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2009年3月28日 (土)

がやがやと

2009.3.23付 朝日歌壇より
がやがやと授業にならぬ教室が「きいてやれよ」の声で静まる:(石岡市)武石達子
 永田和宏 評:騒然とした教室に教師もお手上げ状態。生徒の側からの一声に救われるが、「きいてやれよ」には不甲斐ない教師が憐れまれているようで心境複雑。

かつて教師だった私の感想は永田氏とは少し違います。
最初からある種のテクニックとして、一切口をきかず、静かになるのをただ「立ち尽くして」いるかのように見せるのですね。ある種の演技です。そうこうしているうちに、気恥ずかしいから「きいてやれよ」くらいのぞんざいな口調で鎮めにかかる奴が出てくる、そういうやつを引きだす、そんなテクニックですね。あるいは、騒々しさを放置したままひたすら板書を続ける。すると、やがて、さすがにマズイか、と生徒たちも思い始める。いろいろやるんです、教師も。

結構危ういけれど、おもしろいものです。まるっきり効果のない生徒集団もあるし、叱るよりきつく効果が出る生徒集団もあるし、いろいろあります。
どうしても静まらなければ、強烈な説教をかませてしまうし、うまく静まったら、へぇ、お前ら結構気がいいじゃん、とおだててみせる。
いろいろ、その場その場で出たとこ勝負。授業はライブなんです。
毎年毎年、違う生徒を相手にして、同じ授業ができるわけないでしょ。

やっぱり大学の先生には分からないかもしれませんね。

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