アゲハ孵化(1)
アゲハの卵です。妻が見つけてきました。5月25日でした。
(アゲハかクロアゲハか、その辺は分かりません。)
直径1mm程度の小さな球形です。
よく見ていただくと、葉と何か粘着性のものでくっつけられていますね。
産卵時に、卵だけを押し出すのではなく、粘液に包んで葉に押し付け、落ちないように安定させるのでしょう。
アゲハの腹部先端には一種の「眼」があって、明暗を感じ分けることができます。(光受容器といいます)。
オスの場合は、交尾器が完全にかみ合うと光が漏れてこなくなり真っ暗になったことを感じて交尾が始まります。
メスの産卵行動では、前脚で葉を叩いてその味を確かめます。(食草であることを確認。)
その上で、産卵管が十分に突き出されていることを光受容器からの信号で確認し、さらに、機械感覚毛が葉に接触すると、葉に触れたことが確認できて、産卵をします。
その結果が、上の写真。
すぐに孵化しなかったので、これは孵化できないのかな、と思って眺めていましたら・・・
5月28日。
色が変わっています。11時半ころでした。
12時20分過ぎ。
白っぽさがなくなっています。
これは孵化の準備が進んでいるのかもしれない、と思いました。
卵殻に穴が開いています!
中から殻を溶かす消化液のようなもので溶かしたのでしょうか?
やったね!
出てくるぞっ!
« コクロヒメテントウの幼虫 | トップページ | アゲハ孵化(2) »
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
コメント