日本武
2009.6.8付 朝日俳壇より
白鳥の日本武や風薫る:(宇治市)森田房子
よけいなことで、俳句に親しまれる方ならみなさんご存知のことだとは思うのですが・・・
「日本武尊」を「にっぽんぶそん」と読むとか、「金色夜叉」を「きんいろよまた」と読んでしまうとか・・・。
昔の冗談です。
「日本武尊」は「やまとたけるのみこと」ですね。で、最後、死んで白鳥になって飛び去っていく話もご存知でしょう。古事記と日本書紀では少し記述が違ったと思いますが。
「倭建命」も「やまとたけるのみこと」ですよね。
風薫る、というと五月の初めころを指す季語ではないですか?
白鳥が北へ旅立つのはいつごろなのかな。4月ころ、という気がしていましたが。
少し、ずれがあるような気がして。
清々しい気分はよく伝わってきます。その点は文句なしですが。
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