烏賊
2009.7.27付 朝日歌壇より
浅場にて麦の穂ほどに育ちたる烏賊が深場へ落ちゆきて夏:(中央市)前田良一
馬場あき子 評:烏賊の成長とともに来る夏の感覚に風土性がある。
佐佐木幸綱 評:いよいよ本格的な夏の到来をうたう。「麦の穂ほどに」がユニーク。
私ってホントに無粋。この歌を「レポート」のように読みました。
何イカかは知らないけれど、浅いところで麦の穂程度まで成長すると、夏の頃になると、深いところへ去っていくのか。そういう習性があるなんて知らなかった。これで、イカの種類までわかると楽しいな。
と。
知らなかった「行動」を知ることができて、嬉しかったです。
イカの種類、内緒で教えてください。
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