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2009年3月11日 (水)

兜虫色した弦楽器

2009.3.9付 朝日歌壇より
兜虫色した弦楽器より生まれくるブランデンブルグ五番聴く朝:(網走市)安田達郎{馬場あき子 選}
流氷の接岸の日は凍てきびし触れしギターの弦共鳴す:(網走市)安田達郎{佐佐木幸綱 選}

「兜虫色した弦楽器」って、バイオリンかあるいはビオラかチェロか、ですよねぇ。
二つ目の歌を呼んで、ギターじゃないよなぁ、と迷いが生じました。ギターだったら「飴色」くらいじゃないかなぁ、と思うんですがいかがでしょう。

私はクラシック音楽がほとんどダメで、ジャズを本拠地として聞いています。楽器で会話したり闘ったり、掛け合いやったり、そういう即興性が大好きなのです。

そういう意味では、バッハのオルガン曲は聞いていて楽しい。あの巨大なパイプオルガンと格闘しながら、即興的に展開されたりしていくのは壮絶なものですね。
室内楽で4,5人で、互いの目を見あいながら演奏するのも楽しめます。

川井郁子さんというバイオリニストがいらっしゃいます。この方のバイオリンは素敵です。のびやかで余分な装飾性のない、素直でいて激しい演奏です。
で、普通は「兜虫色した弦楽器」を弾いていらっしゃるのですが、今年初めて「ガラスのバイオリン」の演奏というものを聞きました。

川井郁子 at カーネギーホール2008 ~新世界~
というライブアルバムの中にあります。
「宵待草」をガラスのバイオリンで演奏しています。
普通のバイオリンのような、深みというのか、音の重層性は少ないのですが、その分、ノスタルジックな、こもった、モノクロームな雰囲気の音がでます。

バイオリンが嫌いでなかったら、聞いて損はしません。
川井さんの1stアルバムの題名は「レッド・ヴァイオリン」。
ライブアルバムにも”レッド・ヴァイオリン”と題する曲もあります。(恋のアランフェス)
赤いヴァイオリン。なんだかドキドキしませんか?

兜虫色した弦楽器がいいですか、レッド・ヴァイオリンはいかがですか?

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