放浪記
2009.6.1付 朝日歌壇より
林芙美子を二千回生き華やげど「放浪記」とは寂しき言葉:(ホームレス)公田耕一
朝日歌壇はしばらくの間、公田氏の投歌に「はしゃぎすぎ」ました。
「ホームレス」ということの、タイムリーさが「新聞歌壇」に衝撃的だったからでしょう。
このところ少し落ち着いてきたかな、と思っております。
「ホームレス」というのは、氏の「今のあり方」であって、「歌のあり方」ではありません。
生活は厳しいと存じますが、歌は歌として吟味・評価されるべきでしょう。
これからも、この鋭い視線が何を貫くのか、味あわせてください。
◇昔の大学闘争時代の落書き「最も低く位置する者が、最も遠くを撃つ」
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