春眠
2009.3.23付 朝日俳壇より
春眠や猫つついても抱いても:(御殿場市)佐藤澄美代
長谷川櫂 評:猫も春は眠たいもの。何をされても目を覚まさない、猫という春眠のかたまり。
春は「春眠暁を覚えず」といいますから、眠いですねぇ。
夏はほら、昼間の暑さに疲れ果て、ぐっすりと、眠いですねぇ。
秋は、「灯火親しむの候」ですから、本を開いていると、すぐウトウト。眠いですねぇ。
おまけに、涼しくなってきたら夏の疲れがどっとでて、眠いですねぇ。
布団をかけても蹴飛ばさずにすむし、快適で、眠いですねぇ。
冬は、布団でミノムシ。ぬくぬくと、眠いですねぇ。
年がら年中、猫と一緒に、眠いですねぇ。
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