寝息
2009.7.6付 朝日歌壇より
出勤の息子は九十三歳の我の寝息を確かめて行く:(東広島市)水越龍郎
{佐佐木幸綱、高野公彦 選}
高野公彦 評:作者の苦笑が目に浮かぶ。
「苦笑」ですか、それともありがたいことだと「感謝」ですか。
寝ていると思って、起こさないように寝息を聞きに来て、そっと出かけて行く。
やっぱり、感謝のような気がするなぁ。
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