放浪記
2009.6.8付 朝日歌壇より
大笑いややぎこちなき森光子「放浪記」二千回八十九歳:(鳥取市)山本憲二郎
永田和宏 評:二千回ということで森光子も緊張気味だったのだろうか。かすかなぎこちなさへの注意深い目。
森さんご本人は、まだまだ続けるおつもりですが、年齢が忍び寄っていることも確か。
ひょっとして、その年齢が演技に影響したのではないか、と詠われたのではありませんか?
年を取ればしなやかさは失われるもの。どこかに「やめどき」というものもあるのかもしれません。
(私、演劇には全然趣味がなくて、放浪記もまるっきり知らなくて、ただ推測で申し上げているだけですので、単なる一般論だとお受け取り下さい。)
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