春の吹雪
2009.3.9付 朝日俳壇より
一日を春の吹雪の大暴れ:(札幌市)岩本京子
長谷川櫂 評:春の吹雪の吹き荒れる札幌の街。もう春と思うだけで、冬の吹雪とは違って、どこかしら華やか。
私は北国の生活を全く知らないので本当は何も言えないんですけれど。
本当に、もう春だと思うと、吹雪に華やかさを感じるものなのですか?
分からなくて、ブログ読者の方の、多様な読みを引き起こしたくて、掲載しました。
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母が新潟出身なので雪の話はよく聞きました。吹雪は特に恐ろしいようで、自分の家の前で亡くなっていた方も居るそうです。それくらい何も見えなくなるそうですよ。春になると気が緩むからもっと怖いかも知れません。雪国の人はとても華やかとは思えないでしょうね。でも、この句は少々ユーモアがあるので、分かりませんが・・・。
投稿: 桔梗 | 2009年3月12日 (木) 19時30分
はじめまして。
いつも写真、俳句の解説をとても楽しく読ませていただいています。
北海道に住んでいて、雪は好きですが、春になっての吹雪は悲しくなります。
ひとそれぞれ感じ方は違うのでしょうけど、土が現れ草の芽も小さな虫もそろそろ、という、わくわくドキドキしている時に激しく降られると結構ショックなものです。
冬にはどんなに大荒れになっても、家の中は暖かだし、平気なんですけどね。
投稿: 花と虫 | 2009年3月13日 (金) 00時40分
なるほど。構えが緩んできたところへの一撃は厳しいのですね。
我が家に隣接したJRの土地でこの一週間、工事がありました。積もっていた落ち葉が全部掃除されてしまいました。越冬中の昆虫や小さな生き物たちがきっとたくさん処分されてしまってでしょう。それを思うと、かなりショックで、悲しくなりました。辛い一週間でした。
投稿: かかし | 2009年3月13日 (金) 10時12分