アゲハ
現在、5、6匹の幼虫を飼育中です。
いろいろ重複も起こるかと思いますがご容赦を。
この色合い、クロアゲハかな、とも思っています。
この段階ではまだ確実じゃないんです。アゲハとクロアゲハの幼虫はとてもよく似ている。
齢を重ねて、大きくなってくるとそのうち分かります。
小さいうちは、食べる量も少ないし、ウンチも細かいんですが、終齢くらいになると、多少枯れかかったような葉っぱでも、パリパリ音を響かせて食べますよ。ウンチもコロンコロンと大きくなる。
ごく大雑把な話。3mmだったものが3cm=30mmへと、体の形が相似形のままで長さが10倍になったとしますね。すると、単純化すると、体重は10×10×10=1000倍になるんです。
すごいでしょ。3kgの赤ちゃんが3トンになるような成長なんですよ。
幼虫という時代は、ひたすら大きくなることだけに専念する時代。
もう、歩く消化管だ、という学者もいるくらいです。
ただひたすらに食べて、成長します。
蛹の時代に体をつくり替えて成虫になると、次の世代をつくることが仕事。メスは卵に栄養を持たせますので、成虫になっても大量の栄養が必要ですが、オスは遺伝子を渡せばいいんでして、生きていられるだけの栄養でいい。場合によっては、何も食べないという昆虫もいるくらいですね。
生きるということの実相を深く考えさせられることなんです、昆虫と付き合うということは。
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
コメント