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2009年7月 1日 (水)

チェルノブイリ

2009.6.29付 朝日歌壇より
林檎の木燃え殻のごとき葉をつけてチェルノブイリに汚れ実れり:(浜松市)松井惠
 馬場あき子 評:チェルノブイリ原発事故は世界に原発管理の警鐘を響かせたが、すでに二十三年の時間が経った。林檎はどのような実をつけているのだろう。「燃え殻のごとき」の比喩に作者の不安が反映している。

2009年4月15日付の朝日新聞の記事にこんな記述がありました。

  ウクライナ非常事態省の調査団に同行して、チェルノブイリ原発を訪れた。史上最悪の原発事故を引き起こした4号炉では、炉を覆う「石棺」の新たな補強工事が終了。ただ、国際協力による放射線遮蔽(しゃへい)ドームは建設予定が遅れ、周囲では依然、強い放射線が観測された。
 約300メートル手前から眺めた原発は、4号炉をすっぽりと覆う「石棺」と呼ばれるコンクリートのパネルの周囲に、真新しい黄色の鉄骨が組まれていた。
 老朽化が進んですき間が拡大した石棺が崩壊し、放射性物質が周囲に飛散するのを防ぐため、ウクライナとロシアが共同で実施した振動防止の補強工事という。04年に作業が始まり、昨年完成した。「大惨事の可能性もゼロになった。今後15年は心配ない」と広報担当のスタニスラス・シャクステロ氏は胸を張った。
 現在、日本を含む各国の支援で原発の建物全体を覆うドーム(幅約257メートル、長さ150メートル、高さ約108メートル)の建設をフランス企業が進めている。当初09年と見込まれた完成予定は12年に延びた。
 26日で事故23周年を迎える原発周辺の放射線は強い。同省職員が持つ放射線測定器が鳴り続ける。1時間あたり8マイクロシーベルトあまり。すぐに人体に影響があるわけではないが、通常の100倍ほどだ。

まだまだ影響は残り続けるようです。
原子力というものを人間はまだコントロールしきれません。廃棄物の処理もままならないままに、原子力発電が二酸化炭素を出さないからというので増やしていこうという姿勢には疑問を感じます。

地球の温度というものは、太陽からのエネルギー入力と、地球が冷めていく熱の放出との釣り合いの中にあります。
エネルギーが必要だからといって、原子力発電を増やせば、当然発熱量が増えるわけで、温室効果ガスを出さないということが本当だったとしても、地球の発熱量を増やすのですから、当然温暖化に寄与します。
初歩的なことだと思うのですけれど。

生物としてのヒトのあり方に根本的な変化が必要なのでしょう。

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