ネコジャラシ
ネコジャラシなんてあまりにも当たり前で気にしてなかったのですが、花が咲いていますよ。
ネコジャラシはイネ科ですから、なるほど、稲の花と似ていますね。気づいていませんでした。
ところで、ネコジャラシとエノコログサ。どっちが本名なんでしょう?
ねこ‐じゃらし【猫じゃらし】
①江戸時代の帯の結び方の一。猫をじゃらすかのように、帯の掛けと垂れとを同じ長さに2度結んで垂らしたもの。
②(穂で猫をじゃらすことから) エノコログサの異称。<季語:秋>[広辞苑第五版]えのころ‐ぐさ【狗尾草】
イネ科の一年草。各地の路傍の雑草。高さ20~40センチメートル。葉は線形で互生、下部は鞘状に茎を包む。夏、緑色の犬の尾に似た穂を出す。近縁種も多く雑草となる。エノコグサ。ネコジャラシ。莠。<季語:秋>[広辞苑第五版]
「えのこ」は「いぬのこ」で「狗児=えのころ」だそうです。
仔犬のしっぽ、と思うと、また別のかわいらしさが沸き起こりますね。
英語では、Foxtail grass = 狐のしっぽ草 というらしいです。それもいいですね。
基本的にはエノコログサのほうが本名なんでしょうね。
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