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2009年7月 8日 (水)

昼寝

2009.7.6付 朝日俳壇より
蝶笑ふ声かと覚むる昼寝かな:(東京都)をゝさわ英幸
 長谷川櫂 評:さざめくようにか、怒涛のようにか。「蝶の笑ふ声」とはおもしろい。

少年の我と別るる昼寝覚:(横浜市)簀戸徳彦
 長谷川櫂 評:眠っているうちは少年、目覚めれば、今の自分。さらりとした別れ。

自分だけとり残されて昼寝覚:(旭川市)大塚信太
 稲畑汀子 評:昼寝から目覚めて一人であるのを知った作者のとまどい。

内容的にはほぼ同じなんですね。睡眠中と覚醒時の「落差」を詠んでおられる。
短時間の深い睡眠は夢を記憶しやすいのでしょうか。

わたし、ほとんど夢の記憶というものを持たない人間でして。ああ、なんだか、夢を見ていたようだな、と思うことはあるのですが、内容を思い出せたことがない。

そういえば、もう何年も昼寝ってしたことがないなぁ。

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崩彦俳歌倉」カテゴリの記事

コメント

かかし先生も夢を覚えていらっしゃらないのですか。実は私もなんです。同類の方がいらして安心しました^^; 主人は良く覚えているんですよ。この差は何なのでしょうか。因みに主人は寝言も言います。

私の場合、ただの「深寝人」なのでしょう。
高校時代の修学旅行でも、おまえ部屋の電気がついてるのによくまあ、ぐっすり寝てられるなぁ、とあきれられておりました。
四季折々、ひたすら眠い。健康優良じいさん、です。
視覚的な記憶を持つタイプなんですが、夢の記憶はとんとないんですね。不思議です。

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