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2009年6月24日 (水)

フォルテッシモ

2009.6.22付 朝日歌壇より
悲しくて泣く訳じゃない透明なフォルテッシモが目に滲みただけ:(八王子市)川嵜和香葉

先日、テレビの音楽番組を見ていましたところ、絶対音感を持った方が、「この おと が好き」という感覚があるといっていました。
相対音感の私は、このハーモニーが好き、ということはありますが、ある一つの名前で呼ばれる「この おと」が好き、ということはありません。
そのような音感を持った方は、ある楽器のある強さで、好きな音ただ一つが送り出されただけで、胸をうたれるということもあるのでしょう。

ただ一音で空間を構築して聞く人を魅了し去る、ということは、演奏家としても、きっと、無上の喜びになるのでしょうね。

私の場合では、大学時代、ジャズを聞いていて、アルトサックスのある音が、背筋を走りあがっていって、ゾクゾクっとした経験があって、以来、ジャズ・ファンです。
小さなジャズ喫茶で時折行われる生演奏がたまりませんでした。




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コメント

フォルテシモと聞くとどうしてもハウンド・ドッグの歌を思い出します。かかし先生のお好みではないと思いますが、私は結構お気に入りなんですよ。

 ♪~愛がすべてさ今こそ誓うよ 愛をこめて
    強く 強く~

これはサビの部分です。大友康平さんが唄うのでカラッとしていて元気が出ます(笑)。

CDを持っているとか、録画して見るとかいう意味ではハウンド・ドッグに親しみがあるわけではありませんが、曲を耳にしたことはありますよ。80年代に中学生の娘といろいろ当時の「ロック」を聞いていました。

ピアノの鍵盤を一つ叩いて、心を突き刺すのはかなり難しそうですが、サックス、フルート、尺八などのひと吹き一音で心をくしざしにすることはできると思いませんか。

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