ギャラメコ、ヒンカチ
2009.3.16付 朝日歌壇より
寒くとも薪割る日々は楽しけり雀、ギャラメコ、ヒンカチ、目白:(香川県)山原啓三
佐佐木幸綱 評:作者が住む土地では、ムクドリをギャラメコ、ジョウビタキをヒンカチと呼ぶという。
これは註がなければわからない。ネットで検索すると一応出てきますが、つらいな。
選者の「評」とは別に、「註」の欄をつくったらどうでしょうね。そうすると、方言を生かした歌なども作りやすくなる気がしますが。
日向で、鉈を振るって薪割りでしょうか。お陽さまは、すべての生き物を包んでくれますからね。
◆大学生の時、母の実家へ秋に遊びに行ったら、その冬、一冬分の薪を割ってくれと頼まれて、朝から晩まで、薪割。腕が張りましたね。
昔子どものころ囲炉裏があった場所に、薪ストーブが置いてあり、風呂も薪で沸かしてたし、まあ、生の火を操る生活でした。最近では生のむき出しの火がなくても生活できるようになってきましたが、なんだか、「生きる力」の低下みたいな気もしないわけではないですね。
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