築・器具用。花の黄色色素はルチンで高血圧の薬。また乾燥して止血薬とし、果実は痔薬。黄藤。槐樹。「槐の花」は<季語:夏> 。[広辞苑第五版]

昨シーズンは全然実がなりませんでした。
その前のシーズンにはたくさん実がなって、鳥たちがいっぱい食べに来ていましたのに。
今年は、花はいっぱい咲いています。実はなるでしょうか。
0724enju2
いかにもマメ科の花ですね。

もう落ちた花ですからいいだろうと、花弁を指先で花弁をちぎって中を出してみました。
0724enju3
なるほど。
スイートピーやエニシダなどの花と同じ姿が出てきました。

マメ科の木、というと、なんだか、「ジャックと豆の木」を思い出す私です。
豆って「草」のような気がして。

マメ科の木を検索したら
エンジュ、ニセアカシア、ネムノキ、フジ、ヤマハギなどが出てきました。
そういえば、そうなんだ。マメ科の木っていっぱいあったんだ、といまさらながらに思う私でした。無知。

モノサシトンボ

0723monosasitonbo1モノサシトンボの産卵です。

メスは腹を曲げて、藻の茎に産卵している様子。

オスは腹端でメスの頭の付け根のところをつかんでいますが、自分は羽ばたいていませんから、メスに支えられているのかな?メスも大変だ。
0723monosasitonbo2
産卵は一休み。
オスは自分の精子で受精した卵を産んでもらうために監視しているということでしょうか。

0723monosasitonbo3 上の写真の直後、オスは離れてそばに止まったのですが、メスはひとりで産卵を続けました。

こうなると、茂った藻を捨てられなくなっちゃうんですよねぇ。小さな池なのに、大変だあ。(楽しみでもありますが)

クロモンキノメイガ

0723kuromonkinomeiga1クロモンキノメイガというのだと思います。

多分「黒紋黄野螟蛾」だと思います。

http://www.jpmoth.org/Crambidae/Pyraustinae/Udea_testacea.html
によりますと
ツトガ科(Crambidae)> ノメイガ亜科(Pyraustinae)だそうです。
また、幼虫の食草は

アブラナ科:ダイコン、セリ科:パセリ、マメ科:ダイズ(※KD)、インゲンマメ、アズキ、ササゲ、セリ科:セロリー(※ZN)、スミレ科:アオイスミレ、アリアケスミレ、キク科:フレンチマリーゴールド

とありましたから、まあ、我が家のそばに現れても不思議はないようです。
0723kuromonkinomeiga2
こちらの写真の方が「黒紋」のようすがわかりやすいでしょうか。

思えば、蛾の種類も知らないなぁ。
奥が深くて、踏み込んだら迷路ですね。

普通種と遊んでいるのが私らしくていいなぁ。

カラスウリ

0723karasuuri
カラスウリが成長しています。
種を頂いて播いたものです。
5月にも芽が出た、とご紹介しました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-d54f.html

今は鉢植えで、簡単な行燈仕立てにしてあります。
これからどうなるのか、分かりません。花を見られるといいな。
まだ花芽はないようです。さて、どうなりますやら。

ハマナデシコに・・・

0723hamanadesikoariハマナデシコの花にアリが頭を突っ込んでいます。

これはおそらく蜜を吸っているのでしょう。

あまり花粉を運んでいる感じもしませんが、でも、アリの丹念さを考えるときっとかなりの花粉を運んでいるのではないでしょうか。
0731kurourihamusi1
これはクロウリハムシが花に頭を突っ込んでいるところ。

0731kurourihamusi2 でも、よく見ると、なんだか蜜を吸っているのではなく、オシベの花糸か、メシベの花柱かを食べているみたいですよ。

脚に花粉がついているようにも見えますが、メシベなど食べてもらっては困りますね。
いろんな昆虫がやってきているようです。

チビドロバチ

0723chibidorobati初めて見るハチです。
とても小さい。5mmを超えて1cmには満たない。
池の縁のビニールシートのところにいました。
何をやっているのか、水が必要な行為なのでしょうが・・・。

腹部に微妙なくびれがあります。黄色い模様とそのくびれで、チビドロバチだろうと決めました。
かわいいですよ。
成虫は花の蜜を飲むようですが、幼虫を親が世話して、「親バチがモモハムグリガなどの幼虫を狩ったものを巣内で捕食」とありました。(「虫ナビ」から引用。)
小さいけれど
ハチ目 > スズメバチ科 > ドロバチ亜科 > チビドロバチ
ということで、スズメバチ科なのでした。
スズメバチ科のハチといっても怖がらなくていいですよ。アシナガバチだってスズメバチ科だし、相互不干渉でいれば、わざわざ巨大生物「ヒト」を襲うことはありません。
そっと観察していればいいのです。

オオシオカラトンボ

0722oosiokara7月22日。
池に立てた棒の先端にとまるオオシオカラトンボ。

翅を下げて、全体が山のような形になっているこの姿勢は、ほぼ完全な休息。この日以後、見かけなくなったな、と思っていたら1週間後
0729oosiokara1
同じ個体かどうかは分かりません。
でも、また来てくれました。

この日はことのほか穏やかな気分だったらしく
0729oosiokara2
望遠レンズを使わずに、マクロレンズのままで、こんな近くまで接近することを許してくれました。
くつろぎの表情です。

今年はトンボの抜け殻が少ないようです。去年は大型のトンボが次々と羽化したのですが、今年は端境期かな。

メスとペアを組んで我が家の池に産卵してくれますように。

アオスジアゲハの卵

0722aosujiranこれ、クスノキの若い葉っぱに産み付けられたアオスジアゲハの卵です。

メスチョウは、前脚で葉の味をみて、自分たちの種の食草であることを確認してから卵を産む、ということは知っています。

でも、どうやって、それが新芽やごく若い葉であることを知るのでしょうね。
見ていると、ひらひらと飛来して、さっと葉に近寄って腹を曲げ、産卵してすぐ飛び離れます。視覚で確認しているのかなぁ。
ヒトが三原色で色を感じているのに対して、アゲハチョウなどは五原色で世界を見ているようです。色彩世界はヒトより豊かなのだと思いますが、分解能が少し低いような気もするしなぁ。

孵った幼虫は若くて柔らかい葉をちょっぴりかじって、小さな粉のようなウンチをします。
終齢幼虫になると、少しくらい枯れかかったような硬い大きな葉でも食べます。パリパリ、バリバリ音を立てて食べます。直径5mmもあるようなデカウンチをします。

この成長はすごい。
例えば、3mmだった幼虫が3cm=30mmになれば、相似形で成長したとして体の体積が1000倍にもなるんですよ。体重増もそんなものでしょう。

かれらの成長に立ち会うことは、「何の役にも立たない」かもしれないけれど「純粋な喜び」です。
無償の喜び、というやつを楽しみませんか?

アゲハ羽化

0721agehauka今年はずいぶんいっぱい羽化していきます。

もう出たくなって羽ばたいているところを撮っていますので、写真としてはあんまりいいアングルを狙っているわけにはいきません。
暴れすぎて翅を痛めては困ります。

写ってりゃいい、という写真を1,2枚撮ってすぐに放してやります。

朝日新聞の天声人語に「珍しい」話が載りました。(太字は私が付けました)
2009年08月03日(月)付    
[天声人語]

 待っていた坊やが今年もやってきた。とは言っても人間ではない。わが家の鉢植えミカンに姿を現した柚子坊(ゆずぼう)のことだ。葉っぱと見まがう保護色も鮮やかな、アゲハチョウの幼虫をそう呼ぶ。
 芋虫、と聞いただけで総毛立つ人もいる。蝶(ちょう)よ花よの成虫にくらべ、幼虫の人気は散々だ。その芋虫も、柚子坊と呼べば愛らしい赤子のように思われてくる。わが柚子坊は、すでに葉を何枚もむさぼり、健康優良児よろしく丸々と肥えている
 柚子坊が1匹育つのに、何十枚も葉を食べるそうだ。何年か前に、1本だけだったミカンが派手にやられた。そこでユズやハッサクを増やした今なら5、6匹は養える。それでも果実は育つから、収穫の楽しみもある。
 〈二つ折りの恋文が、花の番地を捜している〉と蝶をなぞらえたのは、『博物誌』のルナールだった。のどかな春の蝶のイメージだろう。片や炎天に影を落として舞う夏のアゲハは、身を焼くかのように情熱的で美しい。
 わけても日盛りの黒アゲハは神秘的だ。その姿を、宙を舞う喪章にたとえた人もあった。幽明の境をひらひら飛ぶ。そんな想像だろうか。精霊の戻り来るお盆の頃にふさわしい、飛翔の姿かもしれない。
 さて、わが柚子坊である。羽化まで今しばらく、鳥たちから逃れなくてはならない。あの大きな目玉の模様は敵を威嚇するためにあるらしい。それを見て徳川夢声は「団十郎のような立派な目」と驚いたそうだ。武運つたなく餌食(えじき)にならぬよう、名優の威にあやからせたい。案じつつ願いつつ、夏の日がゆく。

朝日新聞一面の有名なコラムですから、そこにこのように「愛らしい柚子坊」と取り上げてもらえたことは嬉しいことです。

チョウを飼うなら先ず食草から、なのです。
我が家でもアゲハを呼びたいのでキンカンやナツミカンを育て、アオスジアゲハを呼びたいのでクスノキを育てているわけです。
我が家の金柑坊や夏蜜柑坊、楠木坊たちは元気いっぱいに旅立って行きました。
この楽しさを知ると、病みつきになりますよ。
街で見かけるチョウチョたちと知り合いになった気分。世界の見え方が変わってしまうんですから。
ぜひ、どうぞ。
マンションのベランダででもできます。お楽しみください。

(パセリやニンジンをプランターに植えれば、キアゲハがきます。)

コエビソウ

0720koebisou1コエビソウの「口の中」。

何回見ても、不思議な花ですね。
シンプルな方が私の趣味ですが・・・。
0720koebisou2
花びらが落ちたあとが面白いということに今年気づいてしまったので、少し遅れた写真です。
メシベの柱頭が見えているのではないかな。
不思議な格好の花弁がなくなると、それなりにシンプルな構造なんだなということがわかります。

ジョロウグモ

0720jorougumo1クモの本体にはピントが合っていません。

手前のものを見ています。

これ脱皮の抜け殻ではないかと思うのですが・・・・
抜け殻を自分の網にくっつけておくものなのかどうか、よくわかりません。

それとも、獲物?
獲物にしては、糸によるぐるぐる巻きが少ないような。
0720jorougumo2
こちらが本体。

糸を出す出糸突起が写っています。
結構腹側にあるものでしょ。

この網のぞばにもう一匹。
0720jorougumo3
いつまで、並んで網を張っているのか、わかりません。
何もなくても場所を移動することがよくありますので。

いる限りはちゃんと見ていてやろうと思っています。

2009年8月 3日 (月)

アメリカザリガニ

0720zarigani17月20日の六郷用水跡散歩の最後の写真。
ザリガニです。わかるでしょうか。
水面の反射が写り込んでいますが仕方ない。
この六郷用水跡の水路は、人工的に水流が管理されていて、時々止まって、ときどきドーッと流れるのです。
0720zarigani2
水が流れてきたところ。
ザリガニも流されないように必死のようでした。
ところで
0720zarigani3
ザリガニの眼も複眼です。

「エビの複眼の個眼は四角い」ということを去年もこのブログでご紹介しました。
下がその記事です。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-5956.html
ここでは、ホームページに載せた写真へのリンクなどもしてありますから、関心のある方は見に行ってください。

今回、この話を蒸し返したのは最近の読書のためです。

日本比較生理生化学会 編 動物の多様な生き方 シリーズの①
見える光、見えない光
     担当編集委員:寺北明久・蟻川謙太郎、共立出版、2009年4月刊
という本の
     第1章 光と感覚、1-4複眼という眼、1:複眼の構造、
の中で、連立像型の複眼と重複像型の複眼の解説があります。
 連立像型というのは、個眼がつくる像がデジカメの画素のようになって、全部を連ねると対象の形が分かるタイプです。
 重複像型というのは、複数の個眼に入射した光が一つの場所に焦点を結びます。光を集める効率は高いのですが、像の分解能は低いようです。
 その重複像型複眼の中にもさらに、屈折型と反射型と放物面型という3つのタイプがあります。
 その反射型 という重複像眼の説明を引用します。

円錐晶体にレンズ機能はなく、その周囲にグアニン様分子を含む構造が蓄積して反射層をつくることで、光が1つの感桿に集まるようになっている。原理的には、屈折型重複像眼とほとんど同じである。たいていの複眼では個眼面が六角形だが、反射型重複像眼では正方形である。エビ類、ヤドカリ類がこれにあたる。

というわけです。
複数の個眼に入射した光が反射によって一カ所に集められるわけですが、光を導く円錐晶体の側面で反射を繰り返しながら中へ入っていくわけです。
互いに向き合う面で反射していくわけですが、その場合、六角形より正方形の方が効率が高いということになるのかもしれません。
Hansya 正確ではありませんが、光の進路のイメージです。反射の回数が増えると暗くなってしまいます。なるべく少ない回数の反射で光を感じる細胞に到達できることが望ましいのです。それが、正方形ということなのではないでしょうか。また、正方形の場合、隣の面との角度が90度ですから、隣の面との間で反射が起こっても、光が広がってしまうということがほとんどないだろうということも想像されます。それは効率がよいということでもあります。

書籍の中では、正方形であることの有利さの説明などはなかったのですが、ただ、もう50年も抱え込んできた疑問に、一つの答えが見つかって嬉しくて仕方ありません。

エビ類の複眼は反射型重複像眼であって、このタイプの複眼の個眼は正方形である、ということが分かりました。
いやぁ、嬉しい。そうなんだぁ、

椿の実

0720tubakiこれ、椿の実です。
ちょっといわくあり。

今年の3月に鮮烈な椿の写真を載せました。
下がそれです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-dddc.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-396e.html

一つの花が紅白に咲くという、面白い椿です。多分、トランスポゾンがらみだと思いますが。

で、この紅白咲きの椿の実なのです。

十分に熟しきっているけれど、まだ落ちない、というタイミングを狙っていました。
落ちたらすぐ、お寺さんの方で掃除をしてしまいます。何せきれいに掃除の行き届いた場所ですから。
で、落ちる直前のをいただいてまいりました。

さて、これを播きます。
実生で椿を育てようというタクラミです。
花が咲くまで生きているかいなぁ。そっちの方が問題だな。
動く遺伝子がらみだと思いますので、種から育てた場合、どのような花になるかは全く予想がつきません。
ま、夫婦の老後の趣味、とお笑いください。
やってみます。

オリヅルラン

0720oridururan1オリヅルランの花が咲いていました。

0720oridururan2
オリヅル「ラン」という名はもらっていますがランではありません。
花を見れば明らかですね。
3数性の構造。

おりづる‐らん【折鶴蘭】ヲリ :ユリ科の常緑草本。南アフリカ・マダガスカル・インドなどに二百余種が分布。細長い葉を叢生、鉢植とする。伸びた茎の先の新株が、折鶴に似る。クロロフィツム。[広辞苑第五版]

ユリ科ですね。オシベが6本です、葯がついてるのがそう。
花弁6枚に見えるのは、きっと、花弁3枚と萼3枚なんでしょうね。
0720oridururan3
この写真の右の方につぼみが、上から見たような状態で写っています。三角っぽい形でユリのつぼみに似ています。
メシベは、先っちょが細くなって、なんとなく構造がありそうですがよくわかりません。
0720oridururan4
この写真で、花の左は、多分花が終わって、花弁が落ち、子房が膨らんできている状態だと思います。

一時、このオリヅルランがはやった気がします。最近つるした状態で見ることは少ないのですが、ここでは地面に生えて頑張っていました。

スズメ

0720suzume2これも、亀さんの写真を撮った足元。

スズメがいました。最近、スズメが減ったというような話を耳にしていましたので、このあたりではそう減ったとも思っていないのですが、写真を撮ってみようという気になったのです。
で、撮った写真ををチェックしていたら
0720suzume1
こんなショットがありました。
時間的にはさっきの大潮からの写真より先に取った写真です。

スズメに意識が行っていて、トンボには気づいていませんでした。
このトンボはこのあと、スズメに襲われることなく(あるいは、逃げて)、先ほどの手摺の上に移動したものと思います。

昆虫にとって鳥は恐ろしい敵です。
ということで、実はあんまり鳥が好きではない、かかしです。
あんまり虫を食べないでほしいなぁ、といつも思う次第です。

オオシオカラトンボ

0720oosiokara1亀と反対側をみると、トンボが一匹止まっています。

じっとしていて動きません。

妻がしゃがんでそっと指を出すと
0720oosiokara2
それでも、じっとしています。
翅がぼろぼろだわ、と妻が言います。
上の写真をもう一度見てください。
右の前翅の先が破れています。
あんまり積極的に飛び回りたい気分じゃないのでしょう。
そのまま、指先で脚をつまめば、素手で捕まえられるのですが、そんなことはしません。
長く生き延びてください。

腕立て伏せ

0720kame1ミシシッピアカミミガメです。

妻が突然、亀が腕立て伏せしてるよ、と笑うので、ナンダァ、と見ればこれ。
この姿勢でじっと「甲羅干し」なんです。
0720kame2
後ろから見ると、こう。

引っかかっているというか
疲れないんですかね。

この隣に、大きなかめがいて、そいつは片脚まであげて前脚2本+後脚1本で体を支えているのですが、この小さな亀は、「手」2本ですねぇ。
なんとなく、けなげといいますか、笑いを誘う眺めでした。

フヨウ

0720huyou1このフヨウの写真を撮ろうというのが私の、オニユリのムカゴをとろうというのが妻の、この20日の二人の散歩の最初の目的だったのです。

やっと、掲載する順がきました。

0720huyou2
花はみんなカップ状に上を向いていて、中は覗かせてくれませんでした。
0720huyou3
ピンクがきれい。

この道を通るたび目を楽しませてくれます。

ハナミズキの実

0720hanamizuki1これ、ハナミズキの実です。
ハナモモの実を見たついでに、すぐ先にあるハナミズキはどうなっただろう、と見に行ったら、こうなってました。

4月に、ハナミズキの花をご紹介した時の写真をご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-0973.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-0e7e.html

小さな花が集合しているのを、見ていたんですねぇ。でも、なんとなく一つの花みたいな気分でいた。
そうしたらこれです。
0720hanamizuki2
これからどうなるんでしょう?
全部が熟して膨らむのかなぁ。
また、宿題が増えてしまった。
容量低下中のわが記憶力で保持しておけるかなぁ。
忘れなければまた見に行きますが・・・。

ハナモモの実

0720hanamomo1六郷用水跡の水路。

ハナモモの実が膨らんでいました。

花の方は4月の末ごろにご紹介しました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-dff1.html
ここです。
0720hanamomo2
以前からこのあたりを時々歩いていたはずなんですが、実に気づかなかったのはうかつ。
花は派手派手しいですから、まず、見落とすことはないのですけれど。

本当に「桃」の形なんですね、当たり前か。
熟したらとってみたいと思うけど、散歩する人みんなそう思うだろうから、たぶん無理でしょうね。

桃の実が、六郷用水をどんぶらこっこどんぶらこ、と流れて行って、我が妻が拾ってくる、ということはないかなぁ。

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ