枇杷
2009.6.22付 朝日俳壇より
唇に残りし枇杷の甘さかな:(静岡県)松村史基
稲畑汀子 評:果物の甘さは種類によって独特なものがある。枇杷が熟れて食べ頃になると甘くて美味しい。唇に残った甘さのあと味を楽しむ作者。
私の悪い癖。選者にかみつきたくなる。
稲畑氏の「評」、これ、なにか意味のあること言っていますか?
句の内容の繰り返しでしかない。こういうのは、トートロジーではないですか?
トートロジーは意味を生まない、何も言わないことに等しい、のではないですか?
テレビのニュースなどで、「専門家」と称する人が、コメントすることがありますが、かなり多くの場合に、音としての言葉は発していても、意味の欠如した音の羅列でしかないことがあります。ん?今この人、何か言ったか? いや~何も言わなかったみたいよ。という会話が私ども夫婦の間ではよく交わされます。
句に重ね合わせることで新たな深い意味を読者に与えてくれるような評をお書き頂きますよう。
(きつい言い方でもうしわけありません。平身低頭。)
お口直しに。
我が家のビワです。
上品にはならないキズものですが、味が濃い。
商品にはない、酸味と甘みの共に濃い味がブレンドされた味です。
今年はずいぶん長く楽しめました。
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