黄塵
2009.3.9付 朝日俳壇より
黄塵の昨日を洗ひくれし雨:(大分市)佐藤富士男
稲畑汀子 評:春の偏西風に乗って日本に運ばれてくる中国黄土の砂は、毎年春になると難儀する。しかし自然は有難い。雨が降って黄塵を洗い流してくれたのだ。
そういう時の雨は、できればかなりの大雨であってほしいですよね。半端な雨に降られると、ひどいことになる。かえって泥をひっかけられたような状態になる。
車の汚れで、そういうことは経験しますね。
降るならいっぱい降ってくれぇ。
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