小鹿
2009.6.29付 朝日俳壇より
小鹿ゐるまた小鹿ゐる天城かな:(熊谷市)内野修
金子兜太 評:小鹿の繰り返しで景がひろがる。天城懐かし。
この句はぜひ声を出して読んでください。
あ、小鹿だ、あっまた小鹿だ、という時間と空間の順次の展開が、読むという時間展開と重なって、楽しくなります。なんだかうれしい句です。
好奇心がつよいからなぁ、哺乳類の子は。あれが可愛いんですよね。
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