君との未来
2009.6.29付 朝日歌壇より
どうしよう、どうしようって言いながらもう決めている君との未来:(京都市)敷田八千代
この作者の近詠を並べます。
2009/04/20
私たちのための夜なり木屋町へ卒業式を終えて繰り出す
明日からは社会人となる君がいてネクタイを選ぶ私がいて
2009/05/04
二週間ぶりにあなたと会う夜の京都 晶子になった気分で
2009/06/08
謝るにはもう遅すぎて今朝君が作っていった味噌汁を飲む
どれも俳歌倉でも取り上げました。
非常に物語性の強い歌を詠まれます。これからの物語の展開はどうなっていくのか。
目を離せない歌人になりました。
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