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2009年7月 2日 (木)

蝶々結び

2009.6.29付 朝日歌壇より
見た目より蝶々結びはすぐ解ける口先だけの言葉のように:(筑紫野市)岩石敏子

詠まれた内容そのものは了解できます。
巧言令色鮮矣仁(巧言令色、鮮なし仁)と似た内容として理解してよろしいでしょうか。
美しい姿の結び目だが、口約束のようにすぐほどけてしまう、と。新しい視点ですね。
それはそれとして。

結び目、というものにはいろいろありまして。
簡単に結べて、しかもまず絶対にほどくことは不可能だという結びもあります。糸と糸を小さなこぶで結ぶ独特な結び方がそうです。でも、これはこれで、ほどけませんから、もしほどきたかったら、切り離すしかない。

私が結構気に入っているのは、二本の糸を、互いに相手を一重に結び、引っ張るんですね。この結びは引っ張りには非常に強い。で、ほどく気になれば意外と簡単。引っ張ることが目的ならお薦めの結びです。

他にも、いろいろの結びがあって、その結びごとにその性格があります。
蝶結びは形を見せる結び。簡単にほどけるからこそ使い勝手が良い、ということもあるかもしれません。

ものとひとは使いよう。
ゴルディアスの結び目、という話もあります。
結ぶこと、ほどくこと。自在に使い分ければよいのです。

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