アオスジアゲハの羽化
妻がアオスジが羽化しそうよ、といいました
アオスジアゲハの蛹は緑色なのですが、羽化の前には、内部の翅の色が透けて黒くなります。
さらに、直前になると、蛹の皮膚と翅が今まで密着したいたのが離れるんでしょうね、透明感を失って、白っぽい濁りが生じます。
その状態がこの写真です。
8時過ぎ。
羽化しました。
まだ腹が太いですね。
翅も完全には展開しきっていません。
夕方、4時過ぎまで静かにしておきました。
もう完全に飛び立つ態勢です。
なんというか、姿がくっきりしてますでしょ。
飛びたいよ、といっていますので、元気でね、と大空へ。飛んで、飛んで、ぼろぼろになるまで飛んで、次の世代を残してください。
フラッシュの光がはいってしまいましたが、
水滴のようなものが点々と見えますね。
青い色の水滴です。
これがアオスジアゲハの蛹便です。
翅の展開に翅脈に送り込んで、余った分です。
空を飛ぶには体を軽くしたいですから、余分な水は捨てます。
実は蛹の殻から抜け出たときにも、かなり大量の水を蛹の殻に捨てて行っているのです。
この写真、下から3節くらい、水がたまっているんですよ。
これだけ余分な水を持っていると、環境が乾燥しても十分な余力がありますね。
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