白木位牌
2009.6.29付 朝日歌壇より
歪まぬよう白木位牌を書く時は鉛筆で線中央に引く:(三原市)岡田独甫
高野公彦 評:僧侶も人知れぬ苦労がある。
位牌はやはり、手で書かなくてはいけないでしょうから。曲がるのも「味」でしょう、とも思うけど。
でも、ということは、あとで消しゴムでその線を消すんでしょうかね。想像すると、なんとなくおかしみを覚えますね。
職業上の秘密、というやつでしょうね。
とあるお寺で、卒塔婆を書く、毛筆プリンターというのが設置されているのを見つけて笑いました。
名前などを入力すると、独特の字体で卒塔婆を自動的に書いてくれるのです。いいでしょう。
檀家の法事をパソコンで管理する、というのはもう、大分昔からやっていますよね。
私が位牌なんか書いたら、もうミミズが散歩したような字になって、誰も読めなくて、とても有難味が増すと思います。すごいですよ、我ながら。
こんな字で黒板に書きなぐっていたのだから、生徒は優秀だったなあ、読めるんだもんな私の字が。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
コメント