雨滴
2009.3.2付 朝日歌壇より
雨滴落つ紡錘体ならず高速のカメラで撮れば美(は)しき球体:(名古屋市)諏訪兼位
諏訪先生の好奇心の自由闊達さに敬意を表します。
歌の中にも、評にも出てはいませんが、これはおそらくNHKが放送した番組をご覧になったのでしょう。大台が原に降る雨を主役にした番組でした。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/081130.html によると
2008年11月30日の放送の「NHKスペシャル」で
雨の物語 ~大台ケ原 日本一の大雨を撮る~
こういう番組があったのです。
「今回、番組ではウルトラハイスピードカメラや気象観測専用ジェット機など最新の撮影技術を駆使して、これまで肉眼では見ることができなかった雨の姿を捉えた。一滴一滴、きらめきながら落ちていく雨粒の不思議な形。」
これをご覧になったのだと思いますね。
私自身は番組本体はみませんでした。番組の紹介だけ少し見ました。きれいでしたよ。
雨粒に叩かれるたびに、当たる雨粒の衝撃で胞子を吹き出すホコリタケの映像もおもしろかったです。
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