蜘蛛の囲
2009.7.27付 朝日俳壇より
蜘蛛の囲に身を反らしたる若さかな:(芦屋市)田中節夫
若さの持つしなやかさ、反射神経の鋭さが、うらやましいなぁ。
瞬間的な状況に反射神経で対応できるんだよなぁ。
もうダメ。
あっ蜘蛛の巣だとわかっていても(老眼だから蜘蛛の巣なんて見えない、というほうが適切か)、止まれないで、突っ込んで、顔じゅうに網を貼り付けて、眼鏡にまで蜘蛛の巣プリントして、ぶつぶつ、見えない糸を拭う羽目になる。
そういう年です。情けない。
若いって、すごいことですよ、まったく。
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