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2009年3月18日 (水)

卒業

2009.3.16付 朝日歌壇より
学問が我を変えると信じたる四年間なりきもうすぐ卒業:(京都市)敷田八千代
 馬場あき子 評:いよいよ卒業を迎える。学生歌人からも卒業。ひたすらな学問の道から得たものに対して、歌詠むことによって得たものもなかなかよい宝だったと思う。

 どうも「卒業」というと「おえる」ということに力点がおかれ、「わかれ」ということに対してハイテンションになりがちです。
 「学生歌人」からは「卒」業でしょうが、これだけの感性と力量をもつ方が、「歌人を卒業」するとは思えません。どういう社会的状況に入られるかは存じ上げませんが、その位置における歌人としてスタートを切られるのではないでしょうか。
 「なかなかよい宝だった」などと過去形を使うのはいただけませんね。現在進行形でいきましょうよ。

「学生時代に『歌詠むことによって得た』珠玉をこれからも美しく磨いていただきたい、その道程をぜひ読み続けたいと願う」

 こんな感じのコメントでいかがですか?

◆女子高校生は「卒業」とか「お別れ」という言葉に過剰に反応して「ハイ」になりがちです。
わたし、あの、ハイになっちゃった彼女達が苦手でしてねぇ。卒業式にはまず列席したことはないのですが、その後、校内を、サインやら何やら求めて走り回る彼女たちに遭遇しないように、隠れ、逃げ回っていました。卒業式は休暇を取ってしまうことも、教職歴の後半では多かったですね。
 そんなことでハイにならず、今後の生き方の中で学生生活で得たものをじっくり育て、発酵させ、熟成させてもらえば、それが教師としては最高なんですけどねぇ。




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