« クルミ | トップページ | ハハコグサ »

2009年4月27日 (月)

スギゴケ

0415sugigoke4月15日の胞子体です。

この状態でもうほとんど変化がありません。

胞子をばらまいた後の姿でしょうか。

私たち動物は、通常の体をつくる細胞では遺伝情報を2セット持っています。卵や精子では減数分裂によって1セットに減らして、受精するとまた2セットになります。2セット持っている状態を2n、1セットのときをnと表示します。

さて、スギゴケノ胞子体の先端の部分は蒴といいますが、この胞子体は2nの細胞でできています。ところが、胞子体が立ち上がっている基の部分は雌性配偶体といいますがこれはnです。nの雌性配偶体の卵に、nの雄性配偶体からの精子がやってきて受精し、2nの受精卵ができ、その卵から成長してきたのが胞子体なのです。

胞子体の蒴からでる胞子はnで、その胞子から雌性と雄性の配偶体ができます。

ということで、通常スギゴケとして私たちが目にしているのは遺伝情報がnの細胞でできていて、雌性配偶体にくっついて依存した形で立ち上がってきた胞子体が2nであるという、動物の常識からすると、ちょっと違う生き方になっています。

じっくりご覧ください。

« クルミ | トップページ | ハハコグサ »

植物」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ