一瞬の涼
2009.7.20付 朝日歌壇より
一瞬の涼被らんと保護帽に水を満たして置く昼休み:(東京都)津和野次郎
佐佐木幸綱 評:炎天下で仕事する作者。「一瞬の涼被らん」が切実である。
命がけです。今年もすでに炎天下での作業中の熱中症が発生しています。
服を二重にして風を強制的に流す服とか、水冷の服とか、開発されたようではありますが、コストが高いのでしょうね。行き渡るというわけにはいきません。
人の命を大切にする経済活動に向かわなければならないのに・・・。現実は・・・。
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