あざみ
2009.6.14付 朝日俳壇より
無防備に歩きあざみに刺されけり:(熊本市)永野由美子
私の世代だと「あざみの歌」という歌はポピュラーでしょう。「抒情歌」です。ラジオ歌謡だったのかな?
で、実際のアザミを知ったのは高校生のころ。花はイメージを裏切らなかったのですが、痛かったなぁ。
田圃の畔で咲いているのを見つけて、これなのかぁ、と感慨にふけったものでした。「恋に恋する」といった、今ではもう、気恥しい年齢でした。
しかしまぁ、あれ、摘もうとすると痛いですね。畦でしたし、男なのでジーパンでしたから足を傷つけることはなかったですが、野原をスカートで脚をむき出しにして歩いたら擦り傷だらけになりますね。
懐かしい思い出です。
「こころの花ぞのに 咲きしあざみの花」が美しくていいですね。
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