クモとシャクトリムシ
5月23日、朝、妻がエニシダのところにシャクトリムシがいる、と教えてくれました。
見に行ってなるほど、なんというシャクガなのかな、と思いましたが、写真は後でいいや、と思いその場を離れました。
10時過ぎ、カメラを持って行ってみると・・・
わっ
です。
シャクトリムシがササグモにつかまっつぃまいました。
急いで妻を呼ぶと、シャクトリムシの方を先に見つけたものですから、シャクトリムシの方に感情移入していて、ちょっぴりムッとしています。
私はと言えば、シャクトリムシのゆったりした動きをササグモがどういう風に見つけて餌と認識して捕まえたのかが気になりましたが、それは分かりません。
大きな獲物ですねぇ。食べきれるんでしょうか?
12時過ぎにまた見に行きました。
シャクトリムシの体の半分くらいがしぼんでいます。
見ていると
「手」で、器用にシャクトリムシの長い体を手繰り寄せ、まんなか近くに持ち替えました。
私たちが例えば、垂らしたロープを両手で手繰り寄せる、といったあの動作とほとんど同じでした。
ですから「手」でとしか言いようがありません。
1時半頃。
いろいろと、持ち変えては、中身のあるところを探して吸収しているようです。
そういう食べ方をするんですねぇ。小さな餌でなくて、こんな長いものをつかまえてしまっても、ちゃんと対応できるんですね。すごいものです。
4時20分。
見に行ったら、シャクトリムシの体はもうどこかに落としたらしく、ササグモだけがいました。
主観的なものかもしれませんが、いかにも満腹、という風情ですね。
メスかな。この際、ちゃんと、立派な卵を産んでほしいものです。
なんだか、緊張の一日でした。いろいろな光景が目の前に展開されていきます。
すごいものを見せてもらっています。楽しいという言葉は少し違うのかな、でも自分の生活や認識が深まっていくという日々ではあります。
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