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2009年7月 2日 (木)

2009.6.29付 朝日俳壇より
どこへでも行く蟻不意に向き変へて:(松戸市)高瀬竟二
 大串章 評:不意に向きを変えて走り出す蟻。なるほどどこへでも行けそうである。

蟻のエサの探索行動です。ある小さな領域をランダムに探し回る、で、ダメなら少し離れたところへフイと移る。そうしてそこでまた小刻みにランダムに探し回る。
そういう行動を繰り返しながら餌を探しているのです。
いったんエサが見つかると、道しるべフェロモンをつけながら、巣へ戻る。すると、他のアリは、そのフェロモンをたどりながら、エサに向かう。
ほぼ一直線にフェロモンがついていたとしても、その直線をジグザグにたどりながらエサに向かいます。他のアリたちもフェロモンをつけますので、エサがあるうちは道しるべフェロモンは濃く存在します。ところがエサがなくなって、アリが行かなくなると、フェロモンは揮発性物質なので、揮散して道しるべは自動的に消えます。
そうでないと、巣の入り口付近は道しるべだらけになってしまって役に立たなくなりますからね。

まったく、アリさんの勤勉ぶりはすごいです。花を見つけて見に行くと、必ずアリがきています。ランダムに探査しているのでしょうが、実に緻密なものです。

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