ミミナグサ
おや、こんなところにもハコベがやってきたのか、と何気なく写真を撮ったのですが・・・
変だなぁ、花の姿はとてもよく似ています。でも、花弁の切れ込みが浅い。
花弁5枚ということが、明白に分かります。
切れ込みの少ないタイプのハコベというのもあるのかなぁ。と思いましたが。
これはハコベではないですね。
雑草図鑑をみると、同じナデシコ科で「ミミナグサ」というのがあります。これは在来草。
オランダミミナグサというとてもよく似た帰化植物もあります。
葉の形がミミナグサは「やや細く先はとがる」、オランダミミナグサは「ほぼ楕円形」だそうですので、ミミナグサではないかと考えています。
みみな‐ぐさ【耳菜草】(葉の形がネズミの耳に似るからいう) ナデシコ科の越年草。田畑・路傍に普通。茎は高さ約20センチメートル、全株に細毛があり、春から夏に白色5弁の小花を開く。若葉を食用。都会地では、欧州産帰化植物の近似種オランダミミナグサが多い。枕草子131「つめどなほ―こそあはれなれ」[広辞苑第五版]
枕草子にも出ているんですねぇ、知らなかったぁ。
足元の草ですが、一度ちょっと顔を寄せてご確認ください。
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