萬葉歌
2009.3.30付 朝日歌壇より
萬葉歌唱へつつ歩む少女あり鞄に揺るるキティのリボン:(市川市)栗坪和子
万葉集が生きている、ONである、ということを見事に表現しきっていますね。「キティ」ちゃんが。
古事記や風土記に埋め込まれた「うた」を読むと、人間ってかわらないんだよなぁ、って思いますよ。
万葉だけでなく、こういう古代日本の歌を読みやすく紹介してくれる試みはないものですかねぇ。
宮廷のみやびな歌より、庶民の歌が楽しい。時代は違うけれど、梁塵秘抄とか、江戸の川柳なんかも面白いです。
「崩彦俳歌倉」カテゴリの記事
- 榠樝(2021.02.01)
- オオスカシバ(2020.10.06)
- 猫毛雨(2020.04.20)
- 諏訪兼位先生を悼む(2020.03.25)
- ルビーロウカイガラムシ(2020.01.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント