ジョウロウグモ(でしょう)
ジョロウグモの幼体だろうということでご紹介した、あのクモです。
こうやって、フラッシュで網を光らせると、すごいことになっていますね。
ジョロウグモって円網を張るんじゃなかったっけ?
これじゃあ、不規則網じゃないの、と言われそうです。
「日本のクモ」という本によりますと
樹間、草間に目の細かい円網を張る。網は主網と、その前後に糸を引きまわしたバリアーと呼ばれる網とで三重構造になっている。
とありましたので、そうなのか、と横から見てみました。
ホントだ。
3枚あります。
なるほどねぇ。
これを正面からすかして撮ると重なって見えて不規則網みたいに見えるんですね。
幼体が張った比較的小さな網でしたので横からショットが撮れました。
面白いものです。
「動物の生き残り術」という本に
コガネグモ属やジョロウグモ属のクモの網には、こしきの前後の空間に、糸が不規則かついろいろな方向に張られていることがある。これは狩りバチなどの接近を防ぐ障害物として機能すると考えられており、補助網(barrier web)ととばれる。
こういう記述を見つけました。
狩りバチが侵入しては困る、しかし餌の小昆虫はかかってくれないと困る、難しい選択があるんですね。
そうなんだぁ。
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