トラフムシヒキ
トラフムシヒキという結構大型のアブです。
見かけたのはビヨウヤナギの葉のところです。
肉食性のアブです。
2枚目の写真ではハエ目の特徴である平均棍も写っています。
胸ががっしりしていて、腹は細いという感じですね。
この2枚の写真を撮った時点では、トラフムシヒキしか認識していませんでした。
今、ゆっくり写真を見れば、何か別の昆虫の触角が見えていますね。
現場での私の感覚は、やけに動かない、というものです。
かなり近づいてシャッターを切っていますから、敏感な昆虫は気にして姿勢を変えたり、飛び去ったり、するようなレベルまでいっています。
なのに、じっとしている。どうしたんだろう?とそっと葉をひねるようにして後ろ側を覗いてみると
(苦手な方はサムネイルのままにしておいてください。拡大しないように)
獲物を抱えて食事中だったのです。こういう場合は、よほどの危険を感じない限りは逃げません。
捕まったのはハバチの仲間でしょうね。腹部が黄色いというのはカブラハバチの仲間か、チュウレンジバチの仲間か。
こういうものすごい光景にも出くわします。
もともとカマキリ大好きおじさんですから、こういうことには慣れっこですが、肉食性のアブの食事は2回目かな。以前、シオヤアブの食事を見たことがあります。
胸部の頑強さは獲物をとらえて逃がさないためのものなのでしょうね。
ひねった葉を、可能な限りゆっくりと、揺らさないように戻して、この場を離れました。
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