オシロイバナ
黄色いはなびらのように見えるのは「萼」で、花の付け根の萼のように見えるのは「苞」です。ややこしい花ですね。
花粉がずいぶん大きいですよ。なんだか、魚卵みたいでおいしそうな気もしてしまいます。
こちらは道ばたで咲いている赤いオシロイバナ。
葯や花糸の色も花の色とコオーディネイトしてるんですね。
今の時点ではこの2色が咲いています。
そのうち、白や紅白の斑入りなどが咲き始めるでしょう。
ウィキペディアを検索したら
英語ではFour o'clock、中国語では洗澡花(風呂に入る時間から)、煮饭花(夕飯の時間から)などと呼ばれる。
とありました。「4時」というのは知っていましたが、風呂に入ったり、夕飯を食べたり、どこでも夕方の花として認識されているんですね。
また、
夜間に開き花筒が長いので口吻の長い大型の夜行性鱗翅目でなければ吸蜜は困難である。日本のオシロイバナでは主にスズメガが吸蜜し、送粉に関わっている。
ともありました。なるほど。
花が終わるとすぐに実が熟し始めます。そんなにスズメガが精を出しているのかなぁ。なんだか、別の小型の昆虫が潜り込んでいるということはないのかなぁ、とも思いますが、現場を押さえたことがありません。
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