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2009年4月 8日 (水)

女は強くなれるけど

2009.4.6付 朝日歌壇より
いくらでも女は強くなれるけど強くなるほど何故か哀しい:(横浜市)滝妙子
 永田和宏 評:確かに真理を衝いていよう。自立し自覚的になればなるほど、特に女性の場合はその孤独感は深い。

 永田さんは、理系の大学教授ですし、女性研究者が置かれる立場の厳しさへの理解も深いと思います。ですから、評で「その孤独感は深い」と書かれたのはそのような理解の上でだと思います。
 アメリカの大統領選挙で「ガラスの天井」ということが言われました。ヒラリー・クリントンさんにも破れなかった天井です。ひびを入れることはできた、とおっしゃいましたっけ。

 ただ、私がここでふと思うのは、そういう社会的な意味合いの中での「孤独感」の「哀しさ」なのかな?という点です。
 私は強くなってしまった、これが本当に私なの?
 強くなることで私の中の何かが崩落していったのではないだろうか。
 強くなるということは、実は弱くなることでもあったりするのですね。しなやかさを失ったのではないか、しぶとさを失ったのではないか、気を張るばかりでゆとりを失ってしまっているのではないか・・・なんだか大事なものを失ってはいないだろうか・・・

哀しい

と。

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