マンガン記念館
2009.6.29付 朝日歌壇より
亡き友の遺しし「マンガン記念館」閉館の記事小さく載りぬ:(大阪府)金忠亀
{佐佐木幸綱・永田和宏氏が選ばれました}
「マンガン記念館」というものを知りませんでした。調べてみたら
丹波マンガン記念館は1989年(平成元年)に開館して20年、朝鮮人の強制連行や被差別部落の人が働いた歴史、じん肺の歴史などを故人の力で維持・展示してきたのだそうです。
初代の館長が、歌の作者のご友人だったのでしょう。
日本社会の「非寛容な空気」はますますきつくなってきているように思います。きゅうくつですね。
どうか、人と人の「間」=人間(じんかん)が、ゆるやかに、穏やかに、寛容なものになりますように。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
コメント